信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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【観戦記】エマニュエル・ナバレッテの2階級制覇と、クラスニキの歓喜の戴冠劇!

今週もバブルでの興行をFITE.TVで視聴!

フェザー級王座決定戦に挑むナバレッテはどうなるか。そしてルーベン・ヴィラはナバレッテ相手にどう戦ったのか??

今週のバブル興行の観戦記です!

10/9(日本時間10/10)アメリカ

まずは先週のセペダvsバランチェク戦のハイライトが結構長く流れます。歴史に残る激闘、2020年の年間最高試合候補ですもんね。

↓観戦記はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

 セミファイナルにはミドル級のプロスペクト、ジャニベック・アリムハヌラが登場。

ジャニベック・アリムハヌラ(カザフスタン)vsゴンサロ・コリア(アルゼンチン)

↓ハイライト

 

表記は「JANIBEK」。BoxRecでは「Zhanibek」。リングコールは「アリムハヌラ」と聞こえますね。アリムカヌレ、アリムカヌリ。。。色んな表記を見ますが。

WBOのグローバル王座という地域タイトルがかけられるサウスポー同士の一戦。

リズムをとりながら、プレッシャーをかけるアリムハヌラ。右リードブローが速い!相手のコリアも反応はいいですが、すでに押されている雰囲気。

そして残り一分ほどのところでアリムハヌラの左?がヒット。コリアはダウン!レフェリーでどんなパンチかは見えませんでした。

 

その後アリムカヌリは早期決着を狙ってプレッシャーを強めます。無理にはいきませんが、ジャブから入り、コンビネーションを当てた後はバックステップ、上手い!

インターバル中、スローが流れますが左フックですね。オープン気味に当たって、バランスを崩してのダウンでした。

2R、アリムハヌラはステップも良いですが、上体の動きも柔らかいです。クラウチングに構え、スムーズなコンビネーションでコリアを追い詰めていきます。意を決してコリアが出れば、バックステップでかわしカウンターを放つ。完全に試合を支配しています。

コリアが打ち始めたところに右フックをカウンターで決め、コンビネーションの中で左ストレートをフォロー。横倒しになったコリアは立てず。

 

ジャニベック・アリムハヌラの2RKO勝利。

非常に魅力的なボクサーですね。クラウチング気味の構えですが、重心はしっかりと前足と後ろ足の真ん中にあり、前後のステップは自在です。オフェンスよりのボクシングなので攻撃力はありますが、ディフェンスもステップ、上体でかわせるので穴が少なそうなボクサーでもあります。

より強豪との対戦が楽しみですね。

WBO世界フェザー級王座決定戦

エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)32戦31勝(27KO)1敗

vs

ルーベン・ヴィラ(アメリカ)18戦全勝(5KO)無敗

 

ナバレッテがフェザー級で通用するのかの試金石であり、日本人ボクサーにとっても馴染み深い階級なので興味深い一戦です。

フェザー級のナバレッテは体の厚みがあります。ただ、絞れている感じはしません。

双方ともにスピードはさほどでもありません。ヴィラはハイライトとかで見るともっと速い選手に見えましたが、やはり所詮はいいとこどりのハイライトだったのでしょうか。

ただ、ヴィラのステップや攻撃のいなし方、さすがだな、と思った瞬間にナバレッテの左でヴィラがダウン!フラッシュダウンか、ダメージはなさそうですが。。。

 

残り時間が少ないこともあり、ナバレッテも強引には行きませんが、やや振りが大きくなっています。

ダウンを奪ったパンチは、フックのモーションからの左アッパーです。これはものすごくテクニカルというか野生のカンみたいなものを感じますね。これは見えない。。。ナバレッテの恐ろしいところはダイナミックな攻撃ではなく、もしかすると一瞬で当たるパンチの選択ができるところなのかもしれません。

2R、ヴィラにスピードが出てきたように感じます。ナバレッテはいつも通りのダイナミックなパンチを次々と出していきます。ヴィラがバックステップしてもナバレッテのジャブは当たり、一発当たった後の連打が本当によく出るナバレッテ。遠目に見ているとガードがガラガラなんですよね。日本では間違いなく矯正されるタイプのボクサー。

ヴィラはきれいなボクシングをしますが、その分読みやすく、ナバレッテとしてもやりやすいのかもしれません。3Rもナバレッテがプレスをかけ、捌きながらジャブで対応するヴィラ。

 

4R、リズムも良くなってきたヴィラ。この4Rの序盤だけ見るとすごくディフェンスの良いボクサーに見えますが、距離が近くなったところでナバレッテの左フックがカウンターでヒットし、ヴィラはダウン!調子にのりかけたところでこのダウンは痛いですね。。。

ナバレッテは見事な左フック。直前までダッキングで下を向いていて、相手を見ていないと思います。フックを振った後、当てる瞬間だけ相手を見て当てられる、すごい当てカン。

5R、ナバレッテは攻撃のペースを上げ、ジャブをついて逃げるヴィラ。ポイントでは間違いなく劣勢のヴィラにこの戦い方で勝機はあるか?

 

前ラウンドで少し疲れたナバレッテ、6Rはやや休憩。しかしプレッシャーは与え続けます。ナバレッテ、あんな変な体勢からよくパンチ打ちますね。打った後は体が流れてがら空き、でもそこを狙えないヴィラ。

8R、ヴィラはなかなか良い戦い方をします。ナバレッテの大振りをかわしてはジャブをコネクト。このラウンド後のインターバルで、「ナオヤ・イノウエ」の映像が流れます。楽しみですね~。アメリカでもじゃんじゃん宣伝してほしい!

