信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

Pick Up News!村田諒太が引退会見!フルトンvs井上は「平日・有明」開催!!モンスタートーナメントの出場者が発表!!

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ピックアップニュース、とか言いつつもその実は手抜きとも言える記事。

今週でたニュースを振り返るだけのブログです。。。

ちょっと期末で忙しいですからね。

ということで、今週も色々合ったボクシング界のニュースをピックアップです。

 

村田諒太、現役引退

昨年4月、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との一戦を最後に試合から遠ざかっていた元WBAスーパー世界ミドル級王者、村田諒太(帝拳)が引退会見を開き、正式に引退。

ロンドン五輪の金メダリストにして、ツータイム・世界チャンピオンという偉業は、当然のことながら空前絶後、しばらくは超えられない壁でしょう。

アマ時代の2011年、バクーで開催された世界選手権で銀メダルを獲得したことも偉業中の偉業だし、2012年のロンドン五輪での金メダルは偉業中の偉業中の偉業と言えます。

ロンドン五輪のとき、大きく期待された村田でしたが、あの時、本当に金メダルを獲れるとは思いませんでした。

全く見る目がない、と思われても仕方ありませんが、このロンドン五輪は運も村田に味方し、準決勝のアトエフ戦、決勝のファルカン戦、どちらも負けていてもおかしくはなかったという思い出があります。ただ、ここで競り勝つのは村田諒太という日本史上最高のミドル級ボクサーだったのでしょう。

ちなみにこの時、声高に叫ばれていた(というか、個人的にこう思っていた)のは、内山高志から教わったという左ボディショットであり、このボディがポイントに結びついたのではないか、と思っています。この左ボディはプロではさほど出す機会はありませんでしたね。

プロ入り後の活躍は皆知るところで、幾度も現地観戦をしてきましたが、ベストバウトはロブ・ブラント(アメリカ)との第二戦とゴロフキン戦。ベストとか言いつつ2試合挙げるのは許してほしい。

 

「勝つべき相手」たちとのマッチアップを繰り返した、とも言えるキャリアの中で、本人は常人では計り知れないほどのプレッシャーに苛まれたはずです。これも、誰しもが経験していないことだと思います。

おそらく村田自身も、このようなキャリアを歩むということは想像できなかったに違いありません。もともと高い志を持ち、世界チャンピオンを目指してボクシングをしていたならば、アマチュアの世界にあのように停滞したりはしないはずですから。

引退記者会見を見ると、やはりその柔和な表情が目に付きます。これが「戦い終えた」漢の顔なのでしょう。

「ブラント第二戦がこれまで見た中で最も興奮した試合」と若いボクシングファンがつぶやくのはよく分かる話。私たち世代の辰吉vsシリモンコンのような、「勝てないだろう」とか、「これでキャリアは終わりか」と思うような試合を、ファンの予想をよそに思いっきり覆す痛快な勝利。

飛び抜けた記録的な実績と、記憶に残るボクシングキャリア。

 

さらには井上尚弥とともに、Amazonという超巨大プラットフォームをボクシング界につれてきてくれた事、そしてその成功体験から各VODがボクシングを配信し始めてくれた事、この功績も非常に大きい。

村田諒太というボクサーは、その実績だけでなく、様々なエビデンスをボクシング界に残してくれました。そしてまだまだこれからも、きっと世界一のボクシングマニアとして、数々の偉業を残し続けてくれる事でしょう。

 

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フルトンvs井上尚弥はいつものチューズデイ!

ここ数年の日本のボクシング界は、間違いなく井上尚弥と村田諒太が話題の中心でした。

そしてその村田の引退を受け、井上尚弥は完全に一人きりのスターボクサーとなってしまいます。

しかし、この井上尚弥の活躍はとどまるところをしらず、スーパーバンタム級に乗り込む初戦は大きな話題となっています。

当初、5/7(日)に予定されたこの一戦は、井上尚弥の拳の負傷により延期に。そのニュースからまもなく、7/25(火)という日程がアナウンスされました。

国体予選と被るかも、フジロックと被るかも、とか恐れていましたが、平日開催であればそれもありません。が、個人的には7月下旬がむちゃくちゃ忙しくなります。

過去にも「日本のボクシングはいつも火曜日なのか」とか海外の人がツイッターでつぶやくレベルなので、平日開催に驚きはありません。おそらく今回は、運営側も気を使って土日開催できる会場を一生懸命探した末の「5/7・横浜アリーナ」だったのでしょうが、それが露と消えてしまった今、「平日・有明アリーナ」でも文句を言うことはできませんね。

