信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】三代大訓vs宮本知彰!飯村樹輝弥vs見村徹弥!ダイナミックグローブはW日本タイトルマッチ!

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8月も後半に入ります。

ここからの8月後半というのは、世界的に注目試合が少なく、クリスチャン・ムビリvsセルゲイ・デレビヤンチェンコ、そして最近突然入ったジャレット・ハードvsジェイソン・ロサリオなんていう元王者対決があるぐらいか。

ハードvsロサリオなんて数年遅かった感じで、もっと早くに実現できていればなかなか良いマッチアップだったと思うんですが。

ともあれ、今週金曜日はWho's Next Dynamic Gloveです。今回は横浜光仕切り、ということでメインを務めるのは三代大訓(横浜光)。

そんなわけで今回のブログは、8/16(金)に行われるダイナミックグローブのプレビュー記事。

 

 

 

8/16(金)ダイナミックグローブ

日本ライト級タイトルマッチ

三代大訓(横浜光)15勝(4KO)1敗1分

vs

宮本知彰(一力)10勝(8KO)8敗

今回のダイナミックグローブは、ダブル日本タイトルマッチ。

メインイベントは三代大訓が宮本知彰を迎えての初防衛戦です。

三代は前戦で仲里周磨(オキナワ)に判定勝利してタイトルを奪取。ジャブと距離感で組み立てるジャバーであり、ペースを掴むことに関して非常に長けているボクサーですね。

唯一の敗戦は横浜光ジムへの移籍初戦となったトレジャーボクシング興行で、2023年4月の話。ジュン・ミンホ(韓国)を相手にまさかの負傷判定負けを喫しています。

この時、確かすでに何らかのタイトルマッチが決まっていた三代でしたが、この初黒星によりその話はなくなり、改めて再起戦から挑戦者決定戦を勝ち抜き、仲里に挑戦したという経緯を持っています。

遠回りを余儀なくされたことは、三代にとって良かったのでしょうか、それはまだわかりません。

 

 

 

この階級において、日本最強を証明したとしても世界から声がかかることはほとんどありません。三代のボクシングが爆発的な人気を獲得する、ということも難しいでしょうから、どこかで勝負をしなければなりませんね。

さて、今回の試合はその勝負ではなく、まずは初防衛をして王者の証明というところでしょう。

挑戦者の宮本はタイトル初挑戦、勝っても負けてもノックアウト、というイメージのボクサーで、倒し切ることができる、という面において、ある種の期待のできるボクサーなのだと思います。

おそらくスキル、そして試合を組み立てるIQ、またやりづらさ、等々を考えると間違いなく優位なのは三代です。しかし、1発を持っているボクサーはそれだけでも番狂せの可能性を秘めているということもまた事実。

 

 

 

三代が完璧なシャットアウトをするのか、それとも宮本が千載一遇のチャンスを掴むのか。

三代がこの対戦相手に少し安心したり油断していて、さらに宮本が過去最高のパフォーマンスを発揮する。これは、この試合に限ったことではなく、こういったシチュエーションで起こりうる事態でもありますね。

宮本としては次、いつ巡ってくるかわからないチャンス。おそらく己の全てを賭けて三代に挑むのでしょう。勝ち方を問わず、捨て身でくるであろうチャレンジャー。王者はその相手に大きく上回り、強さを見せられるか。

 

 

 

日本フライ級タイトルマッチ

飯村樹輝弥(角海老宝石)6勝(2KO)1敗

vs

見村徹弥(千里馬神戸)12勝(3KO)4敗

2021年のB級デビューから非常に完成度の高いボクサーだった、飯村樹輝弥。昨年7月に王者となり1年、3度目の防衛戦に臨みます。

デビューからたった3戦目で元日本王者、奥本貴之(当時グリーンツダ)を破り大きな話題を呼びますが、4戦目でエスネス・ドミンゴ(フィリピン)にまさかのTKO負け。

ただ、この初黒星にもキャリアは停滞することなく、2023年7月に当時の日本王者永田丈晶(協栄)に挑戦、僅差の判定をものにして日本タイトルを奪取しています。

その後、村上勝也(名古屋大橋)、井上夕雅(真正)を相手に2度の防衛を果たし、3度目の防衛戦を迎えます。

この日本フライ級のタイトルというのは、世界への最短距離だと思います。日本フライ級のタイトルを防衛していけば、世界が見えてくるはずです。

 

 

 

このボクサーは世界タイトルへ手が届くボクサーだと思っていますが、それを期待させるには圧倒的なパフォーマンスを維持し続けなければいけません。

世界へ行くならば、ここは勝ち方が問われる試合。

挑戦者、見村は身長170cmのフライ級、これはかなりやりづらい相手だと言えます。

とはいえ、飯村は初防衛戦で見村よりも若干大きい村上に完勝しているので、対戦相手の身長の高さについてはさほど気にしないのでしょう。

日本王者となってから一段、パフォーマンスが上がったように見える飯村。

初防衛戦、2度目の防衛戦を良い形でクリアし、3度目の防衛戦のパフォーマンスはどのようなものになるのか。

 

 

 

それでも、この階級の世界王者たちは非常に強い。

WBA王者にはユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、WBO王者にはアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)、IBF王者のアンヘル・アヤラは二人よりも若干落ちるイメージではありますが、WBC王者はおそらく寺地拳四朗(BMB)が入ってきます。

飯村としては日本で敵なしをアピールするとともに、アジアタイトルの上位ランカーとなっているエスネス・ドミンゴへのリベンジを果たしてから世界へ挑んでもらいたい。

そのためにもまずは負けられない、どころかどのような相手にしろ勝ち方が問われる今回の防衛戦。

飯村のパフォーマンスに期待です。

 

 

配信情報

アンダーカードには横浜光期待の内構拳斗(横浜光)、前戦で中井龍(角海老宝石)に初黒星を喫した齋藤麗王(帝拳)の復帰戦がセットされています。

このダイナミックグローブはU-NEXTで生配信、配信日時は8/16(金)17:45〜だそうです。

U-NEXTはボクシングを見るためだけのサブスクとしてはABEMAやFODよりも若干金額が高いですが、ボクシングビートを毎月無料で読める、という特典もあるのでお得です。

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