信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

Pick Up News!!LF級ジョナゴンvs拳四朗が交渉再開、Mm級オスカー・コラーゾはマリオ・ブラザーズ戦に興味!

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海外のさまざまなニュースを見渡すと、やはり話題は重量級や中量級が多いのが現状です。

ただ、以前に比べて軽量級の話題が取り上げられていることも増えている、ような気がします。

リカルド・ロペス、ローマン・ゴンサレス、そして井上尚弥。

軽量級にも優れた、エキサイティングなボクサーがいることは世界中のボクシングファンの間では周知の事実ではあるものの、やはり本場アメリカに軽量級ボクサーが少ないことが世界の中心になれないことの問題なのかもしれませんね。

それでも現在はインターネットを通じての配信があり、イギリスの試合も日本の試合も世界中で見ることが可能となってきており、自国のボクサーだけでなくさまざまな国のボクサーを見ようという気概さえあればそこに辿り着くのは容易なことでしょう。

今回のブログは(多くはないながらも)軽量級のニュースをピックアップ。

 

 

 

世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦!

Yahooニュースとかにもなっていますし、もう知らないファンはいないとは思います。

12/26(火)、世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦のニュース。

これはWBO総会で発表されたものではありますが、会場は未定(というか未発表という表現が正しいと思われます)ということでまだ正式発表のニュースではありません。日本では決定事項として報じられていますが。。。

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マーロン・タパレスは木村隼人、大森将平(×2)、岩佐亮佑、勅使河原弘晶とこれまで5度日本人と戦い、4勝(3KO)1敗。中でも当時日本では飛び抜けた存在だった大森の挑戦を退けた時、我らがテッシーを2Rでノックアウトした試合は非常に悪い記憶として日本のボクシングファンの脳裏に焼きついています。タパレスのニックネーム「ナイトメア」に相応しく、日本のボクシングファンに次々と悪夢を見せてくれやがりましたね。

前戦のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦では圧倒的不利を跳ね返し、見事なパフォーマンスでエリート、MJを撃破、初防衛戦で4団体統一王座戦(で、しかも多額のファイトマネーを獲得できる)とは非常に持ってるボクサーです。

タパレスがどんなに良いボクサーでも、井上尚弥相手に勝利を挙げることは難しいはず。

それでも、MJ戦で見せた素晴らしいパフォーマンスのうち、特にハートの面において期待できることはあり、井上相手にも何らかの盛り上がりを期待してしまいます。

このハートこそが、格上ボクサーに挑む際に大切になるものではありますし、覚悟を持ったアンダードッグがアップセットを起こすのは、世の常。その場合、トップドッグに油断や心の隙、調整不足があったりするものですが、井上尚弥にはそれは期待できません。

そうなると、やはりタパレスに期待するのはPFPを相手に一矢報いること。そう思ってみれば、2階級4団体王者という記録だけでなく、試合自体も楽しみになるのかもしれません。

 

 

 

フライ級はJCマルティネスが檻から解き放たれ。

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2019年、衝撃的なノックアウトでアンドリュー・セルビー(イギリス)を破り、当時のWBC世界フライ級王者チャーリー・エドワーズ(イギリス)に挑戦したフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)。

この試合はゴング後の加撃によりノーコンテストとなりましたが、マルティネスはエドワーズ(サニー・エドワーズの兄です)を圧倒しており、新時代の幕開けを告げるものでした。

その後エドワーズはこのマルティネスとの再戦を回避、空位となったWBC王座はクリストファー・ロサレス(ニカラグア)とマルティネスで争われ、マルティネスは9RTKO勝利で世界初戴冠。

その後防衛を重ねたマルティネスでしたが、4度目の防衛戦として組まれたマックウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)戦を怪我だか病気だかの理由で欠場、アローヨは代役を相手に勝利し、WBC世界フライ級暫定王座に就きました。

 

 

 

その後はこの団体内王座統一戦が組まれましたが、3R、バッティングによりノーコンテスト。この試合は2021年11月に行われているので、もう2年も前のことです。

その後もすぐに再戦といかず、スーパーフライ級に色気を出したマルティネスはローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と戦い初黒星を喫します。

その後も王座統一戦は組まれようとしましたが、何だかんだと実現せず。二人ともやりたくない、という雰囲気で延期に次ぐ延期、それでもマルティネスvsアローヨは指名せんとしてずっと残りつつ、マルティネスは別の挑戦者と防衛を重ねるという意味不明の状況が続いていました。