ともあれ、すんなりと日程が決まって良かった。

そして、井上尚弥・拓真後援会、井上尚弥アプリで申し込んだファン(既にチケットを持っているファン)については、そのチケットをスライドできることも非常にありがたいこと。

さあ、あとは待つだけです。井上尚弥が万全な状態でリングにあがってくれることを。

 

世界のバンタム級

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そんな井上尚弥がいなくなったあとのバンタム級は、まずはWBAの王座決定戦が最初。井上拓真vsリボリオ・ソリスの一戦が4/8(土)に迫ります。

ソリスは拓真をKOする気まんまんで来るらしいですが、もし井上拓真をノックアウトできるのであれば、完全に考えを改めなければいけませんね。流石にそれはないと思いますが。

そしてその次に正式発表があったのは、WBOの王座決定戦で、こちらはジェイソン・マロニー(オーストラリア)vsビンセント・アストロラビオ(フィリピン)。これもかねてから噂のあった一戦であり、マロニーはWBCから指令されたドネアとの王座決定戦を回避、アストロラビオにコミットしたようです。

とはいえ、このアストロラビオも実力者、これは難しい試合になるかもしれませんね。こちらは既に5/13という日程が伝えられており、よほどのことがなければ井上尚弥の返上した王座の2つ目がこの日に決まるはずです。

さて、マロニーに振られてしまったドネアはアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)とのWBC王座決定戦が濃厚とのことですが、こちらはまだ日時、場所が未定。ドネアほどのボクサーになれば、自分たちの都合でホイホイと決められそうなものですが、意外と時間がかかっていますね。もうこのニュースが出て一ヶ月以上は経つような気がしますが。

 

そして残りのひとつ、IBF王座に関してはエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)vsメルビン・ロペス(ニカラグア)がオーダーされており、既に入札の期限が過ぎているはずです。

しかし、大手と契約していないプエルトリカンと、ニカラグア人の一戦は、なかなか買い手がつかないというのも現実でしょう。

どうにか報われてほしいロドリゲス、そろそろ発表があってほしいものです。

日本のバンタム級

と、まあ世界のバンタム級はそんな感じで、年明け以降なかなか動きが悪かったイメージですね。しかしこのバンタム級の「井上尚弥の後継」を探す旅は国内でも非常に熱く、栗原慶太(一力)の大復活と堤聖也(ワタナベ)の貫禄勝ち、そして4/1には西田凌佑(六島)の登場とここ最近の盛り上が利は素晴らしいものです。

そのさなか、4月に行われる4大日本タイトルマッチの発表会見とともに、かねてから話題の「モンスター・トーナメント」の組み合わせ抽選会が行われました。

3月〜4月にかけて、3人の日本人バンタム級王者たちが登場する興行が多かったため、初戦を5/20(土)に控えるこのトーナメントへの出場は厳しいかな。。。と思っていました。

しかし、今回のこのトーナメントに、日本王者である堤聖也(ワタナベ)が出場することは、驚きもありますがこれは非常に嬉しい事です。

しかもこの堤はシードで、このトーナメント初戦が8/30(水)ということなので、無理な日程で戦わずに済んだことも良かったと思います。

意外にも、トーナメント出場希望ボクサーは少なかったのでしょうか。。。

 

と思うと非常に残念ではありますが、出場ボクサーたちは超がつくほどの粒ぞろい。

日本王者の堤聖也は言わずもがな、帝拳ホープの増田陸、個人的に評価の高い田井宜広(RST)を破った富施郁哉(ワタナベ)、激闘漢の石川春樹(RK蒲田)、そしてハードパンチャー梅津奨利(三谷大和)、前戦で世界挑戦経験者を完封した穴口一輝(真正)。

これは面白いトーナメントになりそうですね。増田がもし富施を破るようなら、これまた面白い日本タイトル戦が見られると思いますし、22歳にして既に穴のないボクシングをする穴口と、梅津か石川というパンチャーが挑む試合というのも非常に興味深い。

誰がどう勝ち上がっても面白そうなバンタム級トーナメント、しかも優勝者には世界挑戦の力になっていきたい、と大橋会長が語った事から、出場者のモチベーションはより上がるでしょう。

これは非常に楽しみなトーナメントですね。

と、まあそんなわけで、今回は終わり。あと一週間で、いよいよ楽しみなライブボクシング!

果たしてプレビュー記事は書き終わるのか!

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