信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【正式発表】堤聖也vsノニト・ドネア!高見亨介vsレネ・サンティアゴ!盛り上がりが加速する、年末に向けてのボクシング!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

11/6(木)、U-NEXT BOXING4の発表がありました。

かねてから噂になっていた、堤聖也vsノニト・ドネア、そして高見亨介vsレネ・サンティアゴの統一戦。そしてもう一つ噂になっていたアンソニー・オラスクアガvs飯村樹輝弥の試合の発表は無し。

ともあれ、ど平日のトリプルタイトルマッチはなかなか、なかなかなので、とりあえず発表されなかったことに若干ホッとしている自分もいます。後日、追加カードで発表されるのかもしれませんが。。。

ということで今回のブログは、正式発表されたU-NEXT BOXINGについて。

https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20251106-OYT1T50116/

 

 

 

12/17(水)両国国技館

WBA世界バンタム級王座統一戦

堤聖也(角海老宝石)12勝(8KO)無敗3分

vs

ノニト・ドネア(フィリピン)43勝(28KO)8敗

噂になってからがあっという間でしたが、実際は試合まで1ヶ月と少ししかないので、ようやく発表された、というのが正しいのでしょう。

この日、おそらくアントニオ・バルガス(アメリカ)と戦う予定だった堤にとっては対戦相手変更、そしてドネアにとってはこれまで準備をしていたかどうかは疑わしいというタイミングで、おそらくドネアの準備期間は2ヶ月に満たない、ということなのでしょう。

バルガスとドネアではタイプが全くと言って良いほど異なりますから、堤にとっても厳しいでしょうが、ドネアにとってはもっと厳しいかもしれません。

いずれにしろ、正規王者だったバルガスは母の逝去に伴い戦えなくなり、怪我を負って休養王者となっていた堤が復帰、正規王者と休養王者の立場をそっくりそのまま交代したようです。

なのでこの試合は、正規王者である堤vs暫定王者であるドネア、という団体内王座統一戦としてアナウンスされましたが、これは統一の第一回戦であり、最終的な王座統一戦はアントニオ・バルガスとの一戦となります。

 

 

 

「フィリピーノ・フラッシュ」ノニト・ドネアは、日本で井上尚弥と2度にわたり戦っていますから、日本のボクシングファンならずとも知る存在。かつての反応、スピードは衰えたといえども、「どこかで一発は当てる」はおそらく健在でしょうから、危険な相手だと思います。

感覚的に、歳をとって鈍るのはスピード、反応、スタミナと様々あれど、パワーはさほど衰えるイメージはありません。(継続的にトレーニングをしていれば)

そして堤聖也は離れて戦う、安全な距離で戦う、ということをしないですから、堤にとって悪い意味で噛み合ってしまう可能性はあります。

いずれにしろ、レジェンド、ドネアはすでに42歳。堤が優位、となるのは納得できることです。それに対し、堤が「世間が思っているよりハードな試合になると思う」と語るように、舐めることなく相手を全盛期と思ってこの戦いに臨むのならば、堤の勝利は固いはず。それでも経験豊富なドネアを倒しきれるか、というと難しいかもしれませんね。

この戦いは、そうですね。やっぱりオールドファン、というかドネアの全盛期を知っている世代からすると、なかなか複雑なマッチアップでもあると思います。昔から親日家のイメージだったドネアは、井上戦を経てその評価を上げたり下げたりしましたが、やはり「一番好き」と答えるファンは多いかもしれません。

 

 

 

複雑な気持ちにはなりますが、堤が勝てば今後楽しみなマッチアップも増えます。それはもちろん統一戦で、vsクリスチャン・メディナはまたもFOTY級の大激闘となるでしょうし、vs井上拓真との再戦は言うまでもなく、vs那須川天心というのも興味深い。そしてこのWBAタイトルというのは、井岡一翔も狙ってくるかもしれません。

なのでどちらかというと堤の勝利を願います。

WBA・WBO世界ライトフライ級王座統一戦

高見亨介(帝拳)10勝(8KO)無敗

vs

レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)14勝(9KO)4敗

前戦で、その才能をいかんなく見せつけた高見亨介。初防衛戦で即、王座統一戦に臨むというのは、帝拳陣営の自信を伺わせるものです。

比較的安全なマッチメイクをする、というイメージの帝拳ですが、ここ最近はそうでもないのかもしれません。那須川天心を含め、強気のマッチメイクです。

 

 

 

帝拳陣営としては、サンティアゴとは2戦目ですから、当然、勝てるとふんでのマッチメイク。岩田翔吉(帝拳)を相手にはアウトボックスを敢行したサンティアゴでしたが、インサイドでジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に敗れる等しており、その実力はよくわかりません。

他の試合を見るとおおよそ距離を詰めて戦うタイプに見えますが、岩田戦は、岩田が以前ゴンサレスに敗れた映像を見て、完全に岩田シフトだったのか、それとも戦法の振り幅が大きいのか。

高見はかなり強気にいくので、どちらかというとサンティアゴが前に出てきた方が戦いやすく、おそらく決着も早いでしょう。サンティアゴが岩田戦と同様の戦法をとったとき、捉えきれるかというのがまだ未知数なところですね。

いずれにしろ、こちらも高見が優位となって間違いのない戦いです。

個人的にも、サンティアゴの評価はさほど高くはなく、岩田とは相性の問題、サンティアゴの岩田対策が奏功した、というイメージであり、地力で言えば高見が上回ると思っています。

 

 

 

ここはまたセンセーショナルなノックアウト勝利を期待、この統一王座を土産としてフライ級戦線に行くも良し、あと数戦戦って4団体制覇を目指すも良し。

ともかくこのWBOタイトルを取れば、フライ級に上がった時、WBOのトップコンテンダーにランクされます。(とはいっても、WBOフライ級王者は同門と言えるアンソニー・オラスクアガですが)これが2階級制覇への最短距離ですね。

一方で、ライトフライ級の4団体統一を目指す道もさほど難しくはありません。(これはマッチメイク的に、という意味です。)

WBCのライトフライ級王者はカルロス・カニサレス(ベネズエラ)、他国で戦うことを苦にしないロード・ウォリアー、日本での高額ファイトマネーとなれば喜び勇んで来日するでしょう。懸念事項は次戦の防衛戦が、ノックアウト・CP・フレッシュマートと「タイで」試合をする、ということですが。がんばってほしいものです。

そしてIBF王者はタノンサック・シムシー(タイ)、グリーンツダと契約しているので、こちらも日本では幾度も試合をしていますし、前戦で世界タイトルを獲得したのも日本。統一戦となれば当然モチベーションもファイトマネーも高くなるのですから、シムシーにとっても願ったりかなったりでしょう。

 

 

 

ということで、高見はあと1年ないし2年ぐらいこの階級で我慢できれば、史上初となるライトフライ級4団体統一タイトルマッチを掴み取れる可能性があります。当然、まだキャリアの初期段階、23歳というのはまだ体も大きくなるでしょうが、個人的な思いとしてはそれを見てみたいですね。

そして明日は!

そして明日、11/7(金)は、Leminoで記者会見。

内容は、12/27(土)にサウジアラビアで行われる「The Ring」興行で、井上尚弥、中谷潤人、寺地拳四朗、堤駿斗、堤麗斗、今永虎雅が揃い踏みとのこと。これは記者会見から豪華ですね。U-NEXT BOXINGの発表と日程をズラしているのもナイスです。

まあ、Lemino配信は全くありがたくないですが。

ともあれ、明日も記者会見を楽しみましょう。

 

 

 

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