信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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衝撃発表!小國以載vs和氣慎吾が決定!!加速度的に決まる、国内サバイバルマッチ!

1/22(金)、BoxingRaiseを視聴していたら驚きのニュースが!

元IBF世界スーパーバンタム級王者、小國以載(角海老宝石)と、元世界挑戦経験者である和氣慎吾(FLARE山上)の対戦が決定したとの報!

4/28、小國以載vs和氣慎吾

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角海老宝石ジムの興行であるSLUGFESTと、DANGANが共同プロモーションを務め、日程は4/28(水)、場所は後楽園ホール!!

これは素晴らしい一戦が決まりましたね!コロナが落ち着いてさえいれば、満員間違いなしの興行です。

本当は今日は坂vs渡邉、久我vs古橋のダブルタイトルマッチの観戦記をアップしようと思っていたのですが、仕事の関係でその2試合しか見れていないので、残りの2試合を見てからアップします。まあセミとメインでお腹いっぱいになってしまったので、残り2試合は明日見るという事です。。。

その代わりに、本日発表された、この大注目の一戦をプレビューしていきたいと思います。

 

小國以載(角海老宝石)

24戦21勝(8KO)2敗1分

アマキャリア豊富(72戦)な小國は2009年にVADYジムからB級デビュー。私の記憶が確かならVADYジムのプロ一期生だったと思います。そしてわずか7戦目でフィリピンのロリ・ガスカからOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を奪います。

そしてその王座を3度防衛、すっかり安定王者という地位を築いた4度目の防衛戦で、当時18戦12勝(5KO)4敗2分という戦績の和氣慎吾(当時古口)を迎えます。

この試合は、当時10戦全勝(2KO)という小國絶対優位という前評判でしたが、2Rにダウンを奪われての完敗。終わり方も陣営が棄権したとはいえ11R開始に小國が応じなかったという内容で、和氣の出世試合であり小國は完全敗北という結果でした。

そこから小國は角海老宝石ジムへ移籍、再起4戦目で石本康隆(帝拳)の持つ日本タイトルへアタック、そのチャンスをものにします。

この時の小國は、和氣戦から既に生まれ変わっているように思えるほど、ハートの強い石本に競り勝つという執念を見せたと記憶しています。

 

そしてこのタイトルを2度の防衛のあと返上、2016年の大晦日に世界戦のチャンスが巡ってきました。

しかし相手は23戦22勝(22KO)1NCという負け無し、全KOという怪物王者、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)。そして当時、和氣の唯一の黒星の相手であった和氣慎吾を滅多打ちにして11RTKOで破り、日本中にその強さを見せつけたボクサーでもありました。

戦前の予想は、当然小國不利。

しかし小國は、ここ一番で出色の出来を披露、ジョナタンからダウンを奪っての判定勝利をおさめて初戴冠を成し遂げます。

超がつくほどの強打者に対し、果敢に挑む小國以載。

かつて和氣に敗戦した小國の姿は、もうそこにはありませんでした。

しかし、公言していたとおり「サウスポーが苦手」というのは相変わらずらしく、初防衛戦で岩佐亮佑(セレス)にあっさりとベルトを明け渡すと一度引退。

 

1年後、ピノキオの伸びた鼻をつけて再起宣言。2018年、2019年は一試合ずつ闘い、現時点で1年半以上リングからは離れています。

しかし現在WBAのランキングでは4位につけています。

グスマンを完全攻略した小國は、非常に頭の良い技巧派ボクサー。しかし、ポジショニングのせいかサウスポーの左ストレートをもらうことが多く、ふたつの敗戦は和氣、岩佐とともにサウスポー、左ストレートでダウンを取られていることも共通しています。

しかし、小國は良い意味でのずる賢さを持ち、本気なのかそうでないのかわからないような発言、雰囲気はかなりの曲者感があります。岩佐戦前でも、「サウスポーが苦手」を公言していましたが、どこまで信じていいのやら疑わしかったです。

とはいえ、サウスポー苦手は本当でした。あの時までは。

岩佐戦は、指名試合だったので受けざるを得なかったという事情はあるものの、今回の和氣戦は小國、角海老陣営からのオファーだとのこと。

 

和氣を攻略する術を見出したのか、この1年半の間、サウスポー対策に取り組んだのか。

今から4月までの間、小國からの発信も楽しめそうです。

和氣慎吾(FLARE山上)

