信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】宇津木秀vsジロリアン陸!大注目の日本L級TM、セミに日本Mm級TM、重岡優大vs仲島辰郎!

ウィークデイは国内ボクシングがアツい!

11/15(火)は志成ジム主催のLIFE TIME BOXING、比嘉大吾や佐々木尽が登場します。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

このLIFE TIME BOXINGは比較的実力差があるであろうマッチメイクが主になっており、いわゆる「勝負論」たるものがある興行ではないと思われます。その中で、思っても見なかった苦戦を強いられるボクサーもいるかもしれませんし、想像以上に強い外国人ボクサーもいるかもしれません。

しかし、やはりボクシングファンとしてはどちらに転ぶかわからない、良い試合が見たい、ということが本音。そう考えると、11/15から2日後、11/17(木)のワタナベジムとDANGANによる共同開催の興行は、非常に興味深いものです。

ということで今回は、W日本タイトルマッチ、11/17のWATANABE PROMOTION & DANGAN興行のプレビュー記事です。

 

11/17(木)WATANABE & DANGAN

日本ライト級タイトルマッチ

宇津木秀(ワタナベ)11勝(9KO)無敗

vs

ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)14勝(13KO)3敗

2022年、大きく飛躍したボクサーの一人である宇津木秀。

2021年、中井龍(角海老宝石)戦では1階級下のノーランカー(当時)を相手に大苦戦、この試合を機に中井の評価を上げてしまった、という内容でした。

しかし、2022年2月に行われた日本ライト級王座決定戦では、1階級上の前日本王者、鈴木雅弘(角海老宝石)にコンパクトで強いパンチをコネクト、最初から最後まで集中力を切らさず9RTKO勝利で日本王者に。

初防衛戦でも富岡樹(角海老宝石)を8RTKOで退け、早くも盤石の強さを誇っています。

非常にバランスの良い出で立ちから、ジャブをしっかり突き、ボディを打ち、後半に仕留めてしまう、というこの姿は、先輩王者である内山高志に重なるものがあります。

オーセンティックなストロングスタイル、あまり小細工を要しないボクシングは、個人的に非常に好みです。

 

そんな強い日本王者に挑戦するのが、待望のチャレンジャー、ジロリアン陸。

マジシャンであり、またラーメン二郎をこよなく愛する異色のボクサーは、テレビ等のメディアへの出演経験も豊富であり、非常に人気のあるボクサー。

その人気はミーハー人気なわけではなく、そのボクシングも非常に魅力的で、幾度も印象的なノックアウト勝利を積み重ねてきているハードパンチャーです。

前戦は2022年3月の粕谷雄一郎(角海老宝石)戦で、ド派手な5RTKO勝利。打撃戦を展開したあとのBrutalノックアウトで、結果的にはワンパンチで意識を根こそぎ刈り取ってしまうようなノックアウト劇が非常に多い印象です。

とにかく倒し方が派手で、少々のディフェンスの甘さはあろうとも、結果的に倒してきているこのジロリアン陸は、誰とやっても面白い内容になることは請け合いです。

さて、この試合はボクシングモバイルの勝敗予想でほぼ五分、ややジロリアン優勢(11/14現在)というものです。

この状況には驚きですが、ボクシングをさせれば宇津木の方が数段上だと思います。

ジロリアンの魅力は、その意外性であり、パンチングパワー。比較的荒々しくパンチを振るってくる、更にスピードがものすごく速い、というわけではないので、それを封じるのはさほど難しくないようにも思います。

 

しかし、おそらくそれが落とし穴であり、このジロリアンは非常に当て勘に優れたボクサー。普通に考えれば当たらないパンチを、独特なタイミング、軌道、アングルのセレクトにより当てる事が可能なボクサーなのだと認識しています。

前半、そのジロリアンの独特なボクシングを、宇津木がしっかりと見切る事ができれば、後半のストップ勝利があり得る、と思いますし、もし、ジロリアンのその独自性が、宇津木を混乱させる事ができるほどのものであれば、もしかすると前半決着でジロリアン、というの有りなのかもしれません。

個人的には、7-3くらいで宇津木優位と思える試合ではあるものの、ジロリアンが一発で試合を終わらせる可能性も捨てきれず。だからこそ、この試合は非常に面白く、興味深いものになるのだと思います。

 

日本ミニマム級タイトルマッチ

重岡優大(ワタナベ)5勝(3KO)無敗

vs

仲島辰郎(平仲)11勝(7KO)3敗1分

弟、重岡銀次朗は世界挑戦が2023年の1月6日に決まりました。兄として、ここで躓くわけにはいかないでしょう。

重岡優大は、弟銀次朗から遅れること1年後の2019年10月にプロデビュー。デビュー2戦目で当時のOPBF王者、リト・ダンテ(フィリピン)にノンタイトル6回戦で完勝、その後も三迫のホープ、堀川龍(三迫)、WBOアジア・パシフィック王座決定戦では小浦翼(E&Jカシアス)と非常に濃密なキャリアを歩み、2022年7月にWBOアジア・パシフィックタイトルの初防衛戦をクリアしてこのタイトルを返上しています。

