信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

世界ミニマム級のタイトルホルダーは7名!!週末はオスカー・コラーゾとエリック・ロサが登場!

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8月の最終週末。

オレクサンドル・ウシクvsダニエル・デュボアは注目試合だと思うし、ポーランドというボクシングが盛んでない国で行うヘビー級の世界タイトルマッチというのは非常に意義深いものである、と思うのですが、あんまり盛り上がっている感じがしません。(このブログのPVしらべ)

ともあれ、この8/26(日本時間8/27)という日は、ポーランドで世界ヘビー級3団体統一戦があるほか、アメリカではヘビー級プロスペクト、ジャレッド・アンダーソン(アメリカ)が登場するヘビー級祭り。

かと思いきや、実はミニマム級タイトルマッチがあることも忘れてはいけません。

一時期はタイからでてこない王者たちのせいで、なかなか盛り上がりに欠ける階級であったミニマム級は、今年、少し違います。

ということで今回のブログは、週末に開催されるミニマム級の戦いと、その今後について   Oscar Collazo vs Garen Diagan - Boxing Event - FIGHTMAG

8/26(日本時間8/27)プエルトリコ・サンファン

WBO世界ミニマム級タイトルマッチ

オスカー・コラーゾ(アメリカ)7勝(5KO)無敗

vs

ガレン・ディアガン(フィリピン)10勝(5KO)3敗

ミニマム級のプロスペクト、オスカー・コラーゾ。

オスカー・デラホーヤにちなんで「オスカー」と名付けられたコラーゾは、アメリカ国籍ですがそのルーツはプエルトリコにあるようです。

そして今の住まいはプエルトリコにあるようなので、国籍のみがアメリカであり、立派なプエルトリカン。

そんなコラーゾがホームで迎え撃つのは、フィリピン人ボクサーのガレン・ディアガン。初防衛戦ということもあり、やや慎重なマッチメイクともいえ、ここはスパッと倒し切ってほしいところです。

この興行はDAZNで生配信、配信開始は日本時間8/27(日)9:00からだそうです。

コラーゾは重岡ブラザーズの好敵手になりうる存在なので、是非とも見てほしい。

↓以前、コラーゾについて書いた記事はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

 

ちなみにこのオスカー・コラーゾ、世界ミニマム級王座についたばかりで、まだ7戦しか戦っていないのですが、非常に評価は高い。

リングマガジンのランキングでは、WBA王者、ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)、WBC王者のパンヤ・プラダブスリ(タイ)に次ぐ3位となっています。

さて、ここで現在のミニマム級についてまとめていきましょう。

 

リングマガジン・ランキング

王者不在のミニマム級ランキングは、上記の3名がトップスリー。

そして4位に重岡銀次朗(ワタナベ)、5位に重岡優大(ワタナベ)が続きます。

この二人はそれぞれIBF、WBC世界ミニマム級の暫定王座を保持しており、次戦で正規王者との団体内統一戦が行われることになっています。

重岡銀次朗はIBF世界ミニマム級正規王者、ダニエル・バラダレス(メキシコ)との再戦(初戦はNC)で、初戦で圧倒しかけたこともあり、よほど舐めてかからない限りは重岡の圧勝が固いでしょう。ちなみにこのバラダレスは、リングマガジンのランキングでは重岡兄弟に次ぐ6位。ここはランク外においやってほしいものです。

↓バラダレスvs重岡初戦はまさかのノーコンテスト

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

そして兄・重岡優大の相手はリングマガジン2位のパンヤ・プラダブスリ。つい先日、田中教仁(当時三迫)を8RTKOで退け、4度目の防衛に成功しています。

超安定王者だったワンヘン政権を終わらせたことは評価に値するものの、タイから出ない上、4度の防衛のうち2度が田中、というのはいかがなものか。

タイ人に世界タイトルを持たせておいて良いことは一切ないので、ここは重岡に期待したいところです。

この2つの世界ミニマム級タイトルマッチは、10/7の3150FIGHT。これは兄弟同時、正規王座戴冠が見られそうですね。

 

↓3150FIGHTはABEMA.TVで配信

 

AbemaTV

さて、続いて7位、バラダレスの下にはメルビン・ジェルサェム(フィリピン)。見事な右ストレートで谷口将隆(ワタナベ)を倒したジェルサェムでしたが、初防衛戦でオスカー・コラーゾに7RTKO負けしており、復帰が待たれます。

8位は重岡銀次朗とIBFの暫定王座を争ったレネ・マーク・クアルト(フィリピン)、9位は谷口将隆とWBO王座を、そして重岡優大とWBC暫定王座を争ったウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)です。

こう見ると日本におなじみなボクサーだらけですね。さすがミニマム級。

そして10位にはジェイク・アンパロ(フィリピン)がランクインしています。

このアンパロは、つい先日、小林豪己(真正)を倒し、WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座を獲得したボクサーですね。ちょっとこれまでこのランキングを見ていませんでしたが、小林は早々にこのランキングに入っていたのでしょうか。。。??

 

ともあれ、小林は非常に期待できるボクサーだったので、アジア圏で負けてしまったことは驚きです。ここは再戦して取り返すしかないでしょう。

さて、ここで疑問が一つ。エリック・ロサ(ドミニカ共和国)は???

ミニマム級の世界王者は◯人!!

さて、皆さん忘れていると思いますが、エリック・ロサはWBA世界ミニマム級レギュラー王者です。

ちなみにもっと知らないでしょうが(私も調べていて今気づきました)、今週末の8/25(日本時間8/26)、ドミニカ共和国でオーランド・ピノ(ベネズエラ)を相手にこの王座の防衛戦が予定されています。

ビック・サルダール(フィリピン)を破って王座に就いたのが2021年12月なので、1年9ヶ月ぶりの試合ですね。

なのでミニマム級の世界王者は、WBAスーパー、WBAレギュラー、WBC正規、WBC暫定、IBF正規、IBF暫定、そしてWBO王者の合計7人!!!

 

今年のうちに、そのうちの2人が減って5人となる予定ではありますが、来年からは是非是非統一戦へと進んでもらいたいですね。

そしてもちろん、このミニマム級の統一戦ができるとすれば日本のみ。

軽量級のメッカ、日本において、いよいよミニマム級にスポットが当たるときがきましたね。

3150FIGHTに、WBSS(風トーナメント)の開催を望みます。(兄弟対決になっちゃうからダメか。。。)

 

 

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