しかしこの度、12月に組まれたこの統一戦をアローヨが承認しなかったという理由でアローヨの暫定王座は剥奪、マルティネスはようやくこの呪縛から解放された、とニュースは報じています。

新たな指名挑戦者は無敗のプロスペクト、アンヘル・アヤラ(メキシコ)とのことですが、このアヤラは10/14(日本時間10/15)にフェリックス・アルバラード(ニカラグア)とのIBF世界フライ級挑戦者決定戦に臨むことが決定しています。今言うなや、という感じでしょうか。

 

 

 

ライトフライ級は統一戦交渉再開間近!

WBO世界ライトフライ級王者、ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)。「ボンバ」の愛称で日本のリングにも立った稀代のアウトボクサーは、10/27(日本時間10/28)、ニカラグアのマナグアでヘラルド・サパタ(ニカラグア)との防衛戦に臨みます。

この防衛戦の後、ゴンサレスはWBA・WBC世界ライトフライ級統一王者、寺地拳四朗(BMB)との3団体王座統一戦の交渉を再開する、としています。

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もう水面下で動いている、ということであれば年内も可能か、と思われた3団体統一戦ですが、10月末から交渉開始となると年内はちょっと厳しそうですね。

1月にアマプラ興行がある、みたいな話があったので、もしかするとそこでなら可能かもしれません。一度は2023年4月8日で決まっていた試合なので、条件面で折り合いがつかない、なんてこともないでしょう。さらにボンバは岩田翔吉(帝拳)との試合は日本で、今回のニカラグアで、ということで、敵地に乗り込むことに全く不安を覚えないボクサーだと思われます。

当然、ボンバが「無傷で」完勝することが絶対条件ではありますが、その可能性は高いと思われるので、ここはボンバを応援、その後のニュースに期待しましょう。

 

 

 

ミニマム級が注目に!?

アメリカのボクシングニュースに、ミニマム級ボクサーのインタビュー記事が載るというのはなかなか珍しいことです。理由は単純に、ミニマム級のボクサーがほとんどいないから。

BoxRec上ではアメリカのミニマム級ボクサーはたった4人、そのうち1人は6戦0勝6敗(しかも全KO負け)というなかなかの戦績のボクサーですね。

この4人のうち、唯一の世界王者であるオスカー・コラーゾ。果たしてアメリカ国籍のボクサーがミニマム級の世界タイトルを持っている、という状況はあんまり記憶にありません。

まあこのコラーゾは国籍がアメリカであるだけで、生粋のプエルトリカン(プエルトリコ住まい)のようですが。

まあ、置いといて、おそらく本場アメリカでも注目されているであろうオスカー・コラーゾ、この名前が突然極東の島国で出されたことへの反応、という感じの記事。

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「マリオブラザーズはどこですか?」というのはなかなか良いタイトル。頭の良さを感じさせます(?)

ニックネームは「el pupilo」、英訳でStudent(生徒)という意味のようです。

この記事では、重岡優大(ワタナベ)がコラーゾの名前を出したことを歓迎し、すべてのタイトルを統一するという野望を語っています。

暫定タイトルが乱立し、7人もの世界タイトルホルダーが存在したミニマム級も、マリオブラザーズの活躍により今は5つ。(それでもまだ多い)

リングマガジンランキングは、王者不在で1位にWBAスーパー王者(まだ存在したのか。。。)のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)、2位にWBC王者の重岡優大(マリオ)、3位にIBF王者の重岡銀次朗(ルイージ)、4位にWBO王者コラーゾと続きます。ちなみにWBAレギュラー王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)は10位ですね。

タイトル統一とはいえ、一番の問題はノックアウトvsロサのWBA団体内統一戦がほぼ実現不可能ではないか、と思われることではないでしょうか。ロサとしてもわざわざタイまで出かけてやる意味はないでしょうし。

なのでまずはノックアウトの持つWBAスーパー王座を、タイ国外へ出す、というのが、ミニマム級ボクサーたちの指名のように感じます。誰がタイへ行って漢気を見せるのか、それともやはりジャパンマネーに頼るしかないのか。

いずれにしろ、重岡「マリオ」ブラザーズの大活躍に期待ですね。

 

 

 

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