信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

井上尚弥、次戦の相手アラン・ディパエン(ケンナコーン)とは?来年春の統一戦はどうなる。

ボクシングファンならずとも、気になる井上尚弥の次戦。

10/22、IBFのサイトに名前が上がっていました。

かねてから、「調整試合」「アジア人ボクサー」という話だったので、このアラン・ディパエンがピックアップされてことについては何のサプライズもありません。

アラン・ディパエン、リングネームはケンナコーン・GPP・ルアカイムック(タイ)は、本名のアラン・ディパエンの名前で過去に日本のリングにも登場したボクサー。

 

少し前に井上尚弥の調整試合の相手を探した時には、このディパエン、井岡と戦ったアストン・パリクテ(フィリピン)、井上拓真と暫定王座を争ったタイのタサーナ・サラパット(ペッチ・CPフレッシュマート)の3人をピックアップ。

その中で、キャリア的には最も「強くないであろう」(と言っては失礼か?)ディパエンに決まったようです。

↓過去の記事

boxingcafe.hatenablog.com

記事の中ではサウスポーを想定して書いていますが、実はこの記事を書いたすぐ後、オーソドックスとスパーリングをしており、オーソドックス相手であることが示唆されるような発言もありましたので、その時にすでに予想は外れた、と思っておりました笑

でもどうせならパリクテの方が良かったですね。

あと、別の話ですが、OPBF東洋太平洋バンタム級王者、栗原慶太が中嶋一輝戦後のYoutubeライブ配信で、「試合前は言えなかったが調整試合の相手を探しているなら立候補したい」と語っていました。その意気や良し、と思いますが、このロマン溢れるボクサーには、是が非でも世界タイトルを獲得してもらいたいので、井上尚弥蹂躙後のバンタム級タイトルを狙ってほしい。

 

さて、話がそれましたが、これはあくまでも来年春の統一戦へ向けての調整試合です。日本ボクシング界の至宝、井上尚弥がリングに上がれるだけ良しとしましょう。

アラン・ディパエン又はケンナコーン・GPP・ルアカイムックについて

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本名はアラン・ディパエン。タイ人はリングネームがスポンサー企業によってコロコロ変わるという特性があり、名前は違えどこの選手とあの選手が同じ選手、なんてことがたまにあります。

そうなると替え玉をたてることも可能となってしまうので、数年前、日本でも「リングネームで名前が通っている選手以外は本名で」という通達がなされたと思います。

このケンナコーンの名前が通っているのかどうかはよく分かりませんが、各メディアが報じたときにはディパエンだったりケンナコーンだったり色々です。今回のブログでは、「アラン・ディパエン」の名前で日本のリングに立ったこともあるため、ディパエンの方で書いておきます。(フジテレビさんに合わせて今後の記事は変わるかもしれません。)

ディパエンは、12勝(11KO)2敗という戦績のボクサーで、年齢は30歳。国際式のプロデビューは2019年2月とごく最近で、デビュー3戦目でロシア人ボクサーに初黒星、2019年6月の5戦目で後楽園ホールに乗り込み、2018年の東日本新人王、荒川竜平(当時中野サイトウ)を2RでTKO。

 

その後の戦績も負け越しのボクサーやデビュー戦のボクサーを相手に白星を重ねつつ、WBCインターナショナル・シルバーのタイトルがかかった試合では当時無敗のトミー・フランク(イギリス)にスプリットデシジョンで敗北しています。

かなりハイペースで試合をこなしていましたが、コロナショックを受けてから試合数は激減、2020年12月にデビュー戦の相手に1RTKO勝利し、2021年3月にスックカセーム・キャッヨンユット(タイ)に勝利してIBFの地域王座であるパンパシフィック・バンタム級タイトルを獲得しています。

