ボクシングの楽しみ方は多々ありますが、その一つに「誰と誰が対戦するのか」の決定報というのがあると思います。
現在はインターネットの発展とともに「噂」レベルのものがいくつも出てきます。
しかしそれは多すぎて、ネットを開いてもRINGとBoxingSceneとBoxingNewsしか見ない私でも見逃してしまうレベルです。
まあ、話はそれましたが、今回のブログでは、噂レベルのものからほぼ確定事項として語られるものまで、今後の注目試合について。

3/8(日本時間3/9)
ジャイ・オペタイアvsブランドン・グラントン
さて、いきなり別に注目試合じゃないじゃん、というツッコミはごもっとも。
私はこのジャイ・オペタイアというボクサーを昔からかなり買っているわけですが、このオペタイアが3/8(今回はオーストラリアじゃなくてラスベガスとのことなので日本時間3/9)に行う試合は、オペタイアの保持するIBF世界クルーザー級のベルトはかけられない、という「噂」。
このファイトで紹介されているのは、「ズッファボクシングベルト」の初代王者決定戦、という肩書です。
このファイトに、オペタイアの持つリングマガジンベルトがかかるかどうかもアナウンスはない、とのこと。もうズッファベルト=リングマガジンベルトでいいんじゃないか。。。??
ということで、史上初、ズッファベルトがかかるタイトルマッチ。
ちなみにこのブランドン・グラントンというボクサーは、クリス・ビラム-スミスに判定負けしているものの、前戦でマーカス・ブラウンに勝利している強いボクサーですね。タイトルショットへの参加、については、十分に資格のあるボクサーだと思います。
ともあれ、ズッファベルトがどんなものなのか、この日は注目ですね。
3/14(日本時間3/15)
オスカー・コラーゾvsメルビン・ジェルサェム
さて、ミニマム級に現れたP4Pボクサー、オスカー・コラーゾ。
このコラーゾが、2023年5月、世界初挑戦したボクサーが当時WBO王座を谷口将隆から奪ったメルビン・ジェルサェムでした。
そこから約3年の期間を経て、ジェルサェムは重岡優大からWBC王座を奪取し、さらに返り討ち、現在まで3度の防衛に成功しています。
コラーゾは、というと、2024年11月にノックアウト・CPフレッシュマートと王座統一戦を戦い、WBA王座をコレクト。この階級唯一の統一王者となっています。
そもそも、世界的な人気の低いこのミニマム級で、統一王者となること自体が困難です。
日本においてはまだ可能性がありますが、アメリカ(プエルトリコ)ではかなり難しい事だと思います。
しかしこの試合が決定。オスカー・コラーゾへの期待は本当にすごいですね。
ライトフライ級への転級も示唆していたコラーゾは、3団体統一戦へ進みます。
この試合のあと、残る王者はIBF王者、ペドロ・タドゥラン。せっかく3つ獲ったならば、4つ目は実現困難な試合でもないですから、ここは次戦にでも決まりそうな感じ。
もしかすると2026年、史上始めて、ミニマム級の4団体王座統一が果たされるかもしれません。
4月目標
ジャロン・エニスvsバージル・オルティスJr.
目標て。
確実に「締結に近づいている」という一戦は、本来、3/28(日本時間3/29)との噂が出ていました。
こちらは若干延期されての4月開催との事で、まだ完全な合意には至っていない、とのこと。
WBA世界スーパーウェルター級暫定王者であるジャロン・エニス、WBC世界スーパーウェルター級暫定王者であるバージル・オルティスJr.、果たしてこの試合にはどんなタイトルがかかるのでしょうか。
おそらくどちらかの団体が(というか多分WBCが)特別なベルトを用意するんでしょうね。その場合って承認料払うんでしょうか。
この階級は、1/31にザンダー・ザヤスWBA・WBO統一王者となり、同日、バフラム・ムルタザリエフをアップセットで破り、ジョシュ・ケリーがIBF王者となっています。
そして3/28にWBC正規王者、セバスチャン・フンドラがキース・サーマンを(今度こそ、本当に?)迎えて防衛戦を行う予定です。
エニスとオルティス、この階級屈指のスター候補がぶつかれば、その勝者のために王座統一ロードが敷かれるべきですが、トップランク所属のザヤス戦のみ、ちょっと揉めそうですね。
4/10(金)
ファン・フランシス・エストラーダvs那須川天心
こちらもそろそろ正式発表ではないでしょうか。やはりまたチケットの心配をしますが、もう2か月前です。(そもそもこのブログは2/11に書いているので、このブログがアップされる前に正式発表あるかもですね。)
日程についてもすでに明確になっているし、エストラーダが日本に行くと豪語しているので、これはもうほぼ確定、というか確定事項でしょう。
会場がどこなのか、そしてアンダーカードは何なのか、そればかりは気になります。
ああ、あと一応プラットフォームはどこなのか、ですね。
おそらくAmazon Primeで放映されるこの興行は、仮にこの試合がメインだとしても、他にも豪華カードが盛りだくさんとなるはずです。
日程については4/11(土)と書いてあるところもありますね。土曜日のほうがありがたい。
おそらく間もなく、正式発表を待ちましょう。
4/11(日本時間4/12)
タイソン・フューリーvsアルスランベック・マフメドフ
タイソン・フューリーのカムバックファイト。オレクサンドル・ウシクに2度の敗戦を味わったフューリーは、おそらくもう「最強」の称号を目指さないのではないか、とも思います。
このマフメドフ戦はただの踏み台で、その後、デオンテイ・ワイルダー、アンソニー・ジョシュア、オレクサンドル・ウシク戦を目指すのではないか、とのこと。
どれも名のあるボクサーで、目的はもちろんファイトマネーを稼ぐこと。
すでに過去の人となったワイルダー、過去の人となりつつあるジョシュア、そして未だP4Pキングのウシク。
これらの戦いが、本当に興味深いファイトになるのか、というと、NOと言わざるを得ません。
その前に、です。
このマフメドフがアップセットを起こす事を期待するファンは少ないとは思いますが、私はその少ないファンの一人です。
これまで、アギット・カバイェル、そしてグイド・ヴィアネッロに敗北しているマフメドフ、もしここに勝てば一気にトップボクサーの仲間入りです。
そして、好不調の波のあるフューリーに対して、もしかするともしかするかもしれません。
カナダ(国籍はロシア)のEye of the Tiger Mnagement所属のライオン(ややこしい)、アルスランベック・マフメドフに期待です。
5/2(土)
井上尚弥vs中谷潤人
こちらの正式発表は3月、という噂で、そうなるとおそらく3月の頭でしょう。
約50,000人収容の東京ドームを埋めることは通常、非常に難しい事ですが、おそらく一般層にも届くであろうこの「日本ボクシング史上最大の戦い」については、その心配も無用。
こちらも気になるのはアンダーカードで、井上拓真vs井岡一翔が本当に入るのでしょうか。
こうなると一番忙しくなるのは井上真吾トレーナーで、可能であれば少なくとも1試合は空けてあげてほしいところ。
かといって、井上拓真vs井岡一翔と井上尚弥vs中谷潤人という現代日本最高カードの2つに挟まれるカードというのは、果たしてどんなカードが良いのか、というとこれは難しい。
この興行の正式発表も待ち遠しいですね。
5/9(日本時間5/10)
ファビオ・ウォードリーvsダニエル・デュボア
4月末から5月上旬にかけて、という話だったと思いますが、オレクサンドル・ウシクvsデオンテイ・ワイルダーが進行中。ただその試合はさほど興味は湧きません。
それよりも、このファビオ・ウォードリーvsダニエル・デュボアの一戦は、次世代のヘビー級の覇権を争う非常に重要な試合だと思います。
ウォードリー31歳、デュボア28歳とともにまだ若く、デュボアはジョー・ジョイスに1度、ウシクに2度敗れてはいるものの、元世界王者です。
お互いにまだ向上の余地があるようにも思う(ウシクやフューリー、AJと比べて)若きヘビー級のファイトは、非常に楽しみな試合です。
つい最近まで引退状態だったタイソン・フューリーは前述の通り戦いの螺旋から降りてしまったように感じているので、事実上の英国ヘビー級の最強決定戦であり、それはほとんど、世界「準」最強決定戦というものでもあります。(最強はウシクなので)
勢いのある両者、一体どちらが勝つのか。
どちらかというとウォードリーの優位予想となりそうですが、どちらも好きなボクサーなので、好ファイトを期待したいものです。
夏
ティム・チューvsエロール・スペンスJr.
セバスチャン・フンドラに敗れたチューは、2025年12月、無敗のアンソニー・ベラスケスを破って再起。
一度は世界王者となり、レジェンドの子として必要最低限の責務は果たした、と思われるチューは、ビッグファイトの方向性にいくようです。
交渉中の対戦相手は、かつてのP4Pファイター、エロール・スペンスJr.。
スペンスは2023年7月、テレンス・クロフォードとのメガファイトにおいて、手も足も出ず9RTKO負け。あの試合は本当にクロフォードのすごさを見せつけられた試合ではありましたが、結局そこから2年と少しでスーパーミドル級でカネロを倒してしまうような化け物と戦ったのだから、致し方のないこと、と今は思いますね。
ともあれ、そこから2年半超、リングを離れているスペンスは、今夏、復帰となるらしく、その相手がティム・チュー。
スペンスのこのレイオフ期間が、彼にどのような影響を与えているのか、について、思いを巡らさなければなりません。
チューも今、決して好調というわけでもなく、これは「どちらが強いか」ではなく、「どちらがフィジカルとメンタルを整えられるのか」というところが見どころとなりそうです。
当然、勝利したボクサーは、スーパーウェルター級という階級でビッグマッチを手にする事ができる可能性があります。
ビッグネーム同士の戦いは、その「次」があるはずです。
それがジャロン・エニスとのファイトなのか、バージル・オルティスJr.とのファイトなのかはわかりませんが、いずれにしろ、この勝者は更に「稼げる」試合の権利を手にする事ができるはずです。
噂は次々と
そんなわけで、今回のブログでは現状わかっている範囲での(といっても情報は古いかも)注目試合をいくつかピックアップしてみました。
ぱっと確認しただけでも、いくつも注目の試合が組まれていますね。
まあ、驚きなのはもうあと3ヶ月もすれば、井上vs中谷の結果が出ているということ。
光陰矢の如し。1日1日を大切に生きていかなければ、あっという間に人生終わりそう。
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