信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

「The RING」ランキング!P4Pランキング1位に井上尚弥、そしてバンタム級も大きく変動!今後の推移は?

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

未だその余韻を引きずる、シンコ・デ・マヨウィークのボクシング興行。

国内ではもちろん井上尚弥vs中谷潤人の話題でもちきりなわけですが、海外に目を向けるとヒルベルト・ラミレスvsデビッド・ベナビデスの試合も大きな話題であり、この5/2全体を通してみれば、ベストパフォーマーとしてはデビッド・ベナビデスの名が挙げられることについては大いに納得のいく事です。

そしてもちろん、そう、ほとんど想像した通りに、リングマガジンのP4Pランキングに変動が。そして、我々のような日本のボクシングファンにとって興味がある、バンタム級のランキングにも大きな変動が起こっています。

ということで今回のブログは、シンコ・デ・マヨ興行を経て、新たにレートされたリングマガジンP4Pランキング、そしてバンタム級ランキングについて。

 

 

 

PFPキングは井上尚弥に!

パウンド・フォー・パウンドボクサー同士の一戦は、当然、このランキングを上げる事に十分な意味を持ちます。それは当然、勝利したほうのボクサーに対してです。

井上尚弥は、中谷潤人を降したことでこれまで2位だったP4Pランキングで1位に返り咲き。

これまで3傑と呼ばれていたのはオレクサンドル・ウシク、テレンス・クロフォード、井上尚弥だったため、ウシク、クロフォードの引退後、井上尚弥がトップとなる未来は十分に見えていたところではありました。

クロフォードはカネロ戦後に引退を表明し、このランキングから外れ、ウシクはライバルたちを倒しきった後、そのキャリアをエンタメファイトの方向性に舵を切っています。

そこにこの井上vs中谷が組まれた事で、井上がここに勝てばP4P1位返り咲き、というのは見えていた未来でもありました。もちろん、その勝ち方にもよるのでしょうが。

 

ともあれ、井上尚弥はその強さを存分に見せつけ、中谷を撃破。

おそらく、序盤から中盤の戦い方を続けていればもっと楽に勝てた可能性はありますが、後半には打撃戦に身を投じ、「すべてにおいて上回る」もしくは「倒す」という気概を見せての勝利。ポイント差は一部競っていましたが、どう見ても井上尚弥の完勝だったことに間違いはないでしょう。

そしてその上で、中谷もハート、タフネス、パワー、様々なものを証明しています。

おそらく井上尚弥がここまでクリーンなパンチを被弾したのはドネア1以来でしょうし、さらに気をつけていてもパンチをもらってしまっていた、というのは、これが初めてかもしれません。

改めて凄みを見せた中谷潤人、見た感じにはもうスーパーバンタム級にフィットしていた、と感じさせたところも、未来に期待をもたせる明るい話題だったように思います。

そんな中谷は、6位→7位に一つランクを落としていますが、これは中谷が「悪かった」、「評価を落とした」というものではなく、7位にランクされていたデビッド・ベナビデスが「評価を上げた」と捉えるべきものです。

 

 

 

ベナビデスは5位にランクアップ

デビッド・ベナビデスは、カネロに代わるシンコ・デ・マヨの顔としてリングに登場。オッズは優位のAサイドでしたが、クルーザー級では初戦を迎えることもあり、個人的には爆発的な勝ち方は難しいと踏んでいました。

しかし、蓋を開けてみればなんとヒルベルト・ラミレスに6RTKO勝利。

これまでは主に体格として優位の場にたち、長い距離から意味不明なアングルで強打を見舞ってきたベナビデスは、さながらデカいナバレッテ、と思っていました。

しかし、リングで対峙すると明らかにスルド・ラミレスの方がデカい。特に体の厚みという部分で顕著であり、これはベナビデスのパワーがクルーザー級で通用するかという勝負になる、と感じたものです。

