信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】衝撃KO!3150FIGHT SURVIVAL、力石政法vsリカルド・ヌニェス!!

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今日は東京へ出稽古に行っていたので、なかなか疲れました。

帰宅して21:00でしたが、ABEMAをつけてみるとこれからメインの雰囲気。

ちょうど良い、今日は疲れてしまったのでこのメインだけでも見ようと思います。

ということで、今回のブログは3150FIGHTメインのみ、力石政法vsリカルド・ヌニェスの観戦記。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

3150FIGHT SURVIVAL vol.6

134lbs契約10回戦

力石政法(緑)13勝(8KO)1敗

vs

リカルド・ヌニェス(パナマ)23勝(21KO)5敗

確かこの日の3150FIGHT SURVIVALはお昼すぎくらいから開始されている興行なので、もしvol.5も全て見ている人がいたとすればものすごい長時間興行。

私はこの試合のみですが、いよいよ最後ですね!

初回、両者の足が交錯しそうな距離から、まずはヌニェスがワンツーで先制。その後もプレスをかけるヌニェス、身体は非常に強そうですね。

力石はカウンターを狙っているようですが、ヌニェスのプレッシャーが思いの他強いか、やや下がり気味。それでもやはりシャープな左を持っている力石、ラウンド後半にはこの左を惜しげもなく使っていきますね。

 

2R、前ラウンドでタイミングを確認できたのか、前半に力石の左カウンターがヒット。これでヌニェスは腰をガクッと落とします。

なんとかこらえたヌニェスはプレスをさらに強めますが、力石はカウンターとステップワークでこのプレスを躱していきます。

ヌニェスのパンチは非常にワイルドで、遠い距離では力石がしっかりと見切れていそう。ただ、近い距離ではヌニェスの強いボディが力石を襲います。力石はストレートの距離で戦いたいところですね。

3R、ハンマーで殴りつけるような右を打つヌニェス。非常にエネルギッシュに前進してきます。このラウンドはヌニェスの強いプレスに大きく足を動かされれている雰囲気の力石。

これは結構キツい、と思った後半、力石のボディショットがヌニェスに炸裂!

少々の時間を置いてから、ヌニェスは膝を突くダウン!

 

そしてそのまま立てず、力石政法、3RTKO勝利!!

スロー再生が流れますが、ヌニェスが出てきたところへのカウンターの左ボディ。これはみぞおちか、今回も素晴らしいカウンターショットを見せてくれました。

世界挑戦経験者、リカルド・ヌニェスに対しても見事なノックアウト勝利!

これでマングバット戦、木村吉光戦に続いて3連続KO勝利。ここ5戦で5勝(4KO)と絶好調です。

勝利者インタビューではWBO王者、ナバレッテとやりたいと語った力石。

スーパーフェザー級のナバレッテであれば、ここ最近の力石を見ているとやってくれそうな気がします。

ということで、各団体の王者をおさらいしておきます。

 

WBA世界スーパーフェザー級王者

エクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)

前戦はWBA世界ライト級王座へ挑んだジャーボンタ・デービス(アメリカ)戦でしたね。このガルシアは当時の指名挑戦者、クリス・コルバートのファイナルエリミネーターの相手としてピックアップされ、見事なアップセット。このタイミングで、ガルシアの勝利を予想できた人はほとんどいませんでした。

この勝利により、コルバートに代わってロジャー・グティエレス(ベネズエラ)に挑戦、王座を掴んだというシンデレラボーイです。

フィジカルに自信を持っているファイター、ガルシアは、力石にとって相性も良いように見えますが、残念ながら力石はWBAのランクには入っていません。

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WBC世界スーパーフェザー級王者

オーシャキー・フォスター(アメリカ)

レイ・バルガスとの決定戦を経て、念願の世界王座を獲得したオーシャキー・フォスター。

何がすごい、というのが非常にわかりづらい、ややディフェンシブなタイプのボクサーです。だから非常に戦いづらく、誰とやってもさほど面白い試合になりそうにありません。

とか言いつつ、初防衛戦となるであろう指名戦、エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)戦は面白くなるかもしれません。エルナンデスは33勝30KO(1敗)というハードヒッターであり、ホコタテ対決となりそうですね。

IBF世界スーパーフェザー級王者

ジョー・コルディナ(イギリス)

我らがウェールズの魔法使い、ジョー・コルディナ。このボクサーは尾川堅一(帝拳)から素晴らしいワンツーでタイトルを奪い、そしてその後怪我による謎の王座剥奪を経てもくじけず、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)を見事なボクシングで破って王者の証明を成し遂げたボクサー。

スーパーフェザー級でいうと、個人的には一番好きなボクサーで、この階級最強であってほしいと思っているボクサーです。

例えば力石がこのコルディナに挑めるか、というとやはり正直難しい。イギリス人世界王者を日本に呼ぶには莫大なコストがかかり、この階級は更に、です。バンタムの比ではないでしょう。

↓超良い試合だった、ラヒモフvsコルディナ!

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WBO世界スーパーフェザー級王者

エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)

そして最後に力石が明確に「ターゲット」とするエマニュエル・ナバレッテ。スーパーバンタム、フェザーで王座を獲得し、2023年に3階級目を獲得するも、この階級での評価はまだまだイマイチ。

そして8月にはオスカル・バルデス(メキシコ)との同胞対決を迎えます。

ナバレッテは前戦からどれほどスーパーフェザーにフィットしているのか、が論点となりそうな一戦ですね。

ナバレッテも人気ボクサーなので、やはり日本に呼ぶには莫大なコストがかかりそう。

ただ、力石はWBOアジアパシフィック王者ということもあり、今回の試合も相まってランキングもぐっと上がりそうな予感、やはり一番近いのはWBO王座かもしれませんね。

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ということで、世界的には大混戦模様のスーパーフェザー級。

木村吉光をノックアウトしたことで、力石はこの階級の日本人ボクサーで頭一つ抜け出している状態、というか尾川堅一と並んだか追い越したか、という状態ですね。

尾川、力石、どちらが先にチャンスを掴むのか。そして、どちらが先に世界王者となるのか。

大変興味深いスーパフェザー級戦線、日本人の世界挑戦は今年か来年に起こりそうな感じもしますね。

 

 

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