信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】キース・サーマンvsマリオ・バリオス!ルイス・ネリvsカルロス・カストロ!注目のPBC興行!

もういよいよ2月ですね。

2月は、今回プレビュー記事を書くサーマンvsバリオス、同日のシーサケットvsクアドラスの他、ホルヘ・リナレスやダニエル・ジェイコブスの登場、ハイメ・ムンギア、ローレンス・オコリー、アミール・カーンvsケル・ブルック、ロジャー・グティエレスvsクリス・コルバート等々、注目試合も目白押し。

ここに本来であればGGGvs村田諒太も入る予定でしたけど。。。何故にサッカー選手は日本に入国できて、ボクシング選手はダメなのか。

 

愚痴にしかならないのでこの話題は置いておいて、今回は2/5(日本時間2/6)に行われる大注目のサーマンvsバリオスをメインに据えたPBC興行です。

↓同日のマッチルーム興行のプレビューはこちら

boxingcafe.hatenablog.com

2/5(日本時間2/6)PBC

キース・サーマン(アメリカ)29勝(23KO)1敗

vs

マリオ・バリオス(アメリカ)26勝(17KO)1敗

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WBC世界ウェルター級タイトルへの挑戦者決定戦として行われる一戦です。

WBC王者はエロール・スペンスJr(アメリカ)。もしサーマンがバリオスに勝って、年内にスペンス(又はウガス?)挑戦となればあまり活動的でないサーマンにとっては、かつてないほどのビッグイヤーとなりますね。

さて、キース・サーマン。プライベートで日本にも来日経験のある親日家で、元WBA世界ウェルター級王者です。

2007年プロデビュー、2013年にWBAの暫定タイトルを奪取、3度防衛ののちに2015年に正規王者に昇格しています。

世界王者となる前に元王者、ジャン・ザベック(スロベニア)からフルマーク勝利、暫定王座獲得後も元王者や強豪との防衛戦。

正規王者となってからもロバート・ゲレーロ(アメリカ)、ショーン・ポーター(アメリカ)等の名うてのボクサーたちを退け、当時のWBC王者ダニー・ガルシア(アメリカ)とのビッグマッチに臨みました。

この無敗のボクサー同士の統一戦は大いに盛り上がりましたね。

 

この一戦で僅差の判定勝利を得たサーマンでしたが、この時の怪我で大きなブランクを作り、次にリングに登場したのは約2年後。

元々あまり活動的ではありませんでしたが、この2年のブランクを経てのホセシト・ロペス戦ではダウンを奪うもその後効かされてしまい、ブランクを感じさせる内容でした。

かろうじてロペスを躱し切ったサーマンの次の相手は、マニー・パッキャオ(フィリピン)。2019年7月、40歳という年齢のパッキャオと、30歳というプライムタイムのはずのサーマンの一戦。オッズは当初サーマン優位も、試合直前にはほぼ互角、最終的にパッキャオ優位となった、という内容だったように記憶しています。

試合はパッキャオが初回からダウンを奪うという立ち上がり。後半にかけてサーマンも奮起するものの、僅差の判定で勝利はパッキャオ。サーマンは、初黒星で王座陥落。

この一戦、サーマンの動きは言われる程悪くなかったように思います。ダウンを喰らってしまったのも、以前からサーマンはそのオールラウンダーぶりとは裏腹に、不意の一発をもらってしまうことがあります。

ある時はダウンをとられ、ある時はボディを効かされ。。。

それでも尚、そこから持ち直す事ができるのがこのサーマンの強み。劣勢になっても勝利への緒を掴み、逆転できるハートの持ち主でもあります。

 

対してマリオ・バリオスは2013年にプロデビューして連勝街道をまっしぐら、2019年9月にバティル・アフメドフ(ロシア)との決定戦を経て、WBA世界スーパーライト級王座を戴冠しています。

その後、ライアン・カール(アメリカ)を相手に初防衛に成功しますが、2度目の防衛戦でジャーボンタ・デービス(アメリカ)を迎えて善戦虚しく11RTKO負けで王座陥落。

このタンク・デービス戦は序盤は上手く戦っていた印象ですね。このバリオスは距離が非常に長く、プレスをかけつつも意外とバックステップも速い。

サーマンとは距離も噛み合いそうな感じもします。バリオスの方がほんの少し長いか?