これがIBFの世界ランクに入るきっかけとなった試合なのかもしれませんね。

デビューから2年半でこのチャンスを掴んだ、というのは素晴らしい勢いだとは思うのですが、戦ってきた相手が微妙。過去5戦の相手は以下。

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この試合の一つ前も1RKO勝利を挙げていますので、現在6連続KO勝利中です。

前戦で戦ったスックカセーム(スッカセーム?スックプラサード?タイ人の読み方は良くわかりません。)は久我勇作(5RTKO負け)、田中一樹(判定負け)、最近でも小國以載(判定負け)と戦い、栗原慶太に2RKO負けを喫した選手。

このスックカセームに対して棄権勝ちしているディパエンの今の実力をどう見るか、ですが、この戦歴を見る限りは期待できそうにもありません。

でも一応、動画をチェック。

割とゆったりしたリズムから、ジリジリとプレスをかけ、運動量はあまり多くありません。163cmと身長は高くない分、なかなかゴツい体つきをしていまして、戦績通りにパワーはありそうです。当然のようにバックボーンはムエタイだと思いますので、そのフィジカルの強さを全面に押し出したボクシング。相手選手のパンチはバックステップで躱すことが多いですが、井上尚弥の高速の踏み込みに機能するのでしょうか。

ブロッキング状態で圧をかけて、超接近戦に持ち込めれば或いは、とも思いますが、何せ井上のコンビネーションは速く、ブロッキングすら間に合わない可能性が大きい。

 

このディパエン、スピードはあまりないですが、右ストレートは自信を持って打ってきますね。普通のボクサーなら、この思い切りの良い右ストレートは怖いところかもしれません。

身体はやっぱり強そうで、ムエタイ上がりでしょうからタフネスも持ち合わせているでしょう。ゆったりとしたリズムからの踏み込みスピードはあるので、思ったより速く見えるかもしれません。

と、頑張って勝ち筋を探り探りで書いて見たものの、残念ながらこのディパエンにチャンスは少なそう。

おそらくファーストコンタクトで井上の強さを悟り、ダスマリナスのように逃げ腰の展開となってほんの少し延命するのか、もしくは玉砕して早い回で終わってしまうのか、という2択のような気がしています。ちなみに、延命策(脚を使う)は持っていなさそうなので、おそらく後者。

 

あとはもしかすると、とんでもない打たれ強さを秘めていることに期待するしかありません。それでも見えないところからカウンターを打たれてしまえば終了する可能性はありますが。

ディパエンが、この自身にとって最大のビッグマッチに際し、ハプニングを起こそうと挑んでくれば、ほんの少し何かが起こる可能性はありますが、自分の力を試したいとか、お金のためとか、そういうモチベーションであればチャンスはほぼゼロでしょう。

とはいえ、井上尚弥の相手を務めてくれることには大いに感謝しましょう。相手がいなければリングに上がれませんから。

井上尚弥vsディパエンの日程

このディパエン戦の日程は、IBFの公式サイトだと12/14(火)となっています。これがアメリカ時間か、と推察する人もいるようですが、普通に考えれば公式サイト含め、発表がある場合は基本的には「現地時間」だと思います。わざわざアメリカ時間に置き換えたりはしないのではないでしょうか。

なので、今回の場合は「現地」=「日本」のため、日本時間12/14。そして、このド平日にアメリカ時間に合わせる必要は全くないので、これは夜開催。だと思います。多分。違ったらごめんなさい。ちなみに日本時間の12/14夜開催だったら、アメリカは12/14の朝です。

場所は東京とありますが、両国国技館という噂です。(ソースは不明)

個人的に、平日はありがたい。土日だとちょっと厳しいですが、後はチケット代、アンダーカード次第で見にいくという選択肢が出てきます。村田vs GGGも行きたいので、後は家族の許しをどのように得るか問題。

アンダーカードは大橋ジムのホープがこぞって登場するのでしょうね。そして放送はフジテレビ。久々の地上波ボクシング。

 

