信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】12/19は中重量級祭り!デビッド・モレル、カルロス・ゴンゴラ、ズルド・ラミレス!!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

今週は、海外ボクシング最終週。

なんだかんだで非常に興行が多い週ですね。

日本時間12/18(土)は、ウズベキスタンのタシュケントでイスラエル・マドリモフとミシェル・ソロ。WBAスーパーウェルター級のエリミネーション・バウトですが、アンダーカードにウズベクボクサーたちが出場することも相まって、非常に興味深い。

そして日本時間同日、カナダではアルツール・ベテルビエフがマーカス・ブラウンを挑戦者に迎えた統一タイトルの防衛戦。これは非常に楽しみですね。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

さて、その翌日となる日本時間12/19(日)、駆け込んでいるかのように多くの興行がある日です。そのほとんどが日本人が絡むことの難しい重量級の試合となっているため、日本での話題は少なめに思いますが、この(日本時間での)土日はかなり「当たり」の週だと思います。

ということで今回は、日本時間12/19(日)に開催される、3つの興行をプレビューです。

12/18(日本時間12/19)イギリス

ジョセフ・パーカー(イギリス)29勝(21KO)2敗

vs

デレック・チゾラ(イギリス)32勝(23KO)11敗

今年5月、戦った両者の再戦です。前戦はパーカーがスプリットの判定で勝利でしたが、チゾラは初回にダウンを奪ったこともあり、判定を盗まれたと声だかに叫んでいました。

すでにわかったもの同士、今回の接戦が予想されます。目新しさは、ないですね。

前回のパーカーvsチゾラは、アンダーカードにドミトリー・ビボルが出ていました。そして今回も、このメインよりも興味深いのがセミファイナル。

 

カルロス・ゴンゴラ(エクアドル)20勝(15KO)無敗

vs

レローネ・リチャーズ(イギリス)15勝(3KO)無敗

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スーパーミドル級の台風の目になりうるボクサー、カルロス・ゴンゴラ。素晴らしいディフェンススキルを持っており、攻めればジャブは美しく、パワーもあります。

2020年12月にはゴロフキンの後継者と目されていたアリ・アフメドフ(カザフスタン)との全勝プロスペクト対決を逆転KOで勝ち上がり、その後格下のクリストファー・ピアルソン(アメリカ)を難なく8RKOで退けています。

マイナー団体(の中では最も権威のある)IBOの世界王者であり、32歳という年齢ながら非常に身体能力が高く、期待値は充分です。

対してリチャーズも、どちらかというとディフェンシブなボクサーで、カウンターパンチャー。こちらは巧さが際立ちますが、KO率の通りややパワーレスか。

 

ちょっと大切に育てられてきた感じがあり、今回のゴンゴラ戦は大きなテストマッチと言えます。

どちらもサウスポー、良いディフェンス技術を持っており、スピードのあるボクサーですが、戦い方がややディフェンシブな面もあるので、お見合いみたいな展開にならなければ良いですが。。。

パワーに勝るゴンゴラがプレスをかけて、素晴らしいノックアウトを見せてくれる事を期待しています。

放送・配信

この興行は、DAZNで生配信です。日本時間12/19(日)AM3:00〜ですね。イギリスの興行は、いつもメインがAM7:00頃のような気がしますが、アンダーカードの状況によってはわかりません。

↓DAZNはこちら

DAZN

 

 

12/18(日本時間12/19)ミネアポリス

WBAレギュラー世界スーパーミドル級タイトルマッチ

デビッド・モレル(キューバ)5勝(4KO)無敗

vs

アランテス・フォックス(アメリカ)28勝(13KO)2敗1分

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スーパーミドル級には4団体統一王者、カネロ・アルバレスが君臨しています。しかし、この階級にはまだ「レギュラー」王者が生き残っている状態ですね。

カネロはカネロで、2階級上のクルーザー級での世界タイトル獲得を模索している状況であり、このスーパーミドル級の4つのタイトルはその試合のあと、返上してしまうかもしれません。そうすれば、WBAで唯一の王者になるのがこのデビッド・モレル。

実際、このボクサーはプロになってたった5戦。戦った相手も世界のトップボクサーではないので、まだ証明されていない部分が非常に多いボクサーでもあります。そもそも知らない人も多いかもしれません。。。