35戦27勝(19KO)6敗2分

こちらもアマキャリアはあるものの、24戦と小國には大きく劣ります。大学までボクシングを続けた小國に対し、和氣は高校までです。

2006年にプロデビュー、デビューからは3連勝ですがその後3戦は勝ち星から遠ざかり、4勝(2KO)2敗1分という戦績で4回戦を卒業。

その後19戦目で初のタイトル戦であるOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチへこぎつけました。

しかし、この頃の和氣はOPBFランキングの下位にようやく顔を出したばかりのボクサーであり、おそらく和氣への期待は薄かったと思われます。

 

しかし、この一戦で、和氣は一世一代のボクシングを披露、OPBF王者の小國を圧倒し、OPBFタイトルを初戴冠。

そしてこの一戦から大化けした和氣は、5度の防衛戦を全てKOで片付け、IBF世界スーパーバンタム級王座の挑戦者決定戦を迎えました。

この挑戦者決定戦で世界ランカーマイク・タワッチャイ(タイ)をほぼフルマークの判定で降し、調整試合を一戦挟んで当時21勝全KOという怪物、ジョナタン・グスマンとの王座決定戦を迎えました。

ちなみに、この間リゴンドー事件等々色々あったことは、和氣が本人のYoutubeで語っています。

↓これは絶対見た方が良い!!

 

この一戦は、序盤からグスマンのラフな戦法に手を焼いた和氣は、パワフルなパンチと第3のパンチとも呼ばれるバッティングを受け顔が腫れ、前半に4度もダウンを奪われます。

後半に入るとやや落ちるグスマン、和氣は逆転を狙って前に出ますがとうとう11Rにレフェリーストップ。和氣の世界挑戦は終わりました。

その後、現FLARE山上ジムへ移籍し、1年後に再起した和氣は、2018年に久我勇作(ワタナベ)の持つ日本タイトルへ挑戦。当時スーパーバンタム級のサバイバルマッチと銘打たれた一戦では格の違いを見せつけ圧勝。

この闘いに勝利した暁には、ワタナベジム側が世界への挑戦を用意するという触れ込みではありましたが、そのチャンスは訪れず、2019年10月、ジュンリエル・ラモナル(フィリピン)にまさかの3RTKO負けを喫してしまいました。

昨年8月、川島翔平(真正)を相手に再起した和氣は、8年前、小國に勝利してから出世し、KOも一気に増えました。川島戦では慎重に闘っていたように見えましたが、久我戦はハードパンチの王者を問題とせず、強さを発揮。

ラモナル戦は悪夢でしたが、あの頃はモチベーションの低下もあったものだと考えられます(ラモナルはOPBF王者の時に一度難なく降している相手)。

 

番狂わせ敗北と、番狂わせ勝利。

小國にしろ、和氣にしろ、格下に敗れるという「ポカ」をやり、そして絶対不利と言われた試合をひっくり返した「番狂わせ」を演じられるボクサーでもあります。

この一戦は、世界へ大きく羽ばたく一戦でもあり、両者のモチベーションも高いであろうと推察されます。

両者ともに、モチベーションの高い時の試合は非常に素晴らしい。

これまでを見ると、和氣優位と出るかもしれません。しかし、小國からオファーを出したという和氣戦、小國が無策で挑むとは全く考えられません。何かしらの秘策を用意していると思われます。

そう考えると、この試合は、試合当日、もしくは直近だけでなく、あと数ヶ月は色々と楽しめる一戦でもあると思うのです。

どちらが勝利をしたとしても、今度は番狂わせではありません。前戦のように和氣が左ストレートを決めて勝利するパターンも考えられますし、小國が新たな戦略を以て(なければ試合を申し込んだりしません)、それがビタっとハマって8年前のリベンジを成し遂げる展開も考えられます。

 

これはどちらを応援するか迷えるところです。試合直前までには決めておきます。。。

そしてこの試合が発表されたのはBoxingRaiseの生配信中。まさに寝耳に水の発表でしたが、この時の解説には最高位でIBF4位にランクされる勅使河原弘晶(三迫)。

両者の対戦には、好マッチメイクだとは思うが「僕はそこを見ていない。世界タイトルしか見ていないので、興味がない。」とのこと。これも力強い一言。

勅使河原には、もう調整試合は必要ありません。順番が回ってくるには、割り込まなければならないかもしれませんが、次戦が世界戦であってほしいですね。

 

スーパーバンタム級。

日本人ボクサーにとっては非常に丁度良い階級に思えます。

世界ランカー、そして日本ランカーたちも充実するこの階級、今年はこの階級の上位に属するボクサーたち、全てのターニングポイントとなる一年出会ってほしいと願います。

↓日本スーパーバンタム級のトップは岩佐亮佑!

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

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