さて、8月に入りまして、初日からダイナミックグローブ。
当然リアタイ視聴は無理なので、見逃し配信で視聴です。
アンダーカードでは久保寺啓太(帝拳)も登場ですが、なんといっても注目はメインのスーパーライト級の2試合です。
ということで今回のブログは、ダイナミックグローブの観戦記。

8/2(土)ダイナミックグローブ
OPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ
堀池空希(横浜光)8勝(5KO)無敗
vs
タク・ユン(韓国)7勝(7KO)2敗1分
思いの外、観客はあまり入ってないですね。最近はほとんどホールにいかない身の者が行かない人間が言う事ではないですが、なんだかもったいない。
相手は7勝7KOというパンチャーで、大胸筋もかなり発達しているからフック系も得意なのでしょう、ここは気をつけて戦ってもらいたいところです。
初回から積極的に出てくるのはタク・ユン。その打ち終わりに右をヒットする堀池。同時打ちでも堀池のパンチがヒット、ジャブでも堀池は的確に当てていきますね。
タクはフックのつなぎが良いですね。しかしその間隙を縫って堀池のパンチがヒットしており、ユンのフックは堀池はしっかりとブロッキングで対応しています。
2R、堀池がプレスを強めます。ユンはもらった時のバランスがあまりよくない、ディフェンスも良いとは言えませんね。
攻撃力はなかなかのもので、回転力非常にありますが、その途中で堀池はカウンターを取れるボクサーなので、なかなか打つ手がありません。
ユンがパンチをパンチを出すたびにカウンターをあわせるという堀池、こういうタイプは得意なのでしょう。
3R、ユンの方がリーチがあるはずが、距離で外す堀池。ヘッドムーブも素晴らしい堀池、当たらないからといってぶん回すユン。ユンもここで単発にならないところは良いですが、全然通用しません。
ユンが返すパンチも空振りか堀池のガードの上、後半ユンがギアを上げて攻めますが、堀池は上手く近くでサイドに回って躱します。
4R、ポイント劣勢を意識してでしょう、ユンが強く出てきます。しかし疲れやダメージもあるのか、自ら強振してバランスを崩す場面も多く、中盤にはバランスを崩した所に堀池の右がコネクトしたか、膝をついてこれがダウン判定。
ユンはその後もチャージ、なりふり構わずということばが相応しいほど、左右を振ってきています。これは嫌な攻撃ですね。
5R、変わらず堀池のヒット数が上回りますが、パクは本当に頑張ります。幾度も顎を跳ね上げられながらもその手数は止まらず、そのスイングは非常に思い切りが良い。
6R、良いタイミングで左ボディをヒットした堀池、右アッパーを顔面にフォロー。ユンはダメージを受けたか後退、若干動きが緩慢になってきたように見えます。
広範囲もワンツーでユンの顔面を跳ね上げた堀池、このタク・ユン、超タフですね。
7R、かなり苦しい展開ながらも、その回転力には衰えを見せないユン。このラウンドは堀池が若干手数が減り、時折ユンのレンだの中でカウンターをヒットするものの、ユンのフィジカルと手数に圧されているように見えます。
しかし後半、疲れの見えたユンに、右をヒットした堀池は、ユンが後退したのを見て勢いよくチャージ。ここでレフェリーが割って入り、試合はストップ!
堀池空希、7RTKO勝利!
素晴らしいパフォーマンスでした、堀池。ユンは非常にタフでしたが、かなり打たれていましたし、最後はガードもままならない感じだったので、レフェリーはナイスストップ、と言えるでしょう。
会心の勝利の堀池。求める李健太戦は実現するか。実現するとするならば、そこに勝てば世界への道程を引いてもらいたいものですね。
日本スーパーライト級タイトルマッチ
川村英吉(角海老宝石)7勝(4KO)無敗1分
vs
渡来美響(横浜光)8勝(5KO)1敗
素晴らしいパフォーマンスを見せたジムメイト、堀池に続けるか、渡来美響。思えば、もっと早くに王者になっているものだと思っていました。
評価の高い渡来に対し、川村は正念場と言えます。
さて、ゴング。
ジリジリとプレスをかけるのは王者、川村。サークリングからジャブの渡来。早々にリズムに乗りはじめた渡来、速いし角度がとんでもない。この狭いリングを本当に自由に動く渡来、まず川村はプレスこそかけるものの攻め手を見つけられません。
固いガードで前進する川村、パンチを出す事はなかなかできませんがビッグヒットは許さず。まずはスピードに慣れる事が肝要なので、この展開は致し方のないところでしょう。
2R、川村が手数を出し始めます。セコンドに発破をかけられたか、見る時間は終わったのか。手を出せばもちろんカバーは薄くなりますから、渡来のカウンターがヒット。
そしてこれを警戒しすぎると手が出なくなる悪循環。川村は時折近づけますが、そこからさらに渡来がグッと体を寄せて打つ所をなくす、渡来のうまさが光ります。
3R、川村はさらにプレスを強めます。多少強引でも打っていかなければいけません。
川村もずいぶん渡来のスピードにも慣れてきたか、少しずつジャブを外せるようになっており、攻撃にも繋げられ始めています。
渡来はロープを背にすることも多くなってきていますから、川村のプレスが効いているということなのでしょうが、このロープ際すらも渡来の本領を発揮できる場所でもあります。
4R、ぐいっと前に出てきた川村。相手が出てくれば渡来はカウンター狙い。渡来の左アッパーカウンター、これは巧い。
その後も川村は強いプレスですが、やはり右へ左へ素早く動く渡来を捉えきれず、手がでなくなっています。
5R、しかし渡来は動きながらでもどこからでも、どんなアングルのパンチも出せますね。これは川村厳しい。
しっかりとカバーしているものの、その間隙を縫うように差し込まれる渡来のパンチ。
そして中盤に入った頃、渡来は川村のカバー喉真ん中を抜く右ストレートをヒット!これで川村はダウン!!!
そしてそのままレフェリーは試合をストップ!!!
渡来美響、5RTKO勝利!!!!
これはとてつもない圧倒劇、渡来美響!
スピードがあり、非常に対応がしづらいボクサーである渡来は、後半型である川村にとっては相性の悪い相手だったのかもしれません。
ともあれ、初回からしっかりとダメージを与え続けた渡来、堀池に続いて会心の勝利です。
日本のスーパーライト級は横浜光ジムが席巻、李健太はどうするか。
今後のスーパーライト級、誰が世界へ羽ばたくのか、これは非常に楽しみですね。
▼ボクシング配信情報アプリをつくりました▼
よろしければブックマークしてご覧ください。
【宣伝】
日本で手に入りにくいボクシング用品のセレクトショップやってます。
ぜひ覗いてみてください。