プロ3戦目でいきなり世界挑戦(暫定王座)して初戴冠、その試合のみが判定ですね。

ボクシング大国、キューバ出身、しかも23歳と若い。キューバから亡命してきたボクサーというのは、ある程度年を取っているのが通例な気がしますが、このモレルはなんと非常に若いのです。これは今後のスーパーミドル級のキーマンとなりうるボクサーですね。

 

これまでの試合はYoutubeでみていますが、基本圧勝なのでまだ底が見えません。非常にアグレッシブで、良いボクサーだと思います。

フォックスは2017年にデメトリアス・アンドラーデ(アメリカ)に挑戦したボクサー(判定負け)で、2019年にはリアム・ウィリアムス(イギリス)には5RTKO負けを喫しています。

その後、スーパーミドル級に階級を上げていますが、およそトップボクサーとは言い難い。

ここはモレルの快勝を期待したいところです。

 

放送・配信

この興行は、注目選手たちがこぞって登場しますね。スーパーライト級では12戦全勝5KOのリチャードソン・ヒッチンズ(アメリカ)、元WBA世界スーパーライト級暫定王者、19戦全勝10KOのアルベルト・プエリョ(ドミニカ共和国)、セミファイナルにはライト級、10戦全勝6KOのホセ・バレンズエラ、等々。アメリカではFOXスポーツで生中継で、残念ながら日本での放送はなし。

イギリス、オーストラリアではFITE.TVで中継される、ということなので、VPNを使えばこの興行はFITE.PPVで購入可能ですね。

VPNはこちら

12/18(日本時間12/19)

ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)42勝(28KO)無敗

vs

ユニエスキ・ゴンザレス(キューバ)21勝(17KO)3敗

ヒルベルト「ズルド」ラミレス。元WBO世界スーパーミドル級王者で、42戦して未だ無敗。2016年4月に獲得したタイトルは、5度防衛のあと、2018年12月の試合を最後に返上、そこからライトヘビー級を主戦場として戦っています。

イメージ的には序盤に強く、中盤以降は安全運転をしてしまい、圧倒した場合でも結局判定まで行ってしまう、ボクサーですが、このライトヘビー級に上げてからは以外と3連続ストップ勝ち中。

 

実力者なのは間違いありませんが、メキシカンなのに「マッチョ」ではない感じはしますが、人気はあるのでしょうか。

対戦相手のユニエスキ・ゴンザレス、こちらは速い回でのノックアウトが非常に多いボクサーです。前戦は2R、その前も2R、その前は1Rで倒しきっており、その前はオレクサンドル・グヴォジク(ウクライナ)に3Rで敗れています。

グヴォジク戦後は3年半ものブランクを作っていますが、そこから3連続KO勝利中と勢いがありますね。ちなみに、映像を見た感じだとゴリゴリのファイターです。グヴォジク戦では、効かされてもガンガンパンチを振り回し、結局セコンドが止めてくれたという異常者。

↓3RTKOの負け試合ですが、是非見て下さい。ファンになります。多分。

Oleksandr Gvozdyk - Yunieski Gonzalez.Highlights - YouTube

 

ということで、ハート溢れるこのユニエスキ・ゴンザレスに期待を寄せつつ、応援したいと思います。ちなみに愛称はThe Monster。いやこれは確かにモンスターです。

放送・配信

アンダーカードにはWBA世界女子ミニマム級タイトルマッチ。天海ツナミから王座を奪った、セニエサ・エストラーダ(アメリカ)の初防衛戦があります。これがセミファイナルでしょうか。女子の試合は他にもWBC世界女子フライ級タイトルマッチもあるようです。

その他には、ジャメル・ヘリング(アメリカ)に挑戦経験のあるレイモント・ローチ(アメリカ)vs元王者、レネ・アルバラード(ニカラグア)というスーパーフェザー級サバイバルマッチもあり、なかなかの豪華興行ですね。

この興行は、日本時間12/19(日)11:00〜DAZNで生配信。

↓DAZNはこちら

DAZN

 

ということで、12/18、12/19は中・重量級祭りですね。一番興味があるのは、アルツール・ベテルビエフ、その次がデビッド・モレル、そしてその次はヒルベルト・ラミレスというかもうユニエスキ・ゴンザレスです。

今週末も観戦に忙しい(仕事ですけど)。そしてまだ見れていない、ダイヤモンドグローブを早く見たい。

 

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