信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

世界とアジア。この夏、アツいフライ級戦をプレビュー。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

「伝統のフライ級」。

日本のボクシングが世界へ打ってでたのは約70年近く前の事。その時から、日本のボクシング界にとっては身近な階級でした。

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そのフライ級は、ちかく世界タイトルマッチを控え、日本ではWBOアジア・パシフィックタイトルの決定戦も開催されます。

本来であれば8/21にジーメル・マグラモ(フィリピン)と中谷潤人(M.T)との間で、WBO世界フライ級王座決定戦が開催される予定でしたが、コロナでまたも延期。(2度目の延期)

boxingnews.jp

 

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両選手のモチベーションも心配な所ではありましたが、上記の記事を読むとマグラモも大丈夫そうです。あくまでも延期なので、来るべき日に備えしっかりと両者ともにレベルアップしてもらいたいと思います。マグラモは強敵ではありますが、中谷も国内の至るところで噂を聞くスーパーホープ。本当に楽しみな1戦です。

さて、お盆があけた8/19(水)のSLUGFESTで、フライ級の楽しみな試合が組まれています。

↓セミファイナルのライト級8回戦も楽しみです。

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メインイベント 

WBOアジア・パシフィックフライ級王座決定戦

山内涼太(角海老宝石)vs戸高達(レパード玉熊)

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7戦6勝(5KO)1敗という山内、若干25歳という若武者ですが、アマキャリアを武器にして5戦目で世界ランカー、ウラン・トロハツ(中国)とのチャレンジマッチ。倒し倒されの激闘を演じた結果、初黒星を喫しました。(ウラン・トロハツはその後田中恒成に挑戦して敗北)

その後の再起戦ではスプリットの判定ながら世界ランカーを撃破、世界ランクを手にして現在の最高ランクはWBAで3位という上位につけています。

 

戸高は17戦10勝(4KO)3敗4分という戦績の激闘型のファイター。2019年2月、現OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者、堀川謙一とライトフライ級の日本タイトルを争い、8RTKO負け。

その後復帰戦をKOで飾り、今回の王座決定戦を迎えます。

アマ上がりの山内を苦しめそうなスタイルを持っている戸高。山内のパンチを恐れず、中に入ってボディ中心に回転力のある連打で攻め立てれば、勝機も見えてくるかもしれません。

戸高は既にこの試合を最後に引退すると決めているそうです。全身全霊をかけて勝利を目指していきます。秘策を胸に挑む、プロ叩き上げボクサーの矜持に期待です。

そして対する山内は、関東リーグ一部常連校の東農大ボクシングの出身。ただ、アマエリートというわけではなく、東農大時代もレギュラーとしては定着していませんでした。その悔しさをプロで晴らすためには、何としても初タイトルがかかるこの試合をものにしたい所でしょう。

おそらく山内が有利という予想の中で、山内が順当に勝つか、それともアップセットは起こるか。特に山内がタフな戸高を倒せるようであれば、未来が一気に開けそうです。

 

前のブログでも書きましたが、

BOXING RAISE – ボクシング動画配信サービス

の生配信に期待しています。(まだ情報が出ていません。。。)

8/15(日本時間8/16)には世界タイトル戦

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WBC世界フライ級タイトルマッチ

フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)vsマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)

超攻撃的王者、18戦16勝(12KO)1敗1NCのマルチネスの2度目の防衛戦。相手は24戦20勝(15KO)4敗のベテラン、マックウィリアムズ・アローヨ。

アローヨは前戦が2018年の9月と随分なブランクがあります。前戦は井岡一翔(Ambition)の復帰戦の相手を務めましたが、判定負け。その前にはカルロス・クアドラス(メキシコ)に勝利していたので、浮上の機会を失いもったいない負けでした。

久々のリングでどれくらい錆びついているのか、それとも変わらないのか。焦点の一つではありますが、勢いのあるマルチネスを止められる可能性は低いと思います。

マルチネスは見ていて非常におもしろいファイトスタイルの王者。とにかく台風のようにガンガン振り回すスタイルで、ディフェンスに難はあるものの、その渦にどのボクサーも飲み込まれていきます。

アローヨはトップ級の選手のすぐ下に位置するボクサーではありますが、マルチネスが勝ってそこから統一戦の機運が高まっていけばよりフライ級はおもしろくなっていきます。

ダラキアン、ムザラネ、そしてマルチネスといったそれぞれ個性の異なる王者を有するフライ級。ここに中谷潤人が加われば、また違う個性。

この王者たちでトーナメントをすれば非常におもしろそうです。

ちなみにこの試合は、DAZNで配信予定です。楽しみ!

 

アジアでは

そしてそこに絡んでいくのが、前述の決定戦で決まるWBOアジアパシフィック王者、そしてOPBF王者のジェイアール・ラクィネル(フィリピン)。

ラクィネルはフィリピンというお国柄、なかなか世界挑戦のチャンスは巡ってこないかもしれませんが、各団体で現在10位前後をキープ。このまま連勝していけば上位に食い込む事も夢ではありません。

未だ23歳と若く、戦績も14戦12勝(9KO)1敗1分という好戦績。おそらくまだ待てますので、今は力を蓄えてもらいたいですね。

 

そして、私の最も期待するボクサーは勿論、木村翔(所属は結局どこ?)。

boxingcafe.hatenablog.com

最も期待する、次世代のボクサーは現日本フライ級王者、ユーリ阿久井政政悟(倉敷守安)!

ユーリの防衛戦は現在10/18(日)に予定されています。

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↑今年のチャンピオンカーニバルをまとめたブログです。

現在の世界ランクはまだ下位(WBC29位)に引っかかっている程度ではありますが、日本王座の防衛を重ね、いつしか世界王者になって欲しいです。

そして願わくば、中谷潤人とのリマッチを見たいですね。

やっぱりフライ級はおもしろい

フライ級は体格面で日本人はもとよりアジアのボクサーが絡んでくる事が非常に多いです。なのでその分身近であり、おもしろいですね。

17階級あるうちで、我々日本人にとってはおもしろい事が起こりそうな階級の一つでもあります。

またこれからもフライ級の情勢を追いかけていきたいと思います。

まずは今月、アジアと世界のフライ級戦線を楽しんでいきましょう。

 

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