9Rも流しているというかもう疲れた感じの見えるナバレッテ。変わらずプレスはかけ続けますが、爆発するときはくるのか。ヴィラは2度ダウンしているものの、まだ元気。もっと攻めてポイントをとりにいきたいところです。

後半3R、苦しくなってくるラウンドは両者ともに攻めあぐねます。ナバレッテの遠い距離からの大きなパンチはスピードもなくヴィラに見切られることが多くなり、ヴィラもジャブ、打ってもワンツーのみ。

 

最終ラウンド、ナバレッテも追いますが、ヴィラの足は止まる気配がなく、捕えきれません。エキサイティングで早期決着を予感させる前半を経て、中盤から終盤にかけてはともに決定打を欠きました。

判定は3-0でナバレッテ。

エマニュエル・ナバレッテが判定勝利でWBO世界フェザー級王座を戴冠、2階級制覇。

ナバレッテが圧倒的な強さを見せられなかったのは、予想以上にヴィラが良かったのか、それともまだフェザー級にフィットしていないからなのか。リーチ、パワーは問題のないことを示しましたが、前半の勢いを後半まで続けてほしいところですね。

 

ポイントは意外に接近していましたが、判定コール前にヴィラが既に拍手をしていたことを考えると、勝敗は闘った両者が分っていたのでしょう。後半、疲れた様子を見せていたナバレッテに対して、玉砕覚悟で攻めていれば結果は変わったかもしれませんが、これがヴィラというボクサーの底なのかもしれません。

いずれにしろ、フェザー級のナバレッテに対しては前半を乗り切ればチャンスを見出せそうな内容。

日本人ボクサーの奮起に期待したいところです。

 

10/10(日本時間10/11)ドイツ

WBA世界ライトヘビー級暫定タイトルマッチ

ドミニク・ボーセル(ドイツ)31戦30勝(12KO)1敗

vs

ロビン・クラスニキ(ドイツ)56戦50勝(18KO)6敗

↓このリンクはKOラウンドのみです。※Youtubeで再生して下さい。

この試合は見る前に衝撃的な結果を知ってしまいました。

コロナ禍のため、同国人対決となったこのWBA暫定戦。暫定王者、ドミニク・ボーセルに対するは、既に峠を過ぎたかと思われたロビン・クラスニキ。ボーセルにとっては調整の域を出ないような一戦かと思いましたが、蓋を開けてみればボクシングの怖さを堪能できる一戦となりました。

初回、リズムを取りフェイントをかけながら様子をうかがうクラスニキ。ボーセルはアップライトに構えます。終盤にボーセルが攻め込む場面もありましたが、アクションの少ない様子見のラウンド。

 

2R、ボーセルにもリズムが出てきましたが、開始早々にクラスニキの右オーバーハンドが浅くヒット。ボーセルはあまりクラスニキのスピードに反応できていないようにも見えますね。クラスニキは稀に振りの大きいパンチを放っていきますが、これが効果的かもしれません。

そして3R、やっぱりクラスニキのジャブに対して1テンポ遅れて反応しているようなボーセル。攻め入るときは重厚な雰囲気がありますが、リズムも少なくなってきています。クラスニキは反応も上々、残り50秒で右オーバーハンドでダウンを奪います!

 

そして立ち上がってきたボーセルに対し、同じ右オーバーハンド!1発目はガードされますが、2発目をコネクトし、そのままボーセルは立てず!(ロープ最下段で頭を打つ、危険なダウンか??)

ロビン・クラスニキの2RTKO勝利!

クラスニキが3度目の正直でWBA世界ライトヘビー級暫定タイトルを獲得!

結果にはびっくりしましたね!とはいえ、あまり強豪との対戦がないボーセルと、錚々たるボクサーとキャリアを築いてきたクラスニキ。ボーセルは本物ではなかったのかもしれません。

しかし、過去の映像を見るとボーセルはもっと体を柔らかく使える選手でもありますし、もっと絞っているんですよね。

この試合ではお腹はタプついているように見えましたし、動きも鈍かった、何より体が直立してしまっていて、開始から既に棒立ちのような状態に見えました。調整失敗でしょうか。

対してクラスニキは調子もよさそうで、運動量も多くスピードもあり、絶好調を伺わせました。この一戦にかける意気込みが違ったとしか言えません。

 

まあ結果は結果、ボーセルの出来は残念でなりませんが、クラスニキは57戦目で念願を果たし、暫定とはいえ世界王座をゲット。改めてボクシングは何が起こるかわからないからおもしろい。歓喜のクラスニキ。

このボクサーを追いかけていたファンにとっても本当に嬉しい勝利でしょうね。クラスニキにも多くの歓声が上がっていた事を考えると、本国でも人気のあるボクサーなのでしょう。

さて、今週末はどんな熱戦が繰り広げられるのか、非常に楽しみですね!

↓今週のロマチェンコvsロペスのプレビュー

boxingcafe.hatenablog.com

 

ちなみに私はあまり予想はしない、というかできないのです。こういう試合になるのでは?というような展望はありますが、正直いつもその展望は外れてもらいたい。

私たちの予想をこえていくようなファイトを見たいと思っています。

なので、私の展開予想はほぼ一般論みたいになってしまいますが、予想よりもどちらを応援したいか、という観点で見ています。ということで、今週末はロマチェンコに完勝してもらいたい。

でもそうならない可能性があります。ロペスには一発があります。

こういうビッグマッチは、何よりも楽しみです!

WOWOWで生中継!!

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ウキウキしますね!!

そして日本でも注目試合がありますので、楽しんでいきましょう!!

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