信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】18勝18KO、バージル・オルティスが登場!パーフェクトレコードは続くのか。

先週末は、期待を大きく上回る大激闘、素晴らしい試合を見せてくれたイギリス興行がありました。

注目試合が少ない中で、このプロボクシングのおもしろさを全て詰め込んだような試合を見せてくれて、両ボクサーには感謝しかありません。

↓観戦記

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戦争のニュースで心が壊れそうな毎日ですが、趣味に没頭する時間というのは憂鬱な世界のことを忘れさせてくれます。私のこころは、ボクシングがなければとっくに壊れていたかもしれません。

そして週末は、日本でも大注目興行である矢吹正道vs寺地拳四朗のWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、ドバイではサニー・エドワーズvsムハマド・ワシーム、アメリカでもエドガー・ベルランガvsスティーブ・ロールズ、バージル・オルティスJr.vsマイケル・マッキンソンと注目試合が目白押し。

その中で今回は、オルティスvsマッキンソン、DAZNでの放映興行をプレビューです。

↓矢吹vs拳四朗のプレビュー

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3/19(日本時間3/20)アメリカ・カリフォルニア

バージル・オルティスJr(アメリカ)18勝(18KO)無敗

vs

マイケル・マッキンソン(イギリス)21勝(2KO)無敗

海外ボクシングのファンで、このバージル・オルティスJrとジャロン・エニスを知らない人はもういないのかもしれない、というほど逸脱したプロスペクトのうちの一人である、オルティス。

その戦績を見ればどういうボクサーかということもわかりそうなものですが、このデビュー以来18連続KO勝利という記録は、決して作られた記録ではありません。

特にこの直近では、あのテレンス・クロフォード(アメリカ)から幻のダウンを奪う等善戦したエギディウス・カバラウスカス(リトアニア)を8RでTKO、その前は元WBO世界スーパーライト級王者、モーリス・フッカー(アメリカ)を7RKOとその勢いは止まるところを知りません。

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グローブに何かを仕込んでいるんじゃないか、とも思えるほど硬質なパンチと、その土台となる強靭なフィジカルを持つオルティス。そして何よりも、その魅力は「超」がつくほどのアグレッシブネスにあると思います。

常に攻めの姿勢を崩さないオルティスは、その代償としてややディフェンス面には難があることも事実。ここが、ジャロン・エニスに評価面でやや劣るところ、と言って良いでしょう。そしてそここそが、やはりオルティスが人気者である理由の一つでもあると思います。

オルティスに、天は二物を与えませんでしたが、だからこそこのボクサーはおもしろい。このオルティスのボクシング、いや「拳闘」にはロマンを感じざるを得ず、その豪快な倒しっぷり、溌剌としたリング上の雰囲気とは裏腹に、ある種の儚さすら感じてしまいます。私はこのボクサーのキャリアを、最後までしっかりと見届けたい。

さて、マイケル・マッキンソン。2014年にプロデビューしたボクサーで、2017年にWBCウェルター級のユース王座を獲得。その後、WBCインターナショナル同級王座、WBO欧州同級王座、WBOグローバル同級王座を獲得してステップアップしてきたボクサーです。

 

ボクシング一家に育ったようで、父であるマイケル・バリンガルのもとでボクシングをはじめ、弟のルーカス・バリンガルもプロボクサー。

決して期待されるようなキャリアを築いてきたわけではなかったようで、曰く、「何度もBサイドとして戦った」とのこと。ここ数戦は、好戦績の相手をしっかりとポイントアウトしているようです。

これまでの最大の勝利は、前々戦であるクリス・コンゴ(イギリス)戦とのことで、この一戦は初めてイギリス国外で戦った、ともあります。

尚、前戦(ルノウスキー戦)のハイライトはDAZNのYoutubeチャンネルで見れます。

HIGHLIGHTS | Michael McKinson vs. Przemyslaw Runowski - YouTube

右ジャブとステップワークで距離をキープする、やりづらいボクサーに見えます。この試合ではKO率の高くないルノウスキーを相手に逆にプレスをかける場面も目立ちますが(ハイライトだから?)果たしてオルティス相手にこれができるかというと難しいでしょう。

かといって、オルティスのプレスを12Rにわたり躱し続けられるか、というとそれもまた難しいと思います。

ここはあくまでもオルティスにとっては調整試合。

オルティスは、このマッキンソン戦が終われば、スペンスと戦いたい、と言っています。叶うか、叶わないか、それはこの戦いの後、そしてスペンスvsウガスが終わってからの交渉でしょう。

 

ともかく、油断なく、パーフェクトレコードを維持したまま、強豪王者にチャレンジする姿を見たい。世界ランクはWBCとWBOで1位、WBA2位、IBF4位。もう手を伸ばせば届くところに、世界王者がいます。願わくば、誰かが返上しての決定戦ではなく、強い王者から世界王座を奪い取ってもらいたい。

アレクシス・ロチャ(アメリカ)18勝(12KO)1敗

vs

ブレアー・コブス(アメリカ)15勝(10KO)無敗1分

24歳のプロスペクト、アレクシス・ロチャと、32歳にして無敗をキープするブレアー・コブスの興味深い一戦がセミファイナル。こちらもウェルター級戦で、10回戦で行われます。

カリフォルニア生まれ、「オレンジカウンティ(南カリフォルニアの中央に位置する郡)のライジングスター」と紹介されるの「レックス」ロチャがAサイドで、ペンシルバニア生まれのコブスがBサイドで間違いはないでしょう。

両者のハイライトを視聴した感想。

ともにサウスポーですが、そのファイトスタイルは真逆と言っても良い。

ロチャはガードを固めてプレスをかけ、硬質なショートパンチを武器に攻めるボクサーで、ボディから顔面へのパンチは非常にしっかりと打つイメージ。

 

このロチャは、まずは近づけるかどうかが鍵となりそうなボクサー。

対してコブスは、リズムがよく、出入りのスピードに優れるコンビネーションパンチャーよりのボクサー。そのパンチは比較的ワイルドで、隙も多いイメージはありますが、強弱をつけたコンビネーションが打てる分、ロチャに比べてボクシングの幅は大きそうです。ただ、後半になるとコブスも足が止まる傾向にあるかもしれません。

なので必然、ロチャがプレスをかけ、入り際にコブスがカウンターを狙う、という立ち上がりになるでしょう。コブスは踏み込みも大きく鋭く行けるので、ある程度の距離を保ちつつ、時にコンビネーションで攻め入り、そこをロチャが迎え撃つ、という展開も予想できます。そして後半は打撃戦にもなるかもしれません。

個人的には、その実力は拮抗しているように見え、好勝負が期待できそうな一戦。

どちらかが、現在のウェルター級のトップ戦線の下あたりのボクサーを脅かすようなパフォーマンスが見せられれば非常に面白い。

 

放送・配信

バージル・オルティスJrの世界タイトルへの「最終調整」(になってほしい)試合は、今回もDAZNが生配信。

日時は日本時間で3/20(日)10:00~、メインイベントのリングウォークは時間が出ていませんでしたが、おそらくお昼頃だと思います。

↓DAZNの加入はこちら

DAZN

尚、今後の放映スケジュールとしては、

3/27(日)AM4:00〜キコ・マルティネスvsジョシュ・ウォーリントン2

4/10(日)AM11:00〜ライアン・ガルシアvsエマヌエル・タゴエ

4/17(日)AM3:00〜コナー・ベンvsヴァン・ハーデン

となっています。

毎週何かしら中継してくれるのは有り難い。

 

 

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