信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】石井渡士也vs津川龍也!セムジュ・デビッドvs野上昂生!激闘ばかりの8/21フェニックスバトル!

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本日(8/21)はフェニックスバトル。

大橋ジムのホープたちが出場し、メインイベントは石井渡士也vs津川龍也、これは注目のマッチアップです。

ともに井上尚弥のスパーリングパートナーとして名を馳せ、前日本王者下町俊貴(グリーンツダ)にわずかに届かなかったボクサー。個人的には下町よりも石井、津川のボクシングの方が好みだったので、非常に残念な結果でした。

さて、この石井vs津川というのはどっちを応援して良いのか難しい。こういう場合、「後がない」ということで年上を応援しがちなわけですが、なにせ二人は同い年(学年が一緒)。いよいよもってどちらを応援すれば良いのか決められません。

きっとハイレベルな戦いを見せてくれるので期待しましょう。

ということで今回のブログは、8/21に行われたフェニックスバトルの観戦記。

 

 

 

8/21(木)フェニックスバトル

アンダーカードでは大橋ジムから出場している田中湧也、北野武郎、坂井優太はそろってKO勝利。若手も充実していますね。

時間の問題で見たのは坂井の試合のみ、対戦相手はヤン・チュンフア(中国)。中国人はがんばるからなぁ。

広いスタンス、手足が長い坂井、この広いスタンスでこの踏み込みの深さ、というのは凄い。スタンスは広ければ広いほどその踏み込みは浅くなるはずですが、この長身サウスポーは20歳にして完全に自分の戦い方を確立していますね。

そしてジャブのタイミングがとにかく凄い。速い。体つきを見る感じは身長が高い分、打たれ強そうには見えませんが、もっと若い頃の中谷潤人も似たようなものだったから、これから体も出来上がっていくのでしょう。

2Rに入るとややラフな攻め方をしてきたチュンフア、変則的なアッパーをヒットしたりとがんばります。タイ人ならとっくに諦めている展開ですが、やっぱり中国人がんばりますね。

3R、やや膠着状態の時間もありますが、坂井は先手をとることで相手に攻めさせ、そこにリターン、カウンター。非常に強気ですね。すでに圧倒していた中で、危険なパンチを振るうこともあったチュンフアでしたが、その危険なパンチが当たることはなく、5R、後半にまっすぐの左ストレートをヒットするとそのままラッシュ、レフェリーはストップ。

坂井優太、5RTKO勝利。次はサウジでしょうか。

 

 

 

日本ウェルター級タイトルマッチ

WBOアジアパシフィック・ウェルター級王座決定戦

セムジュ・デビッド(中日)8勝(4KO)1敗

vs

野上昂生(大橋)4勝(2KO)無敗

初回、いつも通り大きなスイングのデビッド、野上はシャープなジャブからボディストレート。このジャブからのボディストレートは非常に有効に見えますね。上体の柔らかいデビッド、顔面は当たらずともボディは動きません。

このボディストレートを囮に顔面への左を返した野上、後半にはデビッドは一回転してしまうような動きを見せています。

2R、このラウンドも野上のボディストレートは良いように見えますね。野上が踏み込めばデビッドはリターンを返しますが、これを野上はバックステップ。これは見事な戦い方です。

実績的には圧倒的にデビッドですが、もしかするとアップセットが起こるかもしれません。

3R、良い距離感の野上、バックステップからの左が良い。しかしデビッドも野上の左の打ち終わりに右をリターン。

後半、野上の左がヒットしたか、デビッドが大きくよろめきます。ダウンを確信して手を挙げた野上ですが、デビッドは倒れず。バランスを崩しただけでダメージはなさそうですが、イメージはあまり良くありません。

4R、グイグイとおしていく野上、フィジカルでも全然負けていませんね。ただ、後半に入る頃に接近戦でデビッドのパンチもヒットしだし、若干、野上には疲れが見えるような気がします。野上は少々オーバーペースかもしれません。

5R、変わらず野上の左はシャープですが、ちょっと単発。そこにデビッドのリターン、これが回転力があるので厄介です。

 

 

 

野上はこれまでのように速いバックステップで外すことはできず、いくつかのパンチを被弾。

中盤、相打ちのタイミングでは野上の右フックがヒット、これで大きくバランスを崩すデビッド。近距離でデビッドのコツコツしたパンチをヒットすれば野上がパワーパンチを返す、という上体です。

6R、デビッドがステップインしたところに野上の右フック!腰を落としたデビッドですが、倒れず!しかし野上は大チャンス!序盤ほどのシャープさはないものの、パンチを出していく野上、しかしデビッドもそのダメージを隠すかのように前に出て応戦!