来年春に統一戦は実現するのか

年末に調整試合を挟み、来年春に統一戦を、というのは井上陣営の最近の希望。この来年春、というのは、おそらくノニト・ドネア戦となると思われます。

ドネアは、井上陣営に「今年中は無理だけど、来年の春なら」と以前に答えています。これは井上尚弥のアプリで、ドネアからはそう返事をもらっている、ということを井上本人が語っています。

来年春に井上vsドネアⅡがあるならば、カシメロ戦はその後、来年秋頃でしょうか。

と思っていたところに入ってきたのが、リチャード・シェイファーが新たに作ったプロモーション会社、「プロベラム」のニュース。

このプロベラムの名前が最初に届いたのは、ジョンリエル・カシメロvsポール・バトラーというWBO世界バンタム級の指名戦の興行権を取得したというニュースだったと思います。

この10万5000ドル(日本円で1170万円)という金額で落札したこの試合に関しては,カシメロが落胆している、とニュースになりましたね。

 

その後、ノニト・ドネアがこのプロベラム社と契約したというニュース。ちなみにポール・バトラーもプロベラムと契約している選手です。

そして今現在は、WBC世界バンタム級王座統一戦として、ノニト・ドネアvsレイマート・ガバリョ、そして前述のカシメロvsバトラーが同日開催で動いている、とのことです。

そしてドネアはシェイファーに口を利き、ギボンズと不仲になったカシメロをプロベラムに移籍させようと画策中とのこと(多分、正式に移籍はまだだと思います)。ドネアは優しいですね。それとも、ドネアvsカシメロをすんなり締結させようとしているだけなのか。

ということで、12/11(土、これも現地時間)にドネアvsガバリョ、そしてカシメロvsバトラーが開催される運びとなり、井上、ドネア、カシメロの3人の王者たちは統一に向かっていくはずです。

そして、この3人のボクサーたちの次戦が、来年春頃となってくると思うのですが、2人が戦えば1人は割りを食うことになります。つまりは、1人は統一戦ではなくなります。

 

そしてこの中でいうと、最も締結しやすいのは、同じプロモーターがプロモートする、という意味で条件面で折り合いをつけやすいドネアvsカシメロであることは疑いようはありません。そうなると、割りを食うのは井上尚弥。

後は、ドネアが「来年春に井上とやる」という井上陣営との口約束を、どれくらい守ってくれるのか。ドネアはシェーファーに対して、カシメロを推す等意見を出せる立場にあるので、この可能性もまだまだ大きいです。

そうなると、カシメロは来年春、防衛戦を挟まなければなりません。そうこうしている内に負けてしまわないかは少し心配。

最も可能性が低いですが、個人的に最も締結してもらいたいのは来年春、井上尚弥vsジョンリエル・カシメロ。そして来年秋、井上vsドネアの4団体統一戦。

これまでに何度も言ってきていますが、個人的にはラスボスはドネアが希望です。

ドネアを倒しての4団体統一と、カシメロを倒しての4団体統一だと、嬉しさの度合いがきっと違うはずです。そして、4団体統一戦の最後の試合がカシメロとなると、またゴネて先延ばしになりそうで怖い、というのもあります。

もしシェイファーが、一人ずつ井上とぶつけるためにドネア、カシメロと契約したのであれば、この流れもあり得ると思います。井上vsドネアのマッチアップは、前戦が年間最高試合だっただけに再戦は盛り上がること必至。これに4団体統一という付加価値が乗っかれば、プロモーターとしては非常に良いんではないでしょうか。

ここは、シェイファーの手腕に期待です。

なるようにしかなりませんが、個人的にはそんな希望。あんまり先を見すぎると何かあった時の落胆も大きいので、とりあえずは井上尚弥vsディパエンのチケット代と、そしてアンダーカードを気にしていくとしましょう。

↓追記。続報です。

boxingcafe.hatenablog.com

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