注目の一つは、サーマンがまた大きなブランクを作ってからの試合、ということですね。サーマンのリング登場はパッキャオ戦以来なので、実に2年半。これまでで最大のブランク。

サーマンがこの期間リフレッシュして、かつての強さを取り戻しているようであれば試合はサーマンのもの。しかし、コンディションや加齢による衰え、モチベーションの低下等々の理由があれば、バリオスの踏み台になってしまう可能性もありますね。

 

下の階級から上げてきて初戦でサーマン、というのはバリオスは非常に勇気があるし、貪欲です。ここで名のあるサーマンを喰えば、このウェルター級において一気に誰も無視できない存在になるかもしれません。

個人的には、サーマンの勝利を願いますし、まだ力のあるところを見せてもらいたい、と思っています。

レオ・サンタ・クルス(メキシコ)37勝(19KO)2敗1分

vs

キーナン・カルバハル(アメリカ)23勝(15KO)2敗1分

WBAスーパー世界フェザー級王者、レオ・サンタ・クルス。2019年2月からこの王座の防衛戦はしておらず、スーパーフェザー級の王座に色気を出してさらにそれを奪われ、ということがあってあっという間に3年ぶりに(おそらく)フェザー級での試合です。

この一戦、BoxRecでは1/28現在、フェザー級コンテストとなっていますが、これはたまに間違っていることがあるのでよくわかりません。もし、フェザー級のノンタイトル戦で敗北すれば、WBAのスーパー王座は剥奪でしょう。

このレオ・サンタ・クルスも、マリオ・バリオスと同じく、ジャーボンタ・デービス戦の敗戦からの復帰戦となります。

デービスの戦った相手が同じ日に復帰戦、それがウェルター級のボクサーとフェザー級のボクサーって、どういうことでしょうか。。。笑

 

そういえばこのサンタ・クルスとバリオスは、体型が結構似ています。同じ階級のボクサーに比べてリーチが長く、中間距離での打ち合いを好みます。サンタクルスはとにかく手数が多い分、戦い方は少し違うかもしれませんね。

さて、こちらも久々のフェザー級戦で、サンタ・クルスがどのように動けるのか。これに尽きますね。

キーナン・カルバハルというボクサーは、かの名王者、マイケル・カルバハルの親戚のようですね。マイケルの姪の息子、という関係性のようです。

それでもマイケル・カルバハルはわざわざ「キーナンには関与しない」という声明を出して居ますので、薄い血の繋がりはあれど、関係性は良く無いようですね。

ともあれ、この一戦で注目すべきはレオ・サンタ・クルスが、フェザー級においてどれほどの脅威となり得るか、というところ。

ここに勝ち残ったならば、WBAレギュラー王者(リー・ウッドvsマイケル・コンランの勝者)との統一戦へ向かうかもしれません。

 

アベル・ラモス(アメリカ)27勝(21KO)4敗2分

vs

ホセシト・ロペス(アメリカ)38勝(21KO)8敗

これぞ「サバイバルマッチ」の最たるものかもしれません。

アベル・ラモス、ホセシト・ロペス、それぞれ王座に挑戦しながらもあと一歩、届かないボクサー同士の一戦は、ウェルター級12回戦で行われるようです。

とにかく戦歴のものすごいボクサー2人。

ラモスの敗戦は新しい順でヨルデニス・ウガス、ジャマル・ジェームス、イバン・バランチェク、レジス・プログレイス。敗戦は世界王者(ジェームスも一応暫定王者)のみです。

