信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】リビアにトップコンテンダーが登場!フェザー級1位ミルコ・クエジョ、そしてライトヘビー級パンチャー、アルベルト・ラミレス!

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今週末もボクシング、と言いたいところですが、まあ稀にみるスカスカぶりです。

早くも話題はお盆にあるモーゼス・イタウマvsディリアン・ホワイトに移っている感がありますね。

とはいえ、実はフェザー級のトップコンテンダー、ミルコ・クエジョが登場する、注目の興行があります。

ということで今回のブログは、DAZN放映のクエジョvsセルヒオ・リオスのプレビュー。

 

 

 

8/8(日本時間8/9)リビア

ミルコ・クエジョ(アルゼンチン)15勝(12KO)無敗

vs

セルヒオ・リオス・ヒメネス(メキシコ)19勝(7KO)無敗

無敗同士のフェザー級戦、それもともに24歳と若い。

ミルコ・クエジョはWBA世界フェザー級のトップコンテンダー、つまりはニック・ボールの指名挑戦者です。前戦でクリスチャン・オリボ・バレラ(メキシコ)を10R、逆転KOで破ってボールへの挑戦権を獲得しています。

この試合は2Rでクエジョがダウンを喫するという波乱の展開で、その後も一進一退。後半に入って若干クエジョが盛り返してきたか、というところでしたが、9Rまでの採点はジャッジ3者ともにリオスを支持していたようです。

しかし最終10R、素晴らしい左ボディショットを決めてダウンを奪ったクエジョは、立ち上がったリオスに対してまたも左ボディ、リオスは崩折れ、レフェリーが試合を止めました。

この勝利によりニック・ボールへの挑戦権を獲得したクエジョでしたが、結局は待たされることになり、今回は調整試合のはずです。

ただし、相手は無敗のメキシカンで、非常に謎の多いボクサーと言えます。

ちなみにクエジョはこのリオス戦の前にこの階級のゲートキーパーであるスライマン・セガワ(ウガンダ)を破っており、このセガワはブルース・キャリントンにも善戦しているボクサーですから、実力は確か、と言えるでしょう。

 

 

 

それでもまだ試されていない部分が多いのではないか、というのがこのクエジョの評価。

非常にアグレッシブなファイトスタイルは、ボールとも大いに噛み合うと思いますが、噛み合うからこそ分が悪い、とも言えるのかもしれません。

対するはセルヒオ・リオス・ヒメネス、同じく24歳のメキシカン、こちらも無敗。

ただ、このリオスは19戦のうちそのほとんどを負け越しのボクサーを相手にしており、なかなかひどいキャリアの持ち主です。

直近では5月に24勝27敗のボクサーを初回でストップ、その前は13勝21敗のボクサーを3RKO、その前野相手は8勝10敗。。。謎すぎてよくわかりません。

無敗といえどもこのレジュメなので、当然評価はできません。ただ、無敗というのは底を見せていないのだから、もしかするとものすごく巧いかもしれません。まあ、映像は見てないですけど。

ともあれ、フェザー級である、ということはすなわち、当然井上尚弥と戦うチャンスが生まれるかもしれないボクサー。

上手くいけばクエジョはサム・グッドマンの次にニック・ボールと戦うことになるかもしれず、そうなればタイミング的にも井上尚弥戦を引き当てる可能性は十分にあります。

取らぬ狸のなんとやら、先にこのクエジョを見ておくのも良いかもしれません。

 

 

 

トップコンテンダーらしい強さを見せるのか、それとも意外とアラン・ピカソの二の舞いとなるのか。いずれにしろ、トップコンテンダーの戦いは注目に値するものでしょう。

アルベルト・ラミレス(ベネズエラ)21勝(18KO)無敗

vs

ジェロム・パンペローネ(イギリス)19勝(12KO)2敗

アルベルト・ヒメネスっていたよね。って思ったけどアルベルト・ラミレスです。

割と長く世界上位に居座っているイメージですが、ライトヘビー級という全くもってタイトルが動かないこの階級において、ずっといちコンテンダーのままです。

現在(8/1)のランクは、WBAで3位、WBCで3位、IBFで4位、WBOで3位。まぎれもない、トップコンテンダーの一人です。

 

 

 

21勝中18KOを記録しているパンチャーで、サウスポースタンス、ベネズエラ人らしい柔らかさ、テクニックを持つボクサー。のそのそと動いており、やや大味なところはありますが、一瞬のスピードは速く、緩急をつける上手さのあるこのボクサーは、そのパンチアングルも素晴らしい。

前戦ではカナダ、モントリオールで、無敗のマイケル・アラン・フランネリー(イギリス)をとてつもないアングルのアッパー一撃でノックアウト、衝撃的な姿を見せています。

その前もカナダのモントリオールでEEOT興行二登場し、マルコ・カリッチ(クロアチア)をわずか3Rでノックアウト、ここ数戦、いかんなくパンチャーぶりを発揮しています。

印象的なノックアウトを続けるベネズエラ人ですが、もう33歳と若くありません。

まず最低限、世界挑戦を叶えるというところまではいってほしいものですが、さほど後ろ盾がある感じもないので、同じところを堂々巡りしている印象ですね。

今回はジェロム・パンペローネというボクサーとの戦いで、2戦連続イギリス人。

ちなみにパンペローネはイギリス人ながらもオーストラリアを拠点としており、2024年には後にビボルに挑戦することになるマリク・ジナド(リビア)とフルラウンドを戦っています。

とはいえ、ジナドはビボルに久々のKO勝利を提供しているボクサーなので、一流と呼ぶにはふさわしくはないでしょう。

いずれにしろ、ここで注目すべきはアルベルト・ラミレスのパフォーマンス。ライトヘビー級のトップ戦線に無理やり割って入ってきてほしい、と思えるようなパフォーマンスを期待したいところですね。

 

 

 

配信情報

この興行はWBAのイベントのようです。

なんでリビアなのかはよくわかりませんでしたが、WBAがアフリカでイベントをやる、ということに意味を見出しているのかもしれませんね。

ちなみにアルゼンチンではTV放映もあるようですね。リビアとアルゼンチンは遠く離れていますが、どこかで関わりがあるのでしょうかね。

コミッションはアルゼンチンコミッションが仕切るようです。

ともあれ、日本での放映はDAZN。

放映は8/9(土)AM2:30からのようです。

↓DAZNはこちらから

DAZN

 

 

 

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