信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

シャクールが返上、ナバレッテが来るフェザー級を考察。継ぐのは誰か。

フェザー級は軽量級の激戦区のひとつです。体格的には日本でも馴染みのある階級ではありますが、1970年前後に西城正三、柴田国明が世界王者を獲得してから、次の王者誕生までは21世紀まで待たなければなりませんでした。 2006年に越本隆志、2009年に粟生隆弘…

中垣龍汰朗、松本圭佑、木村蓮太郎。アマエリートのプロ転向を思惟する。

アマエリートと、プロ叩き上げ。 現役の王者は、世界王者を除くと50-50という結果でした。 boxingcafe.hatenablog.com そして今年は、主にオリンピック出場を逃したアマエリートたちがプロ転向する年でもあります。本来であれば、東京オリンピック後にもアマ…

今週のトップランク興行。セペダとムラタヤ、ふたりのカルロス。

トップランクの無観客興行がはじまってもうすぐ1ヶ月。はじめはボクシングがライブで見れる事で充分嬉しかったですが、そろそろビッグマッチが見たい、と思うのはどんどん贅沢になっていっている証拠でしょう。 世界タイトルマッチは始まっていますが、まだ…

プロ叩き上げとアマエリート。現役王者に多いのは?

ご存知の通り、最近はアマチュアボクシングから転向し、結果を出すボクサーが圧倒的に多いです。 現在の日本人世界王者を見ると、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太をはじめ、高校7冠の井上尚弥、高校6冠、成年でも国体を制した井岡一翔、高校3冠の岩佐亮…

世紀を超えて。100年前のボクシングと、今のボクシング。

最近購入した書籍。ボクシングファンでも有名な、百田尚樹氏の新刊です。 ベアナックル時代のヘビー級の世界王者から、モハメド・アリの事までが書かれている書籍で、時代ごとに追っていっているので非常に読みやすく、読み応えもあります。 地上最強の男―世…

ライト級のマッチメイクに鳥肌!実現の可能性は?

PFPキング、ワシル・ロマチェンコが覇権を握るライト級。 6月以降、アメリカでのボクシング興行の再開を受け、様々なマッチメイクの噂が次々と流れてきています。 以前のブログでは、ライト級の世界王者、元王者、プロスペクトを振り返りましたが、その中の…

サウセドと、3階級目を目指すホセ・ペドラサ。ラミレスのリベンジ戦。【動画有】

今週もトップランク興行が火曜日と木曜日(日本時間では水曜日と金曜日)に行われました。火曜日には世界挑戦経験者のアレックス・サウセドが登場、木曜日には五輪連続金のロベイシー・ラミレスがプロデビュー戦で負けたアダム・ゴンザレスへのリベンジに臨…

井上尚弥包囲網。バンタム級に井上尚弥の敵はいるか?を検証。

バンタム級、というと井上尚弥の名前が1番に上がるのは、日本だけでなく世界共通で当たり前となっていることでしょう。 日本人ボクサーが、世界中でここまで認知されているという事実は、これまでの日本ボクシング界にとっては考えられない事です。 日本とい…

ミニマム級を考える。ワンヘン、ノックアウトの牙城を崩せるボクサーは?

1986年に創設されたミニマム級。当時はストロー級と呼ばれ、ライトフライ級の下にできた最も軽い階級です。 WBCの初代王者が、井岡弘樹(グリーンツダ)ということからも分かるように、日本人にとっては非常に馴染み深い階級である反面、ボクシングの本場、…

メキシコのトップランク興行。ベルチェルトとナバレッテは調整試合【動画有】

先週と今週、メキシコの世界王者たちがリングに帰ってきています。メキシコでもコロナは猛威を奮っており、万全の準備ができているとは言えませんし、ノンタイトル戦での試合ではありますが、ボクシングの灯火は少しずつ再燃してきています。 有難いことに、…

モロニー兄弟が登場のトップランク興行の観戦記。【動画有・結果有】

ようやく見れました、今週のトップランク興行!オーストラリアの誇る元トップアマ、モロニー兄弟の試合が連続でありましたが、その試合のセミファイナル、メインの試合を振り返ってみたいと思います。 6/23(日本時間6/24) セミファイナル フェザー級10回戦…

井岡一翔と比嘉大吾の移籍先が発表!新天地での活躍に期待!

6月25日、世界4階級制覇王者で、現WBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔が移籍を発表しました。 boxingcafe.hatenablog.com 画像;Boxing News(ボクシングニュース) 井岡は元々叔父の井岡弘樹氏のジム(井岡ジム=当時)にトレーナーの父・一法とともに所…

ミドル級の現在。カネロは戻ってくるのか、村田諒太はどこまで登れるのか。

歴史のあるミドル級。常に話題のある階級であり、多くの中量級のボクサーたちが行きつく場所でもあります。 最近では、マニー・パッキャオのトレーナーであるフレディ・ローチが、ミドル級でゲンナディ・ゴロフキン挑戦を画策しているというニュースも流れま…

偉大なフィリピーノ・ボクサー。パッキャオ、ドネア、そしてカシメロ。

かつて、戦後のフィリピンと日本を取り持ったのはボクシングでした。 ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交 作者:乗松 優 発売日: 2016/06/22 メディア: 単行本 フィリピンでのボクシングは今でもバスケットボールと並ぶ国民的スポーツで、幼い頃…

アジアのボクシング大国、フィリピンの英雄たちを想う。

今月からアメリカで再開されたトップランクのボクシング興行。 つい先日の興行では、井上尚弥vsジョンリエル・カシメロの勝者に挑戦する可能性のあったジョシュア・グリアは、フィリピンのマイク・プラニアに敗れ、世界タイトル戦線からは大きく後退してしま…

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