前戦ではオマール・フィゲロア(アメリカ)を6Rでストップ、調子を上げているように見え明日ね。

対してホセシト・ロペスは2003年2月にプロデビューしているので、この試合が行われる2022年2月にはプロ19年(!!)年目に突入します。

順風満帆のキャリアでは無いものの、2019年にはキース・サーマンに善戦し、その後は2連勝(2KO)しています。こちらも良い勝ち方をしているようですね。

強者同士のサバイバルマッチ!!(とは言ってもおそらく負けた方のボクサーもまだ続けるのでしょうが)こういうベテラン同士の一戦も、非常に楽しみです。

※ホセシト・ロペスは離脱、アベル・ラモスはPPVファイトから外れてしまいました。

代わりにヘスス・ラモス(アメリカ)vsウラディミール・エルナンデス(メキシコ)のスーパーウェルター級戦。

 

ルイス・ネリ(メキシコ)31勝(24KO)1敗

vs

カルロス・カストロ(アメリカ)27勝(12KO)無敗

この試合の注目度はどうなんでしょうか。ネリは前戦、ブランドン・フィゲロア(アメリカ)に敗れたことで一気に商品価値が下がった、ということなのか?と問われると、必ずしもそうでは無いと思います。

ここでもし、カストロに勝つようなら、まだまだネリの商品価値はありそうです。

↓フィゲロアvsネリの観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

日本のボクシングファンの中には、ネリを毛嫌いしている方も多いでしょう。ネリのしてきたことを考えれば当然です。

個人的にはもう憎悪という感情はなく、日本のボクシングファンにとって話題を作ってくれる1人のボクサーで、当然決して好きではなく、嫌いです。

ということで、今回も当然のごとくネリの対戦相手であるカルロス・カストロを応援です。

さて、このカストロも我々日本のボクシングファンと無関係ではありません。

2019年2月、ゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)との一戦。セルバニアは、その1年半ほど前、オスカル・バルデス(メキシコ)と好勝負を繰り広げ、その前々から井上尚弥のスパーリングパートナーとして名を馳せていたこともあり、注目のボクサーでした。

 

しかし、このセルバニアをカストロは完封。

真っ直ぐで長いジャブと、力強いパワーパンチを使い分けられる、総合力の高いボクサーです。リーチもあり、距離感にも優れている印象があります。

2020年7月にセサール・フアレス(メキシコ)を4Rでストップ、2021年8月にはオスカル・エスカンドン(コロンビア)に苦戦を許すも、10RでTKO勝利。

フアレス戦では強さ、巧さを見せ、エスカンドン戦では序盤の劣勢から中盤に流れを引き戻し、最終的には力でねじ伏せるというハートの強さも垣間見えた一戦。このエスカンドンのようにグイグイと来る低身長のファイタータイプは、やや不得意そうにも見えました。

さて、ルイス・ネリ戦はどうか。

ネリは連打の回転力に優れたボクサーで、踏み込みも速く、パンチは強い。

スーパーバンタム級ではパワーはやや目減りしているものの、倒せるパンチはあるでしょう。

カストロには序盤、ボクシングで痛めつけて、中盤から後半にかけて、スタミナの持たない可能性のあるネリをストップしてもらいたい。ただ、カストロはややスロースターター気味か?と感じるので、くれぐれも序盤には気をつけてほしいですね。

 

放送・配信

このサーマンvsバリオスをメインとしたPBC興行は、アメリカではFOXスポーツがPPVで中継。その価格は74.95$、日本円にすると9,000円くらい。超高い。

これはもし日本でPPVを購入できるとしても、なかなか手が出ない価格ですね。

日本ではWOWOWが後日ディレイ放送してくれますが、日程は2/28(月)まで待たなければなりません。

しかし、イギリスや他の国のFITE.TVでは、このサーマンvsバリオスのPPVは1,220円で購入できます。

もしこのサーマンvsバリオスをライブでどうしても見たい、という方がいれば、下記のリンクの方法を試してみて下さい。私はこの方法で見ます。

boxingcafe.hatenablog.com

↓もう購入しました笑!!

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