そして、弟が返上したこのタイトルを巡って、すでに日本タイトルに2度チャレンジしている仲島辰郎との決定戦に臨みます。

仲島は2017年の西部地区新人王で、地区対抗戦を勝ち上がるも、西軍代表決定戦では井上夕雅(当時尼崎亀谷)とドローの敗者扱い。

 

2018年4月の日本初代ユース王座決定トーナメントで石澤開(M.T)に敗北して初黒星。その後は連勝で勝ち上がり、2021年6月に谷口将隆(ワタナベ)の持つ日本ミニマム級タイトルに挑戦して失敗、再起戦で重岡銀次朗(ワタナベ)との王座決定戦でも敗北を喫し、今回が3度目の正直の日本タイトル戦となります。

ワタナベジムとの3連戦となる仲島ですが、何かしらの秘策を持って望まなければ、この重岡の壁を超える事はできないでしょう。

重岡優大は、弟と同じく非常に優れたボクシングテクニックを持ち、フィジカルも強く、パワーもあります。インテリジェンスにも優れるという印象で、およそ穴の少ないボクサー。

小浦戦に関しては、どちらが勝ってもおかしくない一戦ではありましたが、それは相手が小浦翼だったからであり、総合力は日本国内のミニマム級戦線において頭ひとつ飛び抜けているグループのうちの一人。

谷口将隆、重岡銀次朗、小浦翼、そしてこの重岡優大が、世界タイトルを独占してもおかしくないくらいの所まで来ていると思います。

 

なので重岡としては、できれば銀次朗以上に仲島相手にはっきりと勝ちたい、というところでしょう。それが力みにつながらなければ重岡の勝利は固い、と見ます。

ただ、仲島にとって、3度目の王座挑戦、これはしかも3試合連続の王座アタック、ということで、期するものは絶対にあるはずです。仲島は平仲ボクシングスクール、沖縄からわざわざこの戦いに出向いてきます。東京近郊の大手ジムとは違い、チャンスは豊富にある、とは言えません。

ともすればラストチャンスにもなり得るこのチャンスを活かす事ができるか、はたまた重岡が順当な勝利を手にするのか。重岡にとってはどうしても弟と比べられてしまう一戦であり、仲島にとっては3度目の正直というものが叶うかどうかという一戦。両者の意地がどのような結末を連れてくるのか、非常に楽しみな一戦です。

 

その他のアンダーカード

その他のアンダーカードでは、前戦、オーストラリアに乗り込んで地元ホープのサム・グッドマン(オーストラリア)にダウンを奪う善戦を見せた富施郁哉(ワタナベ)が4勝(2KO)3敗のタイ人ボクサーと対戦です。

ここは復帰戦であり、調整試合の意味合いが強いでしょうが、富施はグッドマン戦の前に芦屋大元主将の田井宜広(RST)、2020年の全日本新人王の冨田風弥(TRIBE SHIZUOKA YAMAGUCHI)ら強豪との対戦ばかりだったので、ここはしっかりと再起を果たしてもらいたいところですね。

グッドマンは富施戦でWBOとIBFの地域タイトルを獲得、世界ランカーとなっていますが、富施にもここから巻き返してほしいですね。

そして関根幸太朗(ワタナベ)も登場。今回のワタナベプロモーション&DANGAN興行はワタナベホープたちが次々登場しますね。

2021年の全日本新人王、関根は、圧倒的な力でトーナメントを制し、前戦ではその勢いを駆ってビッグネーム、佐々木尽(八王子中屋)との6回戦。もしかするともしかするんじゃないか、と思っていましたが、ここは惜しくもドロー、大物食いはならなかったものの、広く認知を広げたと言って良いと思います。

今回は2勝2KO無敗というタイ人が相手なので、ここはスカッと勝たなければいけないところ。

上のふたつはどちらかというと調整試合、富施にしても関根にしても、勝ち方を問われる試合ではありますが、その前に予定されているテンプル神原(DANGAN AOKI)vs高根秀寿(角海老宝石)は50-50の戦いに思え、非常に楽しめそうですね。

4勝2敗という戦績の神原は、天台宗の僧侶という変わりダネ、2022年5月に行われた諸岡直樹(セレス)戦でまさかの初回TKO負けを喫しています。

 

高根はデビュー後4連勝もその後3連敗、現在の戦績は4勝(1KO)3敗というもので、それでも現在の日本ランカー、安藤教祐(KG大和)に2度の判定負け、狩俣綾汰(三迫)に判定負けとKO負けはありません。

両者の意地と意地がぶつかる6回戦となりそうで、非常に楽しみですね。

以上の5試合が今回の興行の全試合、これに久我勇作氏の引退式があります。

 

【放送・配信】

この興行は、11/17(木)17:50〜ABEMA.TVで全試合生配信の予定です。

もしライブで配信を見れない、という場合は、ABEMAプレミアムに加入しておけば追っかけ再生も見逃し視聴も可能ですので、便利です。私は何だかんだずっと入りっぱなしです。

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