信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】5/10フェニックスバトル!メインは伊佐春輔vs森且貴!高畑里望vs中井龍も大注目!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

本日(5/5)は別にどこも話題にはしていませんがシンコ・デ・マヨ。

週末のアメリカ・ラスベガスの興行はシンコ・デ・マヨ興行で、カネロ・アルバレスが登場します。本日(5/5)、アルツール・ベテルビエフvsジョー・スミスJrという統一戦も正式発表され、ビボルvsカネロの勝者との対戦もクローズアップされる興行となりそうですね。

個人的には、カネロにはGGGとのトリロジーよりも、そっちに進んでもらいたい。。。

↓ビボルvsカネロのプレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

まあ、それは置いておいて、今回は国内興行です。

5/9(月)、木村翔vs堀川龍の注目試合に続いて行われる、5/10(火)のフェニックスバトル。今回のブログでは、5/10、FODプレミアムで生配信されるフェニックスバトルのプレビュー記事です。

 

5/10(火)フェニックスバトル

日本ユース・ミニマム級タイトリマッチ

伊佐春輔(川崎新田)9勝(1KO)3敗1分

vs

森且貴(大橋)9勝(2KO)1敗

2016年プロデビューの伊佐は、前戦となる2021年8月に、高田勇仁(ライオンズ)にスプリットの判定で勝利し、日本ユース・ミニマム級王者に輝いています。

伊佐は、2019年のB級時代に高田に惜敗していることもあり、このユース王座戴冠戦での勝利は格別だったのではないでしょうか。

そして森は、2018年プロデビュー、2019年の全日本新人王。そのままトントン拍子で進むも、前戦の2022年1月の日本王座決定戦では石澤開(M.T)にノックアウト負け、初黒星を喫しました。

 

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

敗戦後、担架で運ばれる森は泣いていました。

前戦、最高を味わった伊佐と、最低を味わった森。前戦の換気と絶望のコントラストは、大きい。

伊佐にしても、森にしても、スピードとステップワークを根幹においたボクシングスタイルです。どちらかというと、伊佐の方は打ち終わりの頭の動きにも注意して、まずはパンチをもらわない、ということを念頭に置いていそう。対して森は打ち合い上等、と思えるほど強いハートを、前戦で見せています。

伊佐も森もコンビネーションに優れていますが、森の方がややアグレッシブに見え、コンビネーションも多彩に見えます。ともに非常にキビキビとした動きで、これは「ザ・ミニマム」という、速く、素晴らしい攻防が見れそうです。

個人的には、やはり痛烈な初黒星を喫した森且貴というボクサーが、どのように変化しているのかが楽しみです。石澤戦、決して悪くはありませんでした。その成長に期待です。

 

62.0kg契約8回戦

湯川成美(駿河男児)4勝(3KO)無敗

vs

櫻井孝樹(SRS)8勝(3KO)8敗1分

B級デビュー、4勝(3KO)無敗という戦績ながら、さして順風満帆ではないボクシングキャリアを持つ湯川。圧倒的な力で勝ち進んでいる、というよりも、困ること、苦戦することもありながら、最後は力でねじ伏せてきている感が強い。その分、たった4戦ながらも様々な事を経験し、そのキャリアは確実に身になっているはず、とも思います。

豊富なアマキャリアを持ち、プロでもしっかりとキャリアを積んでいる湯川の相手は、櫻井。

この櫻井は、前戦(6回戦での試合)で勝利を収めているものの、それはもう3年以上も前のこと。しかもその前は3連敗。A級戦では未勝利、というボクサーです。

 

この一戦については、残念ながら力の差が大きい、と思います。

湯川は現在日本ランク13位、ここでは負ける事はおろか苦戦すらも許されず、ハードパンチを持つ湯川は油断せず、早期決着したいところでしょう。

スーパーフェザー級8回戦

高畑里望(ドリーム)17勝(7KO)9敗1分

vs

中井龍(角海老宝石)3勝(1KO)1敗1分

セミファイナルの一戦よりも、こちらはメインクラスに注目すべき一戦です。

奇跡の42歳、高畑里望。このボクサーは日本スーパーフェザー級12位、ランキングから落ちれば定年制により即引退、という、常に崖っぷちのボクサーです。

 

決してパンチ力に秀でているわけではなく、スピードが非常に速いわけでもありませんが、大きな体、スタミナ、そして巧さを最大限発揮し、ストロングポイントのみで戦えるボクサーです。この辺りはさすが年の功。

「ピークはまだ先」と語る42歳、同い年のボクサーなのでがんばってもらいたい。

↓高畑の前戦の観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

その相手が中井龍、というのはまた残酷です。

2019年にB級デビューの中井は、デビュー戦を引き分け。デビュー2戦目ではタイで勝利、3戦目には内藤未来(E&Jカシアス)を降します。

4戦目では現日本ライト級王者の宇津木秀(ワタナベ)との対戦、これは大いに善戦した末、僅差の判定負けを喫しています。

再起戦では無敗の保坂剛(三迫)と対戦し、判定勝利。

元々は鬼のようなフィジカルを持つファイタータイプのボクサー、ということでしたが、宇津木戦では足を使ったスタイルを見せ、それは保坂戦でも見せています。

ボクシングに幅を持たせた、ということなのでしょうが、これは非常に奏功しているように思います。特に宇津木戦は、敗れはしたものの、(宇津木を応援していた)私の目には、中井の僅差勝利に思えた展開でした。

スピード、パワー、フィジカル、ボクシングに必要そうなものをパラメートするとすれば、ほとんどすべてにおいて中井が上回るはずです。それほど、この中井龍というボクサーは強いボクサーだと思います。

それでも尚、勝負はわかりません。

 

高畑はそんな数値のようなもので表せられる以外のもので力を発揮できるボクサー、それこそが正に「キャリア」と呼べるものだと思います。

戦った数、ではなくて、「戦って学んだ数」。それが半端ないのが、高畑里望と言うボクサーだと思います。

さて、同い年としてがんばってもらいたい高畑、宇津木戦以降、ファンになった中井。

どちらを応援するのか、答えは出ません。

好試合を期待するのみです。

 

放送・配信

他に6回戦に富岡浩介(REBOOT.IBA)vs入田琴司(DANGAN AOKI)、高橋利之(KG大和)vs秋間瑞輝(宮田)、女子の6回戦で狩野ほのか(オークラ)vs細田めぐみ(SRS)。

あとは4回戦が3試合の合計9試合。前日に行われるDANGAN興行の倍以上です。

この興行は、FODプレミアムで生配信。5/10(火)17:30頃に始まる第1試合からの生配信となるはずです。

↓FODプレミアムはこちらから

FODプレミアム

そしてこの興行を1時間に編集したものが、5/14(土)か5/15(日)の深夜にフジテレビで録画放送、5/16(月)15:00〜この編集版がFODで配信されると思います。このフジテレビの録画放送、FODでの配信については、無料で見れます。

あと全然関係ない話なんですけど、ECサイトをオープンしてみました。

ボクシング用品の専門店で、その名も「Boxingcafe」です。(捻りなし。今後変更するかもしれません。)よかったら覗いて見てください。(商品はほとんど登録していませんが、購入はできます。)

thebase.in

 

プライバシーポリシー お問い合わせ