しかしこの試合でベナビデスは、いつもよりやや近めの距離で、手打ちのような軽打の連打とパワーパンチを織り交ぜて、ラミレスをノックアウト。

体格面でやや押される場面はありましたが、もともとこのボクサーは踏ん張って打ち返す、というタイプではないだけに、フィジカル面で大きくディスアドバンテージをとっている、とも感じませんでしたね。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

この勝ち方で、ベナビデスはP4Pランキングで5位にランクアップ。その上には、4位ジェシー・ロドリゲス、3位シャクール・スティーブンソン、2位オレクサンドル・ウシク、1位井上尚弥を残すのみとなりました。

この1位〜4位のトップ4については、今後しばらくあまり変動はなさそうな感じがしますね。

 

 

 

トップ4の現在

1位:井上尚弥

2位:オレクサンドル・ウシク

3位:シャクール・スティーブンソン

4位:ジェシー・ロドリゲス

井上尚弥はしばらく休養、とのことですが、これまでのアクティブさを鑑みると、1年も試合期間が空く事はないでしょう。

ウシクは次の試合がエンタメファイトなので、どのような勝ち方をしたにせよ、井上尚弥に代わって1位に返り咲く、ということは直近、なさそうです。そして、前例にならえばそのエンタメファイトのみで、今年は終わりそうです。

3位のシャクール、4位のバムについてはアクティブに活動できそうですが、ともにこのランキングを更に押し上げてくれそうなライバルがいるのか、というのが肝要です。

シャクールについては、スーパーライト級ではなかなかライバルが見つかりません。対抗王者であるWBA王者、ゲイリー・アントワン・ラッセルは良い相手ですが、PBCということもあり、さらにアントワンは強いがどちらかというとローカルボクサーの感じなので、シャクールが戦い相手か、というとちょっと違う。

WBC王者のダルトン・スミスも良い王者ですが、次戦が6月に決まっており、これはアルベルト・プエリョという強敵、まず持ってこの試合がどちらに転ぶかはわかりません。

IBF王者のヒッチンズはズッファボクシングに行ってしまったし、WBOのトップコンテンダーであるキーショーン・デービスは友人関係にあり、戦うつもりはない。

こうなるともはやウェルター級進出以外に道は残されていないように思えますが、果たして。

いずれにしろ、1月にテオフィモ・ロペスを降したシャクール、今年2度目のリング登場があるのか、ないのか、ここがまずはクリアすべきところですね。

一方でバムは、6月にアントニオ・バルガスを相手にバンタム級初戦を迎える予定です。

ここでWBA王座を奪取後、スーパーフライ級に戻ってウィリバルド・ガルシアvsアンドリュー・モロニーの勝者との4団体統一戦を行う、というのがAルート。

その後、2027年初頭に井上尚弥へ挑戦、というプランがあるようですが、これが果たしてタイミングが合うかどうかは微妙なところですね。もしこれが実現し、バムが井上に勝利したとしたら、文句無しでP4P1位でしょう。

そうでなければ、バルガス、ガルシアvsモロニーの勝者を良い形で降したとしても、P4Pトップは難しく、シャクールが今年1試合のみで終る中で、あと2戦を圧倒的なノックアウトで終わらせる事ができるのであれば、「3位」は見えてきそうな感じがします。

 

 

 

バンタム級にも大きな変動!

さて、P4Pの行方は非常に気になるところですが、もう一つ、バンタム級のリングマガジンランキングでも大きな変動がありました。

他にも、ベナビデスがクルーザー級の1位にレートされたり、スーパーミドル級でもハイメ・ムンギアの素晴らしいパフォーマンスを受けての改訂がありました。

ただ、やっぱり気になるのはバンタム級です。

堤聖也の1位は変わらず、井上拓真が2位にランクアップ。これは直接対決で堤が勝利している、ということが未だに尾を引いているということでしょう。

拓真は3位だったのが2位にランクアップ、その煽りをうけてクリスチャン・メディナが3位にランクダウンしています。

8位だった武居由樹は、スーパーバンタム級で戦ったためなのか、それともパフォーマンスが優れなかったからなのか、ランク外へ。そして10位に入っていた井岡一翔も、今回の敗戦を機にランク外へ押しやられています。

これまで9位だった那須川天心が、エストラーダに勝利したこともあって8位にランクアップ、武居が抜けた事が影響していますね。

武居、井岡が抜けた事であいたランキングには、ケネス・ラバーが9位に、ジェイソン・モロニーが10位にランクイン。

ラバーは次戦でマイケル・アンジェレッティ戦、ここに勝てばIBF王者のホセ・サラス・レイジェスへの挑戦権を得る戦いです。

モロニーはリングマガジンランキングへのカムバック、となるのでしょうが、武居、那須川という2人のサウスポーへの連敗を経て、4/23、サウスポーであるアンドレ・ドノバンとの一戦をクリアしています。

元王者ももう35歳、残された時間が多くないと思いますが、ここにきてもしサウスポーを克服出来ているのならばチャンスはあるのかもしれませんね。ただ、如何せんマッチメイク力が強くないので、おそらく誰に挑戦スルにしても次がラストチャンスになりそうです。

 

 

 

バンタムのこれから

さて、バンタム級のリングマガジン王者は不在です。

これは、井上尚弥以降、ずっと不在です。

このリングマガジン王者は、リング・マガジンランキングの上位ランカー同士が戦う事になった場合、付与されるものであり、今現在、最も確実にこのリングマガジンベルトが付与される戦いというのは、1位の堤聖也vs2位の井上拓真、ということになります。

それぞれの指名戦だとか、堤が結局何王者なのか、というのは置いておいて、この再戦はバンタム級でやるべき試合の一つ、と数えられるものです。

6月に予定されているアントニオ・バルガスvsジェシー・ロドリゲス、この試合の勝者が引き続きバンタムで戦うか、というところもこのバンタム級の行き先を決める一つの重要な要素。

バムが勝った仮定でいくと、まずはスーパーフライ級かバンタム級、どちらでいくかを選ばなければなりません。(WBAだからしらんけど。)

スーパーフライ級で4団体制覇を目指す場合はバンタム級の王座は返上、結果的にWBAは堤の1人王者体制になります。

もしバンタム級の王座を選んだ場合は、堤聖也との指名戦となるはずです。(WBAだからしらんけど。)もしそうなった場合、この試合にリングマガジンベルトが賭けられるという可能性も出てきますね。

そしてもちろん、WBAには指名挑戦者もいます。ノニト・ドネアに勝利して挑戦権を得た、増田陸です。こうなってきた場合、バムと増田でどっちが先なのか、みたいな話になってきますね。もうゴチャゴチャ。

更に井上拓真にしても、指名挑戦権を得た那須川天心がおり、堤聖也vs井上拓真2を見たい、と思ってもその障壁はまだまだありそうです。

那須川天心の世界挑戦については、本田明彦氏が「9月」と明言しています。それが井上拓真なのか、それとも別なのか。別となれば、WBO王者のクリスチャン・メディナはアミーゴだからないとして、WBA王者の堤聖也という可能性も出てきます。IBFのレイジェスという可能性も捨てきれませんね。

そうなるともはや拓真戦よりも興味深い、まで出てきます。9月ってことは、もう来月ぐらいに発表ですかね。こちらも楽しみに待ちましょう。

 

 

 

 

▼ボクシング配信情報アプリをつくりました▼

よろしければブックマークしてご覧ください。

boxing-calendar.vercel.app

 

 

 

【宣伝】

日本で手に入りにくいボクシング用品のセレクトショップやってます。

ぜひ覗いてみてください。

<NEW ITEM COMING>FLYのニューグローブ、入荷しました!

 boxingcafe.base.shop

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