超接近戦、やはりコツコツしたパンチでダメージを与えていくデビッド、野上は疲れが見えますが、力いっぱい良いストレートを放っています。

デビッドは回復が早い、さすがのキャリアで近い距離での戦い方が非常に上手い。

野上は疲れが見えるものの、まだまだ力強いですね。

7R、ここに来てもポンポンとパンチが出るデビッド。ちょっとこの量で脳を揺らされるのは大丈夫か、というのはここ最近のボクシング界を見ていると思うことです。

少しずつ頭をずらすデビッドに対して、野上は意図的に頭を動かすことがほとんどないので、やはり被弾は野上の方が多い。

8R、ちょっとデビッドにも疲れが見えはじめたか、動きが緩慢に。しかしこれは休んでいたようで、野上のステップインの攻撃に対して右をリターン、これがヒット。

 

 

 

お互いにやや単発気味の中間距離、両者ともになりふりを構わず攻めつつ上体を動かします。中盤に入るとデビッドが細かな手数を出しはじめ、これでちょっと野上が被弾。軽めのストレートで攻め立てたデビッド、野上をコーナーに追い詰める場面を作ります。

野上はもうかなりフラフラ、これはダメージもあるのでしょうが疲労が限界か。

残り10秒の拍子木がなるところでデビッドがまたも軽いストレートで攻め入り、野上をコーナーに追い詰めたところでレフェリーがストップ!!

セムジュ・デビッド、8RTKO勝利!

これはもう少し、やらせてあげたかった、野上。素晴らしいハートでした。

ただ、まだキャリアが足りなかった、といえばそれまでで、惜しくもタイトルを逃してしまいましたね。素晴らしいファイトでした。

 

 

 

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

石井渡士也(RE:BOOT)9勝(6KO)1敗2分

vs

津川龍也(ミツキ)14勝(9KO)2敗

さて、いよいよメインイベント。正直セミファイナルがあんな好勝負になるとは思っていなかったので、このメインにもより期待してしまいます。

ともにバランスが良く、素晴らしいボクサーだけに、こちらは好勝負間違いなし。

初回のゴング。

まずはリング中央を陣取ってプレスをかけるのは石井。しかし津川も鋭いジャブで対抗。

先にジャブを当てたのは津川か、その後もダブルジャブをヒット。中盤にもワンツーフックで攻め込んだ津川、石井も左右のフックをリターンしますが、続いてのクリーンヒットも津川の右!

後半に入ると今度は津川が攻め込んだところに石井の右!しかしよりアグレッシブなのは津川の方で、コンビネーションで石井をブロッキングさせます。ちょっと石井の手が出ないのは、もしかしたら早々にダメージを負ってしまったのかもしれません。と思ったら最後は石井が攻めて終了。

2R、石井が強いプレスでスタート。中間距離では危険を感じたのかもしれません。

 

 

 

頭がつくほどの接近戦で左フックをヒットした石井、しかし津川もサイドへ周りながら応戦しています。と思ったらLeminoが切れました。ディレイで視聴していますが、こういうのがあるからLeminoは信用できません。

中盤に入ると石井のジャブの精度が上がってきたか、初回は石井の顔が跳ね上がることが多かったですが、このラウンドはまた逆です。

津川の右にも十分な警戒をした上でプレスをかけ、それをかわしての左ボディショット。いやーこれは面白い。

3R、石井はやはりプレス。近い距離では石井の左フックが良い。津川はもう少し距離を取りたいですが、ちょっと削られているイメージ。

両者良いジャブを持っており、この試合でキーになるのは石井の左フックと津川の右ストレートでしょうか。現在の状況では、距離的に若干石井の左に分がありそうな気がします。

4R、若干余裕も出てきたように見える石井、岩のようなフィジカルでゴリ押していきます。しかし近い距離でもクリンチは無しの真っ向勝負を受ける津川、石井が左フックをヒットすると津川も右のショートをリターン。

津川の右ボディも良いですね。しかし止まらない石井、近い距離で右アッパーから左フック、あ、またLeminoが止まった。最悪です。

ちなみに止まった、というのはなぜか最初の画面に戻ってしまう現象です。なのでまた最初から再生で当該場所までスキップしなければなりません。

 

 

 

後半に入っても石井の強い左がヒット、ダメージを感じさせる津川に対して、石井は細かなパンチでチャージ。

その後もしっかりとプレスをかける石井、津川は足を使ってエスケープ。

5R、石井は更に強いプレス。津川はその石井のパンチをかわして左ボディ、そして右クロスからコンビネーション!これでダメージを受けたか、石井は若干その動きを止めてブロッキング、そして後退!

後退した後、右を強振することで津川の前進を止めた石井、ブロッキングしながらもプレス、そして津川をロープに押し込んで行きます。これを左右に動いて右をヒットした津川!あわや倒れそうになった石井は笑顔!

これまた凄い試合です。

石井はその後もプレス、強いプレス野中にもちゃんとジャブを出して冷静に攻め、津川をコーナーに追い込んでいきます。

津川はダメージも疲労も強いか、体ごと振るようなパンチになっていっています。

ここでも石井はショートで丁寧にアッパー、からのコンビネーションを津川にヒット、津川がガクッとしてエスケープしたところでレフェリーがストップ!!!

 

 

 

石井渡士也、5RTKO勝利!!

5R、なんとも濃密な5Rでした。

と、いうところでまたもLeminoが止まったので、もう勝利者インタビューだけなので再開せず。素晴らしいファイトでしたが、Leminoはもう少し、いや、もっともっと✗10なんとかしてほしいですね。

ともあれ、どの試合も素晴らしい戦いでした。

 

 

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