信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

拳四朗vsオラスクアガ、シャクールvs吉野ほか、4/8興行の振り返り。感動の連続が終わり、次へ。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

激動の4月第二週末が終わりましたが、ボクシングファンにはまだまだ平穏な時間は訪れません(嬉)。

なので本来であれば、4/15、4/16の興行に思いを馳せるべきなのですが、実はまだ先週末の余韻に浸っているのが現実です。

先週末は本当に色々あったので、それも致し方ないと思っています。

と言うことで今回のブログは、4/8、4/9の興行の振り返り

寺地拳四朗、涙の2冠死守「ここで折れたら負けると。これでまた強くなれた」 打撃戦を制しオラスクアガを9回TKO(スポーツ報知) - Yahoo!ニュースより

 

LIVE BOXING

まず、このLIVE BOXING興行は大成功に終わった、と言って良いでしょう。

何よりもメインが素晴らしかった。

統一王者の寺地拳四朗(BMB)にとってはポイントこそピックアップしていたものの大苦戦と言って良い内容であり、勝敗は紙一重と言っても良い内容でした。

アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)は前評判通りのボクサーであり、映像でみた以上のボクサーでした。

拳四朗は「苦戦」という経験が少なく、苦しい試合の経験というのは少ない。

タイトルを獲った試合や初防衛戦等、接戦の試合こそあれど、あそこまで苦しい試合ではなかったはずです。

唯一の敗戦である矢吹正道(緑)との第一戦では、苦しめられて結果それを覆すことができない敗北。つまりは劣勢に立たされた時の拳四朗というボクサーの評価というのは決して高くなかったはずです。

矢吹には再戦で圧勝という形でリベンジを果たしているものの、初戦と全く展開の異なる試合であり、正直矢吹第一戦を乗り越えての勝利、というのとはまた違ったもの。

 

京口戦でのピンチもありましたが、それまで完全に拳四朗ペースで進んでいたがために、余裕がまだありました。

今戦で初めて、あの矢吹との第一戦を堂々と乗り越えた、と言って良いと思います。

飄々と勝っていたあの頃よりも、「見る人を感動させられる」ボクサーへと進化した寺地拳四朗。サイコパスみがあった拳四朗も素晴らしいボクサーでしたが、やはりあの矢吹戦での敗戦が1段階も2段階も拳四朗を強くし、覚醒させた感がありますね。

年間最高試合という声も聞こえてくる今戦を乗り越えた拳四朗、今後どのような戦いを見せてくれるかに注目です。

そして次戦は夏頃との報、そして年末にも戦いたい、とのこと。

次戦はまたアマプラでの戦い、というのが妥当かと思いますが、その相手は待たされた指名挑戦者(というかやりたくない疑惑もある)ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)なのか、今回流れてしまったジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)なのか、それともシベナチ・ノンシンガ(南アフリカ)なのか。

いずれにせよ、キャリアを無駄にはしてほしくないので、ヘッキー・ブドラー戦はなんだかもったいない。是非とも、2023年の残り2戦は統一戦で締めてもらい、来年にはフライ級への転級を期待しています。

 

そしてこの試合の立役者、アンソニー・オラスクアガについては、早々に世界タイトルへの道のりを作ってあげてほしい。その資格は、十分にあると思います。

拳四朗に次ぐインパクトを残したのは、佐々木尽(八王子中屋)。長く日本中量級を引っ張ってきた小原佳太(三迫)をあのような形でノックアウトしたことは、ある種予想できたことではありますが、実際やられると心の底からビックリします。

これで即世界、とか言わないあたりが陣営の良いところで、中屋会長はアメリカにもコネクションがあるはずなので、是非ともアメリカのリングで佐々木らしいBrutal KOを見せてもらいたい。

あの佐々木のワイルドなロマン砲は、きっとアメリカでも大ウケするはずであり、また「ネクスト・パッキャオ」と騒がれるはず。

そうなることが、おそらく世界タイトルへの近道だと思います。

日本人初のウェルター級王者、ここまで.来たら期待するしかありません。

小原を応援していたからこそ、佐々木の今後に期待したいものです。

 

その他、阿部麗也(KG大和)も見事なアウトボックスを見せてくれました。キコ・マルティネスのプレスに押されすぎることのないフィジカルは、本当に素晴らしかった。

キッド・ガラハッド(イギリス)、ジョーダン・ジル(イギリス)といった期待されている英国ボクサーがなし得なかったことを、世界的にはまだ無名の阿部が成し遂げたことは非常に大きいことだと思います。

IBF世界フェザー級王者、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)は強敵ですが、相性的には決して悪くないはず。これはまた、是非ともアマプラ配信でお願いしたい(そうすれば、世界的に人気のフェザー級でも、王者を日本に呼べるはず)。

そして那須川天心(帝拳)、井上拓真(大橋)。

共にインパクトを残せたか、というとそうではありませんが、安定した強さを見せてくれました。

那須川の才能は申し分なく、度々語られるそのボクシングの献身を考えると、この先の成長が非常に楽しみですね。

 

今現時点でも、日本ランカーを圧倒というのはものすごい実績で、早くもランキングには入るのでしょう。が、問題は何級のランカーになるか、です。

この那須川も次回は8月、と言われるアマプラ興行第5弾に登場するであろうボクサーですね。

井上拓真に関しては、本人同様とりあえずはほっとしています。ただ、その内容的にはもっとできたはずの内容で、結局ソリスはまだまだ強かった、という表現が一番しっくりする内容で、完璧に圧倒とは行きませんでした。

そのプレッシャーからか、ここ数戦の中では決して良いパフォーマンスを言えなかったと思われ、引き続き拓真の覚醒を待ちましょう。

↓観戦記

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海外ではアップセットの嵐

アメリカのボクシング興行では、アップセットに次ぐアップセット。

まずはセバスチャン・フンドラ(アメリカ)の敗北には本当にビックリしました。

立ち上がりはブライアン・メンドサ(アメリカ)との互角とも言える攻防、からのフンドラが抜け出したように思えたところで試合がまるっきりひっくり返り、ブライアン・メンドサの大逆転KO勝利。

唐突に訪れたノックアウトシーンを見て、やはりボクシングは何が起こるかわからない、と思ったものです。

幸いにも、フンドラは再起を宣言。

メンドサにとっては、暫定とはいえ王座初戴冠は嬉しいでしょうが、ここで気を抜かず、是非頑張ってもらいたいですね。

↓観戦記

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もう一つのアップセットは、同日、おおよそ同じ時間だったムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)vsマーロン・タパレスの一戦。

どう転んでもタパレスの勝利はないのでは、と思っていた一戦でしたが、タパレスは素晴らしいジャブとクレバネスにより勝利を手繰り寄せました。

判定は大いに疑問の残る118−110でMJ、という意味不明なポイント以外はまあ納得のいくもので、逆に115-113でMJという線も大いにあり得たものでした。これはダイレクトリマッチの可能性もあるかもしれませんね。

そんなアップセットを尻目に順当に勝利を挙げたのがシャクール・スティーブンソン(アメリカ)。吉野のパンチは当たってはいましたが、ダメージを与えられなかったのは事実で、ストップは早めだったとは思いますが、そこまでの経緯を考えるとある程度仕方のないことなのかもしれません。

ただ、あの先があったとしたならば。。。という妄想は止まず。

本当に未来のPFP候補を相手に大健闘という内容であったし、ややプッシュ気味のパンチとは言えどもシャクールの顎を跳ね上げたシーンでは、可能性はゼロではなかった、ということを実感させてくれました。

シャクールを打ち負かすのは難しい事ですが、挑戦しなければ可能性はゼロ。

日本の期待を背負い、ガッツを身に纏った吉野の姿には心から感動しました。

ともかく、他のランカーたちが逃げまくったにも関わらず、戦った吉野には感服、そして現役は続行とのことなので、これを糧に頑張ってもらいたいですね。

↓観戦記

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同じく勝利こそ順当ではありましたが、予想以上のパフォーマンスを見せられなかったのはジェシー「バム」ロドリゲス(アメリカ)。

MJ vsタパレスのアップセットの余韻が残るなか、「苦戦」とは呼べないまでも、手こずった印象か。

クリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)は予想以上にやりづらく、ハートの強いボクサーではありましたが、バムとしても圧巻のパフォーマンスとはいきませんでしたね。

これは、一度スーパーフライ級に上げて、フライ級に下げたということの弊害なのか、それとも意外と動き回るボクサーが苦手なのか、判断がつきかねるところ。もし後者であれば、マッチルームと契約し、DAZNがプラットフォームとなったIBF王者、サニー・エドワーズとは相性が悪いかもしれません。

アウトボクサーへの追い方を見ると、とてもそうは思えませんが、サニーはもっともっと動くし、捕まえるのに苦労しそうな印象です。

ともあれ、顎の骨折によりおそらく少々の戦線離脱を経験するかもしれませんが、戻ってくる日を心待ちにしたいものです。

↓観戦記

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そんなわけで、相変わらずボクシングというものは我々の感情を上げたり下げたりと大いに揺さぶる。今後の戦いも、楽しみに待ちましょう。

 

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