信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

ドラマ・イン・サイタマ2のアンダーカード!大橋ジムからは井上拓真、平岡アンディが登場!

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6/7(火)、アマゾンプライム・ビデオで中継される「ライブボクシング」の第二弾。

第一弾として開催されたゴロフキンvs村田については、そのマッチアップもさることながら、アンダーカードも含めて素晴らしいボクシングの魅力を届けてくれました。

そして第二弾に登場するのは井上尚弥とノニト・ドネアの再戦。初戦がファイト・オブ・ザ・イヤーに取り上げられたような一戦だったので、このリマッチも成功が約束されている、と言って良いでしょう。

チケットの値段がGGGvs村田の時と変わらなかったのはちょっと納得がいきませんが、こちらのチケットも実はすでに当選済みです(笑)。

さて、本日発表されたこの「ライブボクシング」第二弾のアンダーカード。

予想通り、井上拓真の出場はありましたが、相手は非常に以外な相手でした。

ということで今回は、6/7のライブボクシング、そのアンダーカードを見ていきます。

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6/7(火)さいたまスーパーアリーナ

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セミファイナル

WBOアジアパシフィック・日本スーパーバンタム級王座統一戦

井上拓真(大橋)vs古橋岳也(川崎新田)

いきなりですが、今回発表の一番のサプライズはこのカードかもしれません。

井上拓真は、前戦で和氣慎吾(FLARE山上)を降し、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級タイトルを獲得。このタイトルを獲得したあとすぐに、返上の意思表示をして、「バンタム級で闘う」ということを言っていたと思うので、もう返上しているものだと思っていました。

しかし、持っていたんですね。。。

WBOアジアパシフィック王者の井上拓真が、日本王者の古橋岳也(川崎新田)との王座統一戦を迎えます。

しかし、どこまでこの井上拓真というボクサーは、国内のトップレベルのボクサーたちを相手にハードマッチメイクを歩むのか。

 

この古橋岳也というボクサーは、2007にプロデビューをして、2021年1月に日本王者初戴冠を果たした苦労人。非常に×100強いハートの持ち主で、久我勇作(ワタナベ)との初戦も再戦も語り継がれる程の打撃戦。非常にしつこさがあり、諦めない、誰がやっても疲れる、嫌なボクサーだと思います。

古橋は前戦(2022年1月の久我勇作との再戦)の前に、そこに勝ってアジアタイトルを目指す、みたいなことを言っていたと思います。そして、この久我との再戦は、大橋ジムの興行、フェニックスバトルで行われたものでした。(厳密に言うとこの日の興行は、川崎新田ジムとの共同開催でした。)成程、もしかするとこれが既定路線だったのかもしれません。

古橋は非常にやりにくい相手で、対戦相手は歓迎できないボクサー。

それでも、下馬評で優位となる井上拓真が、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのかは非常に楽しみです。

偉大な兄を持った拓真は、自らのボクシングを確立してきたところ。

一発に秀でたパンチャー栗原慶太(一力)、スピードとカウンターセンスに溢れた和氣慎吾(FLARE山上)、そしてタフネスと根性と手数の古橋。(古橋は前戦で出入りのボクシングも見せましたが、やはり持ち味は馬力の面だと思います。)この3連戦をクリアすれば、さすがにもうバンタム、スーパーバンタムを見渡しても「国内に敵はいない」。というか、本当に戦うべき相手がいません。

 

赤穂亮(横浜光)くらいしか。あと、もうひとりいました。亀田和毅。

確かに、古橋は素晴らしいボクサーですし、プロ叩き上げ、ハートの強さ、止まらない手数、例えばアマエリートと言われるボクサー、技巧派のボクサーを困らせるものは十分すぎるほど持っているボクサーです。それでも尚、やはり井上拓真の敗戦は思い浮かびません。

どんなにハード路線でも、日本人相手だとどうしても優位予想となる井上拓真。これをクリアしてその次は世界タイトル戦、もしくは、世界的に名のある相手との一戦が見たいですね。

日本スーパーライト級タイトルマッチ

平岡アンディ(大橋)vs赤岩俊(マナベ)

試合間隔がどうかな?と思っていましたが、しっかりでてきてくれた平岡アンディ。

前戦は2/28なので、約3ヶ月とすこしでの防衛戦に臨みます。

前戦は、決して良い状態ではなく、序盤圧倒しながらも後半に入ると巻き返されかけ、最後はカウンターを決めて衝撃的なノックアウト勝利。しかしその後脱水症状で病院に運ばれた、とのことなので、減量の影響というものが多分にありそうです。

今後もまだ、スーパーライトで大丈夫なのでしょうか。

 

そんな不安がある平岡アンディには、今回、世界につながるパフォーマンスを見せてもらいたい。ただ、もし決着が余りに早ければ、アオキ・クリスチャーノ戦ででた不安は拭えないかもしれません。

そんな平岡の相手は、赤岩俊。佐々木尽(八王子中屋)に初回KO負けを喫し、藤田炎村(三迫)に判定負けで2連敗。そこから2連続KO勝利でランカーとなり、今回王座初挑戦を迎えます。

選択試合(アオキ戦が指名試合)とはいえ、なるべくリスクの少ない相手を選んだ、という感じですね。試合間隔も短いですし、前戦では不安を露呈しているので、ここは致し方のないところか。

スーパーバンタム級8回戦

石井渡士也(REBOOT.IBA)vs福永輝(沖縄ワールドリング)

いつの間にやらすっかりフェニックスバトルの一員となっている石井渡士也。前戦は井上vsディパエンのアンダーに登場したと思います。

石田匠(井岡)戦での敗戦後、南出仁(セレス)戦では素晴らしいパフォーマンスを見せて再起。前戦となった藤岡拓弥(VADY)戦は、ディフェンシブすぎる相手を倒しそこねました。

しかし、今回の福永は地球がひっくり返ったとしてもディフェンシブに戦うボクサーではありません。

 

非常にアグレッシブなパンチャーである福永とは、石井も非常に噛み合う、おもしろい試合になるのではないでしょうか。その上で、おそらく総合力は石井が上。ただ噛み付く力を福永は持っている分、侮れませんね。

しかし福永のハードマッチメイク路線もかなり、エグい。

坂間叶夢(ワールドスポーツ)vs石垣芙季(UNITED)

高校在学時に全日本ライトフライ級新人王となった坂間が、ランカーとして初の試合に臨みます。

このボクサーは非常に優れたボクサーで、全日本新人王戦のときも18歳ながらも非常に冷静に戦っていましたね。はっきり言って、圧倒でした。

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相手の石垣も、同年の東日本新人王トーナメントで、東日本新人王決勝まで上がったボクサー。こちらはミニマム級で、決勝で墨田大祐(パンチアウト)に破れましたが、東日本準優勝のボクサー。

ここも坂間が負けるところは想像がつきませんね。

ちなみに、私の希望は

「試合の格」という部分において、アマゾンプライムビデオのライブボクシング、第一弾と第二弾を比べると、第二弾の方が劣るように思ってしまいますね。やっぱりもう一つ、できれば世界戦が欲しかった。

以前のブログを読んで下さった方はわかっていると思いますが、私の第一希望はエマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)vs清水聡(大橋)の世界戦でした。

 

今現在、宙に浮いているナバレッテは呼びやすいのではないか。。。と思いましたが、これは大外れ。

井上拓真の他に、井上浩樹(大橋)の登場もしてほしかったですが、まだトレーニングを再開したばかりとあっては致し方ありません。

この興行で、一番大変なのはあの2019年11月7日以来のダブルヘッダーとなる、井上真吾トレーナーかもしれませんね。

ともあれ、6/7(火)、世界バンタム級3団体統一戦。全力で楽しみたいと思います。

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