今週末は3150✕LUSHBOMUの2DAYS。
超長時間興行の2Days、2日あわせて全ての試合を見たとすれば、愛知県国際展示場での滞在時間は10時間をゆうに超えそうですね。
さて、今回のブログは週末に控えた注目試合、矢吹正道と重岡優大が世界タイトルマッチを戦う、3150✕LUSHBOMUの2daysのプレビュー。

3/29(土)3150✕LUSHBOMU
IBF世界フライ級タイトルマッチ
アンヘル・アヤラ(メキシコ)18勝(8KO)無敗
vs
矢吹正道(LUSH緑)17勝(16KO)4敗
矢吹正道が2階級目に挑む一戦。IBF世界ライトフライ級王座を保持したままの挑戦、というのはあまり良い顔をしないファンも多いと思いますし、実際私もそうなのですが、なるほど、この戦いが何らかの事情で中止になった場合、タイトルを返上してしまっていれば何も残りません。
矢吹は特に、これまで避けられ続けてきた歴史があるボクサーだから、このご時世、その部分は確かに心配でしょう。
矢吹はこの試合に負けてライトフライ級の王座を防衛することはない、としています。もはやこのことを世界基準として、王座同時保持のリングに上がるまでは王者でも良いのかもしれないなと思います。
現実は、例えば矢吹が勝利すれば、ある一定期間(1週間だっけ?)のうちにどちらの王座にするか選べば良い。そういうルールが確かある。
さて、このブログで何度か書いたような気もしますが、アンヘル・アヤラが矢吹に勝てるイメージは湧きません。
好戦的ではあるもののパンチャーというほどでもないアヤラは、無敗で24歳と若く、勢いのあるボクサーです。もちろん強敵には違いありませんし、何よりも世界王者です。
ただ、世界王座を戴冠したデイブ・アポリナリオ戦よりも、挑戦者決定戦として戦ったフェリックス・アルバラード戦の方がインパクトは大きいかもしれません。実績不足のアポリナリオよりも、やはり実績が十分のアルバラードを相手に互角の戦いを繰り広げた(僅差でアヤラの判定勝利、アルバラードが勝っていたという声も多い)というのは彼の実力を証明するものでしょう。
しかし、矢吹はそのアヤラの大きく上を行くと思います。
唯一問題になるかもしれないのは、久々のフライ級ファイトであることぐらいのもので、それもしかし、もともと矢吹はフライ級でデビューしているのでおそらく問題はないのでしょう。
減量がきつい、と言っていた矢吹が、この減量苦から開放され、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。もしくは、無敗=まだ底を見せていないボクサーであるアンヘル・アヤラが、思っても見ない強さを発揮するのか。
海外オッズでは矢吹が-125、アヤラが+110とほぼ50-50ながらも矢吹が若干優位。あのシベナチ・ノンシンガを圧倒した矢吹、今回もその時と同様にモチベーションも高いはずですから、きっと良いパフォーマンスを見せてくれるはずです。
決着はおそらくノックアウトで、アヤラが前に出てくるならば矢吹のカウンターの餌食になるでしょう。鮮烈なノックアウトを見せてベストパフォーマンスを更新してほしい。
↓矢吹はノンシンガ戦がベストパフォーマンス。
アンダーカードと配信情報、メインイベントの開始時間
セミファイナルはOPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ、ジーメル・マグラモvs横山葵海。2勝(1KO)無敗、全日本選手権で優勝した実績を持つ横山は、わずか3戦目でタイトルチャレンジャーを迎えます。
これはものすごく強気なマッチメイクですね。もちろん、嫌いではありません。もしここでマグラモに勝利すれば、一気に評価が上がりますね。
その他にも最近日本ではアンダードッグと化しているジョー・サンティシマが登場、今回は英豪とのスーパーフェザー級戦ですね。
あとは10年ぶり(!)2度目の来日となるマイケル・ダスマリナスも来るようで、岡本恭佑戦。なんだかメジャーな外国人ボクサーが目白押しですね。
メインイベントの開始時間をRingマガジンのサイトで調べたところ、UTCでAM8:00とあるので日本時間でPM5:00。この興行の開始時間は13:00とのことなので、5時間興行と考えると、試合数に比してさほど長くはないかもしれません。まあ、合っていればなんですが。
このサイトが本当に正しいかはわかりませんが、3150✕LUSHBOMUだと考えるともっと長いような気がします。ABEMAもDAZNみたいに試合をセレクトしてそこまでジャンプできるようにしてほしい。
3150✕LUSHBOMUは興行時間が長いので、アーカイブ、もしくは追っかけ再生がオススメです。なのでABEMAプレミアムに登録を。

3/30(土)3150✕LUSHBOMU
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
メルビン・ジェルサェム(フィリピン)23勝(12KO)3敗
vs
重岡優大(ワタナベ)9勝(5KO)1敗
オスカー・コラーゾと戦いたい、と語っていた重岡優大。そして見ている側からしても、それは十分に実現可能な試合で、かつ、非常に勝負論のある、話題になるミニマム級戦だと感じていました。
強い王者、パンヤ・プラダブスリをタイから引っ張り出し、完勝して正規王者となったのが2023年10月、まさかその5ヶ月後にタイトルを奪われるとは思いもしませんでした。
ジェルサェムが谷口将隆に勝ったのは、あくまでも運が味方した、谷口の一瞬の油断があった、と思っていたのですが、どうやらそうではなかったらしい。その一瞬をつくタイミング、パワー、スキルがジェルサェムにあった、ということなのですが、そのことに多くのファンは気づくことができませんでした。それは谷口戦の次戦で、コラーゾになすすべなくやられてしまったからなのかもしれません。
だからこの重岡への挑戦もさほど心配していなかったわけですが、蓋を開けてみれば僅差ながらも勝利、世界王座への返り咲きを果たしたジェルサェム。
重岡の圧倒的勝利を期待していただけに、本当に残念でしたね。
↓観戦記
それでもなお、オッズは重岡が-175、ジェルサェムが+160と重岡が優位なようです。これはなかなか不思議なことですね。
重岡はここに勝てばデカく、コラーゾとの王座統一戦は本当に実現するかもしれません。というのも、コラーゾは現在統一路線に身を投じており、4ヶ月前にノックアウト・CPフレッシュマートを降して王座統一を果たしています。
コラーゾとしてはジェルサェムとの試合を組むのはさほど難しくないでしょうが、果たして重岡との試合が決まれば日本に来てくれるのでしょうか。是非ともみたいものです。
重岡としては絶対に負けられない戦いであり、同じ相手に2度負けるわけにはいかないでしょう。あまりにも気合を入れすぎて空回りしないか、が少々心配なほど、激情型に見える重岡優大。ここは冷静に、とにかく勝ちに徹してほしい。
ときに、銀次朗は初黒星以降まだ復帰していませんが、大丈夫なんでしょうか。
アンダーカードと配信情報、メインイベントの開始時間
セミファイナルは但馬ミツロがメキシコ人ボクサーとの対戦。その他のアンダーカードでは、中川麦茶vsナワポーン・カイカンハがあるようですね。
メインイベントの開始は、RingマガジンによるとUTCでAM7:00、なので日本時間では3/30(日)16:00ですね。この興行は12:00開始なので、なんか機械的に出している時間だという気がしなくもない。
いずれにしろ、3150✕LUSHBOMUは視聴数を稼ぐために長時間化していると言われているので、長い興行になるのではないでしょうか。
こちらもABEMAプレミアムに入っていたほうが無難でしょう。
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