信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

2/21は全日本新人王決定戦。ルーキーたちの熱戦に期待。【プレビュー】

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

さて、いよいよ今週末は全日本新人王決定戦。2/21(日)14:00〜無観客で行われる興行ですが、この全日本新人王決定戦は日テレG+が生中継。

CS放送を見れる環境になくとも、スカパー!加入で見られます。 

↓詳しくはこちら

boxingcafe.hatenablog.com

 

WOWOWで14:00くらいにミゲル・ベルチェルトvsオスカル・バルデスが終わって、その後すぐ、みたいな感じになるのでしょうかね?時間的には丁度それくらいになりそう。。。

日曜日はかなり体力がいりますね。

↓メキシカンスーパーファイト!プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

さて、毎年大熱戦が繰り広げられ、試合数が多い分最初から最後まで見れば非常に疲れます。

しかし、この新人王のたくさんの試合の中で目立ったボクサーはその後も光り輝いて見えますし、その後の成長も非常に楽しみに見れます。

是非是非、皆さんもこの全日本新人王の中から、自分好みのボクサーを見つけて行きましょう。

今回のブログでは、全日本新人王戦をプレビュー。。。しようと思ったら大変なボリュームになるので、簡単にまとめておきました。

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ミニマム級

佐々木凌(レパード玉熊)vs小島蓮(江見)

岡山県の江見ジム、初の全日本新人王を目指す小島。前戦でもサウスポー相手にうまく戦った小島、サウスポーを苦にしていません。落ち着いた試合運びは19歳とは思えませんね。

今回の相手、佐々木も技術のあるサウスポー。ハイレベルな技術戦が見られそうです。

ライトフライ級

狩俣綾汰(三迫)vs木村彪吾(グリーンツダ)

2連続初回KOで東日本新人王を勝ち上がり、決勝は不戦勝で全日本に進出した狩俣、木村は西軍代表決定戦をドロー、優勢点で勝ち上がりました。

狩俣は沖縄県宮古島の出身であり、高校時代は比嘉大吾(Ambition)、川満俊輝(三迫)と3人で練習していたそう。

木村もスピードがあり、アグレッシブで非常に良いボクサーですが、ここは狩俣の豪快KOに期待。

フライ級

宝珠山晃(三迫)vs神崎靖浩(倉敷守安)

一度聞いたら忘れられない宝珠山(ほうしゅやま)、日本フライ級王者、ユーリ阿久井政悟の同門、神崎。

ともにボクシングテクニックは新人離れしており、どちらがより巧くペースをたぐりよせられるか、という勝負になりそうです。

ただ、前戦までのパフォーマンスで見れば宝珠山優位は免れません。

両者ともに若いですが、特に神崎はまだ20歳と若く、伸びしろも十分。同じジムに同じ階級の日本王者が在籍していることもあり、前戦からの更なる成長に密かに期待しております。

 

スーパーフライ級

久保春平(宮田)vs杉本太一(勝輝)

番狂わせ、といったら失礼なのかもしれませんが、優勝候補筆頭、富岡浩介(REBOOT.IBA)を降して東日本新人王になった久保。杉本はフィジカルが強く、KO率以上にパンチもありそうなファイターです。

久保は、富岡とは全く違ったタイプの杉本に対してどう戦うか。前戦がフロックでなかったところを見せてもらいたい。

バンタム級

須藤龍揮(RK蒲田)vs冨田風弥(伊豆)

須藤は東日本新人王決勝でワンパンチKO、戦績はまだ2戦2勝1KO。アマ経験はあるものの、それを感じさせないほど、フルスイングで振ってくる、個性的でおもしろいボクサーです。

冨田は181cmという長身、しかもサウスポーながら、クラウチングに構えるボクサー、こちらもせっかくのリーチを上手く使おうという気のない(?)なかなか個性的なボクサー。

この試合は非常に楽しみ。

 

スーパーバンタム級

矢斬佑季(花形)vs福永宇宙(黒潮)

西軍MVP、福永。8戦全勝(4KO)というレコードを引っさげ、四国のジム初の全日本新人王を目指します。

対して矢斬は3度目の新人王挑戦。3度目の正直を叶えたいところでしょう。

矢斬は出入り、サイドステップが良いタイプのスピードに優れたサウスポー。花形ジムの選手らしく、大きな努力のあとが見えるボクサーです。

そして福永、こちらは基本に忠実な、ストレート主体のパンチャー、地方ジム所属にしてこの基本技術の高さはこちらも相当な練習量、そして自ら考える主体的な姿勢が見て取れます。

何度かこのブログでも言及しておりますが、私は生まれが四国、香川県。(とはいえ、小豆島という離島なので、胸を張って四国の民だと言えないのですが。)

なので、中国、四国地方のボクサーは無条件で応援しております。

この試合は個人的に全日本新人王戦全てのカードの中で一番楽しみなのです。

朝日新聞記者の伊藤雅哉さんが、福永についての記事をnoteにアップしてくれているので、こちらもチェック!!

前編、中編、後編となるようです。

 

フェザー級

平野和憲(KG大和)vs福永輝(沖縄ワールドリング)

1番楽しみなのがスーパーバンタム級、と申し上げましたが、2番目に楽しみなのはこのフェザー級。

4戦全勝全KOというパーフェクトレコードを誇る平野と、8勝(5KO)1敗のワイルドなオキナワンファイター、福永。

平野はストレート主体の長身ストレートパンチャーであり、福永はスイング系のパンチをワイルドに繰り出すフッカーです。

ハードパンチャー同士、なんですが、距離が違い、どちらのボクサーが自分の強いパンチが当たる距離に長くいられるか、という勝負。

当てたもの勝ちといえなくもない一戦ですが、これはKO決着濃厚、非常に楽しみな一戦です。

スーパーフェザー級

奈良井翼(RK蒲田)vs福田星河(エディタウンゼント)

6戦6勝(5KO)の奈良井、5戦5勝(1KO)の福田。ともに21歳、無敗でここまで駆け上がってきた新鋭ながら、キャリアは奈良井の方が上です。

おそらくボクシングをすれば奈良井の方が上手く、パンチ力、スピードも奈良井の方が勝っています。

そこで、福田はくっついての乱打、消耗戦、気力の勝負に持っていきたいところです。

福田としては、地力で勝る奈良井に対して、恐れず前進し、近い距離で奈良井のハードパンチを殺しつつ、馬力で押し込んでいけるかが鍵となりそうです。

 

ライト級

浦川大将(帝拳)vs戸川叡二(姫路木下)

7戦6勝(4KO)1敗、しっかりと基本を学んでいるであろう「帝拳」らしいボクサー。2019年に続き2度目の参戦となる浦川は、東日本新人王決勝を不戦勝で勝ち上がりました。

対して戸川は、デビュー3連敗から6連勝で西軍代表戦を制した、スイッチヒッター。基本技術では浦川に劣ると思われ、ポイントでの勝負では分が悪いと思いますが、その意外性で撹乱し、西軍代表戦に続き倒して全日本新人王となってほしいボクサーです。

スーパーライト級

兒玉麗司(三迫)vs高畠愛大(タキザワ)

兒玉のプロキャリアはわずか2戦(2勝1KO)。豊富なアマキャリアを持ち、東日本新人王決勝では非常にクレバーな戦いを見せ、最終ラウンドTKO勝利。新人らしからぬ落ち着いた雰囲気と、そしてハンドスピードが速い。

対して高畠もアマキャリアを持ち、引き出しの多そうなボクサー。西軍代表決定戦では、距離感の良さの他、ハートの強さ、タフネスを証明してみせました。

前戦だけで判断すると、兒玉の勝利が固く見えますが、高畠がどれほど兒玉を研究できるか。兒玉の嫌がる事がわかれば、面白い展開になるかもしれませんね。

 

ウェルター級

山﨑海知(山龍)vs能嶋宏弥(薬師寺)

2勝(2KO)2敗の山﨑、5勝(2KO)1敗の能嶋。

山﨑の振るう左右のフックは破壊力抜群。フィジカルも強そうで、かなりふてぶてしい感じがしたので、きっと気持ちも強いのでしょう。

対する能嶋はジャブ、ストレートを主体としたストレートパンチャー。西軍代表決定戦で見せたように足を使ってさばきつつ、山﨑を中に入らせない戦法でいくでしょう。

さて、ここは能嶋のスキルが上回っていくように思いますが、山﨑のパワーが能嶋の想定以上であれば、距離を詰められる展開となっていくかもしれません。

ミドル級

可兒栄樹(T&T)vs中田勝浩(井岡弘樹)

3勝(1KO)1分の可兒は東日本新人王決勝を引き分け勝者扱いで全日本新人王決定戦へ出場。まだ19歳、しかしそのボクシングはなかなか多彩です。反面、まだ体が出来上がっていない感じがして、フィジカル面では不安が残ります。

対する中田は5勝(4KO)無敗のハードパンチャー。単発が多く、上手いボクサーとはいえませんが、一発で試合をひっくり返す事のできる圧倒的な破壊力を持つボクサー。

引き出しは10歳若い、可兒の方が多いでしょう。中田はガードを固めて近づいてその豪腕を振るう、という戦い方になろうかと思いますが、可兒はアウトボックスしつつ、近づいてはショートを打って、というような試合展開になろうかと思います。

中田のプレッシャーに可兒が負けなければ勝利は可兒の手に、可兒が中田のプレスに飲み込まれ、被弾すれば中田の勝利が近づきます。

どちらにも転びそうな一戦。

全日本新人王決定戦は、2/21(日)14:00〜日テレG+で生中継!

www.ntv.co.jp


 

↓日テレG+を見るには。。。

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2020年の新人王戦、過密スケジュールでここまで選手たちはがんばってきました。このコロナ禍の中で、十分なトレーニングも積めなかったボクサーもいるかもしれません。

そしてさらに、この全日本新人王戦も無観客試合。寂しい限りですが、テレビの前で応援したいと思います。

東日本新人王決勝、西軍代表決定戦については、観戦記も書いていますので是非御覧ください。

尚、2/19(金)の11:00〜14:00には東日本新人王決勝の再放送、同日14:00〜17:00には西軍代表決定戦の再放送が、同じく日テレG+であるようです。

こちらは予習用、時間があれば是非この中から応援したいボクサーを見つけてくださいね